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毎日掃除機をかけているのに猫の毛がなくならない…回数を増やすしかない?

猫の毛に悩む、暮らしの一コマ

毎日掃除機をかけているのに、気づけば床やソファにまた猫の毛が落ちている…。

 

「朝も掃除したのに、もう毛がある」と、掃除しても終わりがないように感じることもありますよね。

 

特に換毛期は抜け毛が増えやすく、猫が歩いたりソファに飛び乗ったりするだけでも毛が舞います。

だからといって、掃除機をかける回数を1日2回、3回と増やすしかないのでしょうか。

 

実は猫の毛は、床に落ちているものだけではありません。

 

掃除機で「落ちた毛を取る」ことに加えて、ブラッシングや布製品のお手入れ、空気中に舞う毛への対策まで分けて考えると、今より掃除の負担を減らせる可能性があります。

 

この記事では、毎日掃除しても猫の毛がなくならない理由を整理しながら、掃除機をかける回数を増やす前にできることを順番に紹介します。

1.毎日掃除しているのに、なぜ猫の毛はなくならない?

猫と暮らしていると、朝に掃除機をかけたばかりなのに、夕方にはまた床に毛が落ちていることがあります。

特に2匹以上飼っている家庭では、それぞれが部屋を歩いたり、ソファへ乗ったりするたびに新しい抜け毛が出ます。

 

「毎日きれいにしているのに、どうしてなくならないの?」と思うかもしれません。

しかし、これは掃除の仕方が悪いとは限りません

猫の毛は一度取り除けば終わる汚れではなく、生活している間にも少しずつ抜け続けるからです。

猫のいる暮らし

掃除した直後から、次の抜け毛は出始める

猫が普段どおりに過ごしているだけでも毛は抜けます。

毎日掃除しているのに再び目につくのは、掃除前の毛が残っているからとは限りません。

猫の毛は床だけに落ちているわけではない

掃除機をかけると、フローリングやカーペットに落ちた毛はかなり取り除けます。

 

ただし、室内にある猫の毛は床の上だけではありません。

ソファやクッション、猫用ベッド、カーテンなどの布製品にも付着します。

 

猫が走ったり、高い場所から降りたりすれば、一度落ちた細い毛が再び舞うこともあります。

 

ブラッシングをしたときに、抜けた毛がふわっと周囲へ広がった経験がある人もいるでしょう。

毛がたまりやすい場所 起こりやすいこと
床・カーペット 歩いたあとや換毛期に目立ちやすい
ソファ・クッション 座ったり寝たりした場所へ付着する
猫用ベッド 長時間過ごすため抜け毛が集まりやすい
空気中 細い毛が動きによって舞うことがある

2匹いれば、抜け毛が出るタイミングも増える

猫を2匹飼っているからといって、単純に毛の量が2倍になるとは言い切れません。

毛の長さや種類、季節、ブラッシングの頻度などによって差が出るためです。

 

それでも、毛が発生するきっかけは1匹だけの家庭より増えやすくなります。

たとえば1匹が窓辺で寝ている間に、もう1匹がリビングを走り回ることもあるでしょう。

 

朝に床をきれいにしても、その後ずっと猫たちは生活しています。

掃除した直後の状態を一日中保つのは、そもそも難しいのです

「毛がある=掃除が足りない」とは限らない

毎日掃除機をかけていても、猫が暮らしていれば新しい抜け毛は発生します。

見つけるたびに自分の掃除不足だと考えなくても大丈夫です。

掃除機をかける回数だけを増やせばいい?

猫の毛を見つけるたびに掃除機を出せば、床に落ちている量は減らせます。

ただ、朝・昼・夜と回数を増やしていくと、掃除そのものが大きな負担になってきます。

 

しかも掃除機が得意なのは、基本的に床やカーペットなどに落ちた毛を吸い取ることです。

ソファに絡んだ毛には別のお手入れが向いていますし、まだ室内を漂っている細かな毛には違う考え方が求められます。

「もっと掃除する」だけで考えない

猫の毛対策は、床掃除だけに集中するより、「落ちた毛」「布製品に付いた毛」「まだ舞っている毛」に分けると整理しやすくなります。

毎日掃除機をかけているなら、すでに床の抜け毛にはかなり手をかけています。

それでも追いつかないと感じるなら、次に考えたいのは回数を増やすことだけではありません。

まずは猫の毛がどこから出て、どこへたまっているのかを分けて見てみましょう。

2.猫の毛は床だけにあるわけではない

猫の抜け毛が気になると、最初に目につくのは床ではないでしょうか。

フローリングの隅に集まった毛や、カーペットに絡んだ毛なら掃除機で吸い取れます。

猫の毛は床だけじゃない

ところが、部屋の中をよく見ると別の場所にも付着しています

猫の毛対策を考えるなら、すべてを掃除機だけで取ろうとせず、毛がある場所に合わせて方法を変えることが大切です。

掃除機が得意なのは床に落ちた毛

掃除機を使いやすいのは、フローリングやラグなどに落ちた抜け毛です。

部屋全体をまとめて掃除できるため、日常的なお手入れの中心として役立ちます。

部屋の隅や家具の下には毛が集まりやすいので、ヘッドが届く範囲を定期的に吸い取るとよいでしょう。

 

ただし、猫の毛は床へ落ちた時点で動かなくなるわけではありません。

人が歩いたり、猫が走ったりすると、軽い毛が床から浮き上がることもあります。

掃除機で取れるのは「今そこにある毛」

床をきれいにしても、そのあと猫が生活すれば新しい抜け毛が出てきます。

掃除機は頼れる道具ですが、一度かければ一日中同じ状態を保てるわけではありません。

ソファや布製品には毛が絡みやすい

猫がよく過ごすソファやクッションには、床とは違った形で抜け毛が残ります。

 

布地の繊維に入り込むと、掃除機を軽くかけただけでは取り切れないこともあるでしょう

猫用ベッドやブランケット、キャットタワーの布部分も同様です。

 

こうした場所では、粘着クリーナーやペット用ブラシなどを使ったほうが取りやすいこともあります。

毛がある場所・状態 向いている対策
フローリング 掃除機・フロアワイパー
カーペット・ラグ 掃除機・毛取りブラシ
ソファ・クッション 粘着クリーナー・毛取りブラシ
猫用ベッド・布製品 毛を取ってから洗濯する
空気中を舞っている毛 床掃除とは分けて考える

場所によって道具を使い分ける

床は掃除機、ソファは毛取りブラシというように分ければ、同じ場所を何度も掃除するより効率よく抜け毛を減らせます。

猫が動くたびに毛が舞うこともある

見落としやすいのが、まだ床や家具に落ち着いていない毛です。

猫がソファから飛び降りたり、部屋の中を走ったりすると、抜けた毛がふわっと舞うことがあります。

2匹で追いかけっこを始めれば、部屋の空気も大きく動きます。

 

ブラッシング中も同じです。

ブラシにまとまって取れる毛だけではなく、細かな毛が周囲へ飛ぶことがあります。

 

その時点では床に落ちていないため、掃除機をかけてもすぐには吸い取れません。

舞った毛はいずれ床や家具に落ちてくる

空気中へ浮いた毛も、いつまでも漂い続けるわけではありません。

時間がたてば床へ落ちたり、家具や衣類などに付着したりします。

 

これが「さっき掃除したのに、また毛が落ちている」と感じる理由の一つです。

朝に掃除機をかけたあと、猫たちがリビングで過ごせば、その間にも抜け毛は移動しています。

床に落ちる前の毛にも目を向ける

「床に落ちる→掃除機で吸う」だけを繰り返していると、掃除の回数は増えやすくなります。

すでに毎日掃除しているなら、別の段階から毛を減らせないか考えてみましょう。

猫の毛対策は3つに分けると考えやすい

ここまでを整理すると、猫の毛への対策は大きく3つに分けられます。

① 猫から抜ける毛を減らす
ブラッシングなどで、抜けかけている毛をあらかじめ取り除きます。

② 床や布製品に付いた毛を取る
掃除機や毛取りブラシなどを使い、場所に合わせて取り除きます。

③ 室内を舞う毛への対策を考える
床へ落ちてから何度も掃除するだけではなく、その前の段階にも目を向けます。

 

毎日掃除機をかけている家庭なら、②はすでにかなり実践しているはずです。

それでも猫の毛が気になるなら、掃除の回数を増やす前に①と③を組み合わせる方法があります。

 

次は、まず猫から抜ける毛そのものを減らすために、ブラッシングや日頃のお手入れを見直してみましょう。

3.掃除機の回数を増やす前にできること

朝に掃除機をかけても、夕方にはまた猫の毛が目につく。

そんな日が続くと、「朝と夜の2回にしようかな」と考えたくなります。

もちろん、気になったときに掃除すること自体は悪くありません。

 

ただ、毎日の回数を増やす前に試せることもあります。

猫から抜ける毛をあらかじめ取り除いたり、毛が集まりやすい場所を重点的に手入れしたりする方法です。

掃除する量そのものを減らす発想もある

床に落ちた毛を何度も追いかけるだけではなく、ブラッシングや猫がよく過ごす場所のお手入れを組み合わせてみましょう。

ブラッシングで抜けかけている毛を先に取る

猫の体には、すでに抜けている毛や抜けかけている毛が残っていることがあります。

そのまま部屋で過ごせば、歩いたり体をこすったりしたときに少しずつ落ちていきます。

 

そこで取り入れたいのがブラッシングです

抜けかけている毛をブラシで先に取れば、室内へ落ちる量を抑えることにつながります。

特に換毛期は抜け毛が増えやすいため、普段よりこまめなお手入れが役立つでしょう。

 

❌ただし、長時間続けたり、嫌がっている猫を無理に押さえたりするのは避けてください。

毛の長さや猫の性格に合わせ、負担にならない範囲で行います。

愛猫を優しくブラッシングする女性

2匹とも同じペースとは限らない

同じ家で暮らしていても、毛の長さや抜け方、ブラッシングを好むかどうかは猫ごとに違います。

2匹まとめて同じ方法に合わせず、それぞれの様子を見ながら続けましょう。

猫が長く過ごす場所から優先して手入れする

家中を毎回くまなく掃除しようとすると、それだけで大仕事になります。

 

猫の行動を見ていると、長く過ごしている場所は意外と限られているものです。

いつも寝ているクッション、お気に入りのソファ、窓際のスペースなどを見てみましょう。

 

2匹いる家庭なら、それぞれにお気に入りの場所が分かれていることもあります。

抜け毛が集中する場所を優先すれば、家全体の掃除を増やさなくても対処しやすくなります。

見直したい場所 お手入れの例 考え方
いつもの寝床 付着した毛をこまめに取る 長時間過ごす場所を優先
ソファ 毛取りブラシなどを使う 座面や背もたれを中心に見る
ブランケット 毛を取って定期的に洗う 洗いやすい物を使うのも手
キャットタワー 布部分や台座を手入れする よく使う段を優先する

掃除する場所に優先順位をつける

猫の毛を一本も残さないようにしようとすると、掃除に終わりがなくなってしまいます。

 

そこで、「毛が目立ちやすい場所」と「それほど気にならない場所」を分けてみる方法もあります。

たとえば家族が集まるリビングは毎日きれいにして、使用頻度の低い部屋は少し間隔を空けるといった考え方です。

食事をする場所や衣類へ毛が付きやすい場所を優先するのもよいでしょう。

すべての部屋を同じ頻度で掃除しなくても構いません。

家中より、猫がよくいる場所から

「家中を毎回」から「毛が集まる場所を優先」へ

猫がほとんど入らない部屋まで毎日同じように掃除するより、よく過ごす場所へ手間をかけたほうが効率的です。

猫の行動範囲を基準に考えてみましょう。

掃除しやすい環境に変える方法もある

抜け毛対策では、掃除の方法だけでなく部屋の状態も影響します。

床に物が多ければ、そのたびに移動させなければ掃除機をかけられません。

 

猫用のおもちゃや小物をまとめておくだけでも、日々の作業はスムーズになります。

洗えるカバーをソファに掛けておけば、毛がたまったときに外して手入れすることもできます。

「どうやって毛を取るか」と同時に、「どうすれば簡単に掃除できるか」も考えてみましょう。

それでも掃除したあとに毛が落ちてくるのはなぜ?

ブラッシングをして、猫が過ごす場所も手入れした。

それでも時間がたてば、床に新しい毛を見つけることはあります。

 

猫から抜ける毛を完全になくすことはできないからです。

さらに、ブラッシングや掃除をしている最中に細かな毛が舞い上がることもあります。

その毛がしばらくして床へ落ちれば、「また毛が増えた」と感じるでしょう。

掃除機を増やしても追いかけ続ける形になりやすい

朝に吸い取ったあとで舞っていた毛が落ちれば、昼には再び床に現れます。

それをまた掃除するだけでは、家事の負担が増えてしまいます。

ここで少し発想を変えてみましょう。

床に落ちたあとで取るだけではなく、まだ室内を舞っている段階の毛にできることはないのでしょうか。

次は、掃除機では追いにくい「空気中を舞う猫の毛」について考えていきます。

4.掃除機では追いにくい「空気中を舞う猫の毛」

床やソファに付いている猫の毛なら、目で見ながら取り除けます。

 

厄介なのは、猫や人の動きによって舞い上がった毛です

 

掃除した直後には見えなかったのに、しばらくすると部屋の隅や家具の上に毛が見つかることもあります。

「さっき取り切れなかったのかな」と思いがちですが、それだけが理由とは限りません。

掃除を終えた時点では空気中にあった毛が、そのあと床や家具へ落ちた可能性も考えられます。

猫の毛は「抜ける→舞う→付着する」と動いている

目に見える床の毛だけを取っても、室内では別の毛が動いています。

「掃除した場所」と「その後に毛が落ちた場所」を分けて考えてみましょう。

猫が走ったりジャンプしたりすると毛も動く

猫が静かに寝ているときと、活発に動いているときでは室内の状況が変わります。

 

キャットタワーから飛び降りる、ソファへ駆け上がる、床を走る。

こうした動きによって空気が流れ、体から抜けた軽い毛や周囲にあった毛が舞い上がることがあります。

 

2匹で追いかけっこを始めれば、動く範囲はさらに広がるでしょう。

人が部屋を歩いたときにも、床にあった細かな毛が再び浮き上がることがあります。

陽だまりを駆ける猫たち

日常の場面 毛が動くきっかけ
猫が部屋を走る 体から抜けた毛や床の毛が舞いやすくなる
高い場所から降りる 着地によって周囲の空気が動く
ソファでくつろぐ 抜け毛が布地へ付き、立ち上がる際に動くこともある
ブラッシングする ブラシで取れなかった細かな毛が周囲へ広がることがある
人が歩く 床に落ちていた軽い毛が動くことがある

舞った毛はやがて別の場所へ付着する

猫の毛がすべて長時間にわたって空気中を漂い続けるわけではありません。

大きさや重さ、室内の空気の流れなどによって動き方は変わります。

 

舞い上がったあと、そのまま床へ落ちる毛もあれば、ソファや棚などに付着するものもあります。

衣類に付いて初めて気づくこともあるでしょう。

 

つまり、猫の毛は「床にあるもの」だけを見ていても全体を捉えにくいのです。

棚の上に猫の毛があるのも不思議ではない

猫が直接乗っていない家具でも、舞った毛が付着することがあります。

「猫が行かない場所なのに毛がある」という現象も、室内で毛が動いていると考えれば理解しやすくなります。

掃除機は床に落ちてから力を発揮する

掃除機は猫の抜け毛対策で頼りになる道具です。

フローリングやカーペットに落ちた毛をまとめて吸い取れるため、これからも日常の掃除で活躍します。

 

ただし、まだ空中を移動している毛を掃除機で追いかけるのは現実的ではありません。

毛が落ちるのを待ってから再び吸い取ろうとすれば、そのたびに掃除を繰り返すことになります。

 

これが「毎日掃除しているのに終わらない」と感じる原因の一つです

掃除機だけですべての毛を取ろうとしない

床へ落ちた毛を取る道具と、舞っている毛への対策は役割が違います。

掃除機の性能や使用回数だけの問題として考えると、家事を増やす方向へ進みがちです。

「落ちてから取る」以外の方法も考えてみる

ここまで考えると、毎日掃除機をかけても毛が再び目につく理由が見えてきます。

 

猫から新しい毛が抜ける。

猫や人が動くことで、その毛や床にあった毛が舞う。

やがて床や家具へ落ち、再び目に見えるようになります。

 

この繰り返しに対して、掃除機をかける回数だけを増やすと負担も大きくなります。

床へ落ちる前に捕まえるという考え方

床掃除をやめるのではありません。

「落ちた毛は掃除機」「舞っている毛は別の方法」と役割を分ければ、同じ対策を何度も繰り返さずに済みます。

猫の毛が抜けて舞い付着する流れ

では、室内を舞っている猫の毛には、どのような方法が考えられるのでしょうか。

 

そこで選択肢になるのが、空気を吸い込みながら毛を捕集する空気清浄機です。

ただし、空気清浄機ならどれを置いても同じというわけではありません

 

猫と暮らす家庭では、抜け毛をどう取り込むのか、お手入れしやすい構造なのかといった視点も大切です。

次は、猫の毛対策として空気清浄機を使うと何が変わるのかを見ていきましょう。

5.猫の毛対策に空気清浄機を使うと何が変わる?

空気中を舞う猫の毛まで考えると、選択肢の一つになるのが空気清浄機です。

室内の空気を吸い込み、フィルターを通して戻す仕組みを利用して、漂っている毛を捕集します。

 

ただし、空気清浄機を置けば猫の抜け毛問題がすべて解決するわけではありません。

すでに床へ落ちた毛や、ソファの繊維に絡んだ毛まで吸い取ってくれる機械ではないからです。

 

大切なのは掃除機の代わりとして考えるのではなく、それぞれに違う仕事を任せることです。

掃除機と空気清浄機は担当する毛が違う

掃除機は床へ落ちた毛を取るのが得意です。

空気清浄機は、室内を漂って吸気口へ届いた毛を捕集します。

どちらか一つに任せるのではなく、役割を分けて考えてみましょう。

空気中を漂っている間に毛を捕まえる

4章で紹介したように、猫の毛は抜けた瞬間にすべて床へ落ちるとは限りません。

猫が走ったり、人が歩いたりした際の空気の流れによって動くことがあります。

その毛が床へ落ちれば、次に掃除機をかけるまで残ることになります。

掃除後のくつろぎ時間

空気清浄機を使う目的は、この流れの途中へ対策を加えることです

本体へ吸い込まれた毛をフィルターで捕集できれば、その分は床や家具へ移動しにくくなります。

「落ちる→掃除する」の途中に対策を加える

これまでは床へ落ちた毛を掃除機で取っていました。

そこへ「舞っている毛を空気清浄機で捕まえる」という方法を加えると、抜け毛対策を2段階に分けられます。

空気清浄機を置いても掃除機は使う

ここは勘違いしやすい点です。

空気清浄機が猫の毛を捕集できるからといって、毎日の床掃除を完全に任せられるわけではありません。

 

猫の体から抜けた毛の中には、そのまま床へ落ちるものもあります。

カーペットへ絡んだり、ソファや衣類へ付着したりする毛も残ります。

 

そうした抜け毛は、これまでどおり掃除機や毛取りブラシなどで取り除きます。

対策 主な役割 向いている毛
ブラッシング 抜けかけた毛を先に取る 猫の体に残っている抜け毛
空気清浄機 吸い込んだ毛をフィルターで捕集する 室内を漂って吸気口へ届いた毛
掃除機 床に落ちた毛を吸い取る フローリングやラグなどの毛
毛取りブラシなど 布地に絡んだ毛を取る ソファやクッションなどの毛

「掃除をしなくていい」ではなく「追いかける毛を減らす」

毎日掃除機をかけている人にとって、大きな負担になるのは掃除そのものだけではありません。

きれいにした直後にまた毛を見つけ、「もう一度かけたほうがいいかな」と考えることも負担になります。

 

空気清浄機を取り入れる目的は、掃除をゼロにすることではありません。

室内を漂っている段階で捕集できる毛を増やし、床へ落ちてから追いかける量を減らすことです。

 

朝に一度掃除機をかけたあと、空気清浄機を運転しておく。

その間も猫たちはいつもどおり部屋で過ごせます。

 

「毛を見つけるたびに掃除機を出す」という流れから離れやすくなるでしょう。

目標は猫の毛をゼロにすることではない

猫と暮らしている以上、抜け毛そのものをなくすことはできません。

「一本も落ちていない状態」ではなく、毎日の掃除で追いかける量を減らすと考えたほうが続けやすくなります。

猫の毛対策なら空気清浄機の吸い込み方にも注目したい

ここで、「家にある空気清浄機なら何でもいいの?」という疑問も出てきます。

花粉や細かなホコリを捕集することを中心に考えた製品と、ペットの抜け毛まで意識した製品では特徴が異なります。

 

猫の毛は、花粉などの微粒子と比べて大きく重さもあります。

そのため、抜け毛対策を目的に選ぶなら、毛を吸い込みやすい構造かどうかも見ておきたいポイントです。

 

さらに、吸い込んだ毛が最初にたまる部分のお手入れも無視できません。

2匹の猫と暮らしていれば、捕集する量が増える日もあるでしょう。

猫と暮らすなら「毛を吸えるか」まで見る

空気清浄機を猫の抜け毛対策にも使いたいなら、空気をきれいにする性能だけで選ばず、吸気口やプレフィルターなど毛を捕まえる部分にも注目してみましょう。

空気清浄機を追加するなら、猫と暮らす家庭に向いた製品を選びたいものです。

そこで候補になるのが、ペットの毛を捕まえることまで考えて設計された空気清浄機です。

 

次は、360°から空気を吸い込み、ペット向けのプレフィルターを備えた「SwitchBotの空気清浄機2種類」を詳しく見ていきます。

6.猫の抜け毛対策を考えた空気清浄機なら何を選ぶ?

猫の毛を床へ落ちてから掃除するだけでなく、室内を漂っている間にも捕まえたい。

そんな目的で空気清浄機を選ぶなら、一般的な集じん性能だけでなく「ペットの抜け毛をどう吸い込むか」に注目したいところです。

 

候補になるのが「SwitchBot 空気清浄機」です。

360°全方向から空気を吸い込む構造で、ペットの毛を想定した目の粗い吸気口を採用しています。

吸い込んだ毛を受け止めるペット向けプレフィルターも備えており、公式試験では30分間の抜け毛浄化率93.45%とされています。

 

さらに、SwitchBot公式サイトにはペット向けに特化した「homerunPET 空気清浄機Airbo」もあります。

どちらも猫の抜け毛対策に使えますが、価格や特徴が異なります。

参照:SwitchBot 空気清浄機|SwitchBot公式サイト

猫の毛を考えて作られた空気清浄機がある

空気中の細かな粒子を捕集するだけでなく、ペットの抜け毛を吸い込む構造まで考えられています。

毎日の床掃除とは別の段階から毛を減らしたい家庭と相性のよい製品です。

SwitchBot 空気清浄機は360°から漂う毛を吸い込む

SwitchBot 空気清浄機

SwitchBot 空気清浄機の大きな特徴は、本体の周囲から空気を取り込める構造です。

目の粗い全方向型吸気口を採用し、一般的な細かなホコリだけでなく、ペットの毛も吸い込めるように設計されています。

吸気口から入った抜け毛は、ペット向けプレフィルターで捕集します。

 

公式サイトによると、SwitchBotラボの試験では30分間の抜け毛浄化率が93.45%でした。

これは「部屋にある猫の毛の93.45%が必ずなくなる」という意味ではありません。

試験環境で得られた数値なので、部屋の広さや家具の配置、猫の動きなどによって実際の使用環境は変わります。

 

それでも、メーカー自身がペットの抜け毛を対象に性能試験を行っている点は、猫と暮らす家庭にとって選ぶ材料になります。

約25畳まで対応するのでリビングにも置きやすい

SwitchBot 空気清浄機は、約25畳までの空間に対応しています。

2匹の猫がリビングを中心に過ごしている家庭なら、猫たちの生活スペースへ置く使い方を考えやすいでしょう。

 

ペットモードも搭載されています。

このモードでは抜け毛を集めるための風量を保ちながら、立ち上げやモード変更時の動きを緩やかにします。

突然モーター音が変化して、猫を驚かせにくくするための工夫です。

人だけでなく猫が毎日過ごす部屋へ置く

抜け毛対策なら、普段ほとんど使わない部屋より、猫が走ったりくつろいだりする空間へ設置するほうが目的に合います。

2匹ともリビングで過ごす時間が長いなら、まずそこから考えてみましょう。

ペットのニオイ対策も同時にできる

猫と暮らしていると、気になるのは抜け毛だけとは限りません。

 

トイレ周辺などのニオイも、毎日の暮らしでは気になることがあります。

SwitchBot 空気清浄機はペット専用活性炭フィルターを採用しており、公式試験では30分間の異臭浄化率98.18%とされています。

 

HEPAフィルターによる花粉やアレルゲンなどの捕集にも対応しています。

「猫の毛を吸う機械」としてだけではなく、リビング全体の空気を整える用途まで兼ねられるのが特徴です。

さらにペット特化で選ぶならhomerunPET Airboもある

homerunPET 空気清浄機Airbo

もう一つ比較しておきたいのが「homerunPET 空気清浄機Airbo」です。

 

こちらもSwitchBot公式サイトで販売されていますが、ペットとの暮らしをさらに強く意識した製品です。

広い吸込み口を備え、公式では舞い散る抜け毛を95.01%キャッチするとしています。

柵状ではない吸込み口を採用しており、毛が詰まりにくく、お手入れしやすい構造です。

 

さらに、ペット専用脱臭活性炭フィルターを搭載。

公式試験ではペットの尿などのニオイを92.4%、汗のニオイを95%除去したとされています。

猫アレルゲン(Fel d1)についても、99.02%除去という試験結果が掲載されています。

93.45%と95.01%だけで優劣は決めない

SwitchBot 空気清浄機とAirboでは、それぞれメーカーが示している試験条件を踏まえて見ることが大切です。

数値だけを横並びにして「Airboのほうが1.56ポイント高性能」と判断するのは避けましょう。

SwitchBot 空気清浄機とAirboはどう選ぶ?

今回の記事で考えたいのは、「猫の毛を一本残らずなくすにはどちらが上か」ではありません。毎日掃除機をかけている家庭が、これ以上掃除の回数を増やさずに済む方法を探すことです。その視点で2製品を比べると、選び方が分かりやすくなります。

比較項目 SwitchBot 空気清浄機 homerunPET Airbo
公式価格 24,800円(税込) 49,500円(税込)
対応する広さ 約25畳 23畳
抜け毛への特徴 360°全方向型吸気口+ペット向けプレフィルター 広い吸込み口+毛が詰まりにくい構造
抜け毛の公式試験値 30分間の抜け毛浄化率93.45% 舞い散る抜け毛を95.01%キャッチ
ペットへの配慮 ペットモードを搭載 爪が引っ掛かりにくい吸込み口・噛み防止コード・自動ロック・滑り止め
向いている家庭 抜け毛対策を無理のない価格から始めたい 毛・ニオイ・アレルゲンまでペット対策を重視したい

※価格や仕様は記事執筆時点の公式サイト掲載情報です。

価格を見ると、SwitchBot 空気清浄機は24,800円、Airboは49,500円です。

差額は24,700円あるため、単純に上位の製品を選べばよいとは言えません。

 

猫の抜け毛を吸い込む機能は、どちらにも用意されています。

そのうえでペット向けの安全設計やアレルゲン対策まで重視するなら、Airboを検討する価値があります。

 

反対に、「毎日掃除機をかけてもまた毛が落ちている」という今回の悩みから始めるなら、SwitchBot 空気清浄機のほうが取り入れやすいでしょう。

今回ならSwitchBot 空気清浄機から考えやすい

すでに毎日掃除機をかけているなら、床掃除をさらに増やすより、漂う毛を捕まえる役割を追加する方法があります。

24,800円から始められるSwitchBot 空気清浄機なら、2匹の猫が過ごすリビングにも導入を検討しやすいでしょう。

▶ SwitchBot 空気清浄機の詳細はこちら

▶ homerunPET Airboの詳細はこちら

空気清浄機を取り入れても、掃除機やブラッシングが不要になるわけではありません。

 

大切なのは、一つの道具ですべてを解決しようとしないことです。

「猫から抜ける前」「室内を漂っている間」「床へ落ちたあと」で対策を分ければ、それぞれの道具に任せる仕事が見えてきます。

 

次は、掃除機と空気清浄機を実際の生活の中でどう使い分ければよいのか整理してみましょう。

7.掃除機と空気清浄機はどう使い分ける?

空気清浄機を取り入れたからといって、これまでの掃除方法を大きく変える必要はありません。

むしろ今回の目的は、猫の毛を見つけるたびに掃除機をかける生活から少し離れることです。

 

床へ落ちた毛は掃除機、室内を漂う毛は空気清浄機。

さらにブラッシングで抜けかけた毛を先に取れば、3つの段階に役割を分けられます。

今の掃除を増やすのではなく、役割を分ける

毎日1回掃除機をかけているなら、まずはその習慣を続けてみましょう。

そのうえで空気清浄機に別の役割を任せれば、「もう一度掃除しよう」と動く回数を減らしやすくなります。

朝の掃除機で床に落ちた毛をまとめて取る

毎朝掃除機をかける習慣がある家庭なら、無理に回数を変えなくても構いません。

夜から朝までに床へ落ちた毛を、いつもの掃除でまとめて吸い取ります。

猫がよく寝る場所や、毛が集まりやすい部屋の隅を中心にすれば効率的です。

 

カーペットやラグを使っているなら、その部分も一緒に手入れします。

ここまでは、これまで行ってきた床掃除とほとんど変わりません。

掃除が終わったあとも空気清浄機に任せる

問題は、掃除機を片付けたあとの時間です。

2匹の猫は、その後も部屋の中でいつもどおり生活します。

毛づくろいをしたり、ソファへ上がったり、突然追いかけっこを始めたりするでしょう。

 

そのたびに抜け毛が出ても、毎回掃除機を取り出すのは大変です。

そこで、室内を漂って吸気口へ届いた毛は空気清浄機に任せます。

 

人が掃除していない時間にも動かせる点が、掃除機との大きな違いです。

タイミング すること 狙い
朝など決めた時間 掃除機をかける 床へ落ちた毛をまとめて取る
日中 空気清浄機を運転する 漂って吸気口へ届いた毛を捕集する
ブラッシング時 抜けかけた毛を取る 室内へ落ちる前に減らす
毛が目立つとき ソファなどを部分的に手入れする 布地に絡んだ毛だけを取る

ブラッシングのときこそ空気清浄機を活用する

ブラッシングでは、ブラシにまとまって取れる毛だけでなく、細かな毛が周囲へ舞うこともあります。

終わったあとに床を見て、もう一度掃除したくなることもあるでしょう。

そんなときも、すぐに部屋全体へ掃除機をかけるとは限りません。

 

目立つ毛だけを片付け、空気中を漂って吸気口へ届くものは空気清浄機に任せる方法があります。

ブラッシングする場所の近くで使えば、猫の体から毛が抜けるタイミングと組み合わせやすくなります。

猫がよく過ごす場所を基準に置く

抜け毛対策を目的にするなら、部屋の端へ何となく設置するのではなく、猫が長く過ごす空間を基準に考えます。

ただし、吸気口や吹出口を家具などでふさがないようにしましょう。

2匹が走り回ったあとも、すぐ掃除機を出さなくていい

2匹で暮らしていると、突然追いかけっこが始まることがあります。

朝にきれいにしたリビングを走り回れば、抜け毛が新しく出たり、床に残っていた軽い毛が動いたりします。

これまでなら、その様子を見て「また掃除しないと」と感じていたかもしれません。

 

しかし、毛を一本見つけるたびに部屋全体を掃除する必要はないでしょう。

空気清浄機を運転しながら、床へ落ちた毛は次の掃除でまとめて取る。

目につく大きな毛のかたまりだけ、その場で拾う。

 

このくらいに分けたほうが、猫との生活を掃除中心にせずに済みます。

「毛を見つけた=今すぐ掃除」から離れてみる

空気清浄機を取り入れる意味は、掃除道具を一つ増やすことだけではありません。

人が掃除していない時間を機械に任せることで、抜け毛を追いかけ続ける負担を軽くできます。

空気清浄機のフィルターにたまった毛は手入れする

空気清浄機が毛を捕集すれば、その毛は本体のフィルター側にたまります。

つまり、床から毛が消えて終わりではありません。

捕まえた毛を定期的に取り除く作業は発生します。

 

特に2匹の猫がいる家庭や換毛期には、普段より早く毛がたまることも考えられます。

本体の状態を見ながら、使用している製品の取扱説明書に沿って手入れしましょう。

吸わせっぱなしにはしない

ペットの毛を捕集するほど、プレフィルターなどには毛がたまります。

性能を活かすためにも、猫の抜け毛が多い時期は汚れ具合を普段より意識して見ておきましょう。

毎日の掃除を「人だけで全部やる」必要はない

猫の毛は、今日きれいにしたら明日から出なくなるものではありません。

だからこそ、毎日すべてを人の手で追いかけようとすると疲れてしまいます。

 

・ブラッシングで抜けかけた毛を取る。

・室内を漂って吸気口へ届いた毛は空気清浄機で捕集する。

・床へ落ちた分は、いつもの掃除機でまとめて吸い取る。

・ソファなどに付着した分だけ、別のお手入れを加える。

こうして役割を分ければ、掃除機を1日2回、3回とかけることだけが解決策ではなくなります。

猫の毛は3段階で対策

掃除の回数ではなく、毛を取るタイミングを増やす

人が掃除機をかける回数を増やすのではなく、「抜ける前」「漂っている間」「落ちたあと」に分担します。

猫の毛が出続ける暮らしだからこそ、無理なく続けられる仕組みに変えていきましょう。

次は、ここまでの対策を踏まえて「毎日掃除しているのに猫の毛がなくならない」という悩みに、結局どう向き合えばよいのか整理します。

8.猫の毛をゼロにするより、掃除の負担を減らそう

毎日掃除機をかけているのに、しばらくするとまた猫の毛が落ちている。

ここまで読んできた人なら、それが単純な掃除不足ではないことが分かってきたと思います。

 

猫は生活している間にも毛が抜けます。

その毛はすぐ床へ落ちるとは限らず、猫や人の動きによって舞い、あとから家具や衣類へ付着することもあります。

 

だからこそ、掃除機をかける回数だけで解決しようとしないことが大切です。

毎日掃除しているなら、次に変えるのは「回数」とは限らない

朝に掃除機をかけているなら、まずはその習慣を続けてみましょう。

さらに何度も掃除するのではなく、毛が床へ落ちる前にも対策を加える方法があります。

「掃除機を増やすしかない」と考えなくていい

猫の毛が目につくたびに掃除機を出せば、その瞬間の床はきれいになります。

ただ、2匹の猫がその後も部屋で過ごせば、新しい抜け毛は出てきます。

朝に掃除して、昼にも掃除して、夜にももう一度。

これを毎日の習慣にすると、猫の毛を減らすために人の家事が増え続けてしまいます。

 

そこで、掃除の回数ではなく「どの段階で毛を取るか」を変えてみます。

毛の状態 任せるもの 考え方
まだ猫の体に残っている ブラッシング 抜け落ちる前に取る
室内を漂っている 空気清浄機 吸気口へ届いた毛を捕集する
床へ落ちている 掃除機 決めた時間にまとめて取る
布製品に付着している 毛取りブラシなど 気になる場所を部分的に手入れする

まず一つ変えるなら「掃除したあとの時間」

一度にすべての対策を始める必要はありません。

すでに毎日ブラッシングしている家庭もあれば、ソファの手入れをこまめに行っている家庭もあるでしょう。

 

今回のように「毎日掃除機をかけても追いつかない」と感じているなら、注目したいのは掃除が終わったあとの時間です。

人が掃除機を片付けても、猫からは新しい毛が抜けます。

そこで空気清浄機を運転し、室内を漂って吸気口へ届く毛を任せる方法があります。

 

床へ落ちた分は、次に決めた掃除の時間にまとめて吸い取ればよいのです。

人が掃除していない時間にも対策する

掃除機を1回増やせば、人の作業も1回増えます。

空気清浄機なら、運転している間に吸い込んだ毛を捕集できるため、家事を増やす以外の選択肢になります。

猫の毛が一本もない部屋を目標にしなくていい

猫と暮らしながら、抜け毛を完全になくすのは現実的ではありません。

特に換毛期や多頭飼いでは、普段より毛が目立つ日もあります。

 

だからといって、見つけるたびに掃除しなければならないわけではありません。

・食事をする場所はきれいに保つ。

・ソファの毛が気になったら、その部分だけ取る。

・床は決めたタイミングでまとめて掃除する。

・その間に漂う毛は、空気清浄機にも任せる。

自分が気になる場所と程度を基準にしたほうが、長く続けやすくなります。

「猫の毛ゼロ」ではなく「これなら気にならない」を目指す

猫と一緒に暮らしていれば、抜け毛が出るのは自然なことです。

家中を常に完璧な状態へ戻そうとせず、自分たちが快適に過ごせる状態を基準にしてみましょう。

今の掃除でつらくないなら、そのままでもいい

もちろん、空気清浄機を新しく買わなければいけないわけではありません。

毎日1回の掃除機とブラッシングだけで負担を感じておらず、猫の毛も気にならないなら、今の方法を続ければ十分です。

 

もし、掃除した数時間後の毛を見るたびに、もう一度掃除機を出しているなら見直す余地があります。

掃除回数を増やす前に、ブラッシング、布製品のお手入れ、空気清浄機を組み合わせてみましょう。

買い足すこと自体が目的ではない

空気清浄機は、今の掃除だけでは負担が大きいと感じたときの選択肢です。

すでに困っていない家庭まで、道具を増やす必要はありません。

猫との時間まで「毛を探す時間」にしない

女性が掃除ではなく2匹の猫と穏やかに過ごす様子

2匹の猫が楽しそうに追いかけっこをしている。

そんな姿を見たとき、床へ舞った毛ばかりが気になってしまうのは少しもったいないかもしれません。

猫が動けば毛は抜けます。

ソファで眠れば布地にも付きます。

それを毎回人が追いかけるのではなく、道具ごとに仕事を分けておけばよいのです。

 

掃除機は床へ落ちた毛を取る。

空気清浄機は、漂って吸気口へ届いた毛を捕集する。

ブラッシングでは、猫の体から抜ける前に減らしておく。

 

毎日掃除機をかけているのに猫の毛がなくならないからといって、掃除の回数を増やすことだけが答えではありません。

猫の毛が出続けることを前提に、人が頑張り続けなくても回る方法へ変えていきましょう。

FAQ|猫の毛と毎日の掃除についてよくある質問

最後に、猫の抜け毛や掃除について気になりやすい疑問をまとめます。

毎日の掃除方法を見直す際の参考にしてください。

Q1.猫が2匹いると掃除機は1日何回かければいい?

A.「2匹なら1日○回」と決める必要はありません。

抜け毛の量は、猫の毛質や季節、過ごしている部屋などによって変わります。

毎日1回で生活に支障がないなら、毛を見つけるたびに追加で掃除しなくてもよいでしょう。

床へ落ちる量が多い日は部分的に吸い取り、室内を漂う毛には別の対策を組み合わせる方法もあります。

猫の数だけで掃除回数を決めない

同じ2匹でも、短毛種と長毛種、換毛期とそれ以外では抜け方が変わります。

「何回なら正解か」より、自宅でどの程度気になるかを基準に考えてみましょう。

Q2.換毛期は掃除機を増やしたほうがいい?

A.床に落ちる量が多ければ、一時的に増やす方法はあります。

ただし、部屋全体を毎回きれいにする方法だけではありません。

毛が集まりやすい場所だけ吸い取る、ブラッシングを取り入れるなど、負担を抑えながら対処できます。

普段と同じ掃除では追いつかない時期だけ、やり方を変えると続けやすくなります。

Q3.長毛種なら空気清浄機のほうが効果を感じやすい?

A.長毛種だから必ず効果を感じやすいとは言い切れません。

空気清浄機が捕集できるのは、本体へ吸い込まれた毛です。

長い毛でも、そのまま床へ落ちたり布製品へ付着したりすれば、掃除機や毛取りブラシなどで取り除くことになります。

毛の長さだけで判断せず、猫がどこで過ごし、抜け毛がどこへたまっているかを見て考えましょう。

空気清浄機は部屋中の毛を集める掃除機ではない

床やソファに残った毛まで自動的に吸い取るわけではありません。

室内を漂い、吸気口まで届いた毛を捕集する役割として考えると分かりやすくなります。

Q4.猫の毛対策なら空気清浄機はつけっぱなしにしたほうがいい?

A.製品の使い方や生活スタイルに合わせて運転します。

猫は人が掃除していない時間にも部屋を動き回ります。

そのため、抜け毛対策を目的にするなら、掃除中だけ動かすより猫が過ごしている時間にも運転する考え方があります。

電気代や運転音なども含め、使用する製品のモードを使い分けるとよいでしょう。

Q5.空気清浄機は猫の近くに置いたほうがいい?

A.猫が長く過ごす部屋を基準に設置場所を考えてみましょう。

2匹ともリビングにいる時間が長いなら、その空間が候補になります。

ただし、猫用ベッドのすぐ横へ置けばよいという意味ではありません。

本体の吸気や吹き出しを妨げない場所を選び、製品ごとの設置方法に従って使用します。

猫がコードへ触れたり、本体へ乗ったりしないかも見ておきたいポイントです。

Q6.猫だけで留守番している間も空気清浄機を使える?

A.留守中の使用については、製品の取扱説明書に従って判断しましょう。

猫だけになる時間は、人が掃除機をかけられない時間でもあります。

空気清浄機を使用するなら、転倒しにくい場所へ設置し、電源コードへ猫がいたずらしない環境を整えておくことが大切です。

 

初めて使う製品を、いきなり長時間の留守番中だけ運転するのは避けたほうがよいでしょう。

在宅中に猫の反応や本体への接触の仕方を見てから、普段の使い方を決めると安心です。

猫が機械をどう扱うかも見ておく

音を気にしない猫もいれば、本体へ近づいたりコードに興味を示したりする猫もいます。

性能だけではなく、実際に猫と一緒に使える環境かという視点も大切です。

Q7.空気清浄機があればブラッシングはしなくてもいい?

A.空気清浄機とブラッシングは役割が違います。

ブラッシングは、猫の体に残っている抜けかけた毛を先に取る方法です。

空気清浄機は、すでに体から離れて室内を漂い、吸気口へ届いた毛を捕集します。

 

どちらか一つですべてを済ませるより、それぞれが得意な段階を任せるほうが効率的です。

Q8.毎日掃除しても猫の毛が残るのは普通?

A.掃除したあとに新しい毛が見つかること自体は珍しくありません。

掃除機をかけたあとも猫は毛づくろいをしたり、部屋を歩いたりします。

その間にも毛は抜けるため、「さっき掃除したのに毛がある」という状態は起こります。

大切なのは、常に一本もない状態を維持しようとしないことです。

掃除する時間を決め、ブラッシングや空気清浄機も使い分けながら、家族と猫が快適に過ごせる状態を目指しましょう。

まとめ|毎日掃除しても猫の毛がなくならないなら、掃除の回数だけを増やさなくていい

毎日掃除機をかけているのに、夕方になるとまた猫の毛が落ちている。

そんな状態でも、すぐに掃除の回数を増やす必要はありません。

 

猫と暮らしていれば、掃除を終えたあとにも新しい毛が抜けます。

さらに、猫が走ったりソファから降りたりすれば、軽い毛が室内を舞うこともあります。

 

大切なのは、すべての抜け毛を掃除機だけで追いかけないことです

毛の状態 対策
猫の体に残っている毛 ブラッシングで先に取る
室内を漂っている毛 空気清浄機で捕集する
床へ落ちた毛 掃除機でまとめて吸い取る
ソファなどに付いた毛 毛取りブラシなどで部分的に取る

掃除の回数を増やす前に、毛を取るタイミングを分けてみる

「抜ける前」「漂っている間」「床へ落ちたあと」に役割を分ければ、人が掃除機をかける回数だけに頼らなくても猫の毛へ対処できます。

2匹の猫と暮らしていれば、朝に床をきれいにしても、その後また毛は抜けていきます。

だからこそ、「掃除したのにまた毛がある」と考えるより、猫が暮らしていれば新しい毛が出ることを前提にしたほうが続けやすくなります。

毎日1回の掃除で困っていないなら、今の方法を無理に変えなくても構いません。

 

反対に、毛を見つけるたびに2回目、3回目の掃除機を出しているなら、空気清浄機に任せる方法も考えてみましょう。

今回紹介した2製品なら、選ぶ基準はシンプルです。

毎日の抜け毛対策から始めるならSwitchBot 空気清浄機

360°全方向から空気を吸い込み、ペット向けプレフィルターで毛を捕集します。

まずは「床へ落ちる前の毛にも対策したい」という家庭なら検討しやすい選択肢です。

▶ SwitchBot 空気清浄機の詳細はこちら

ペットとの暮らしをさらに重視するならhomerunPET Airbo

抜け毛だけでなく、ペットのニオイや猫アレルゲンへの対策、安全面まで重視して選びたい家庭にはAirboがあります。

価格差もあるため、自宅でどこまで求めるかを基準に選びましょう。

▶ homerunPET Airboの詳細はこちら

猫の毛を一本も残さないことを目標にすると、掃除には終わりがなくなります。

猫たちが走り回ったあとに毛を見つけても、毎回掃除機を取り出さなくていい。

ブラッシング、空気清浄機、掃除機をそれぞれ得意な場面で使えば、人がすべての抜け毛を追いかける必要はなくなります。

 

毎日掃除しても猫の毛がなくならないなら、掃除を増やすのではなく、掃除以外にも任せてみる。

猫との暮らしを楽しむ時間まで掃除に使ってしまわないよう、無理なく続けられる方法を選んでみてください。

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