
「喪中はがきは、いつまでに出せばいいの?」
「11月になってしまったけれど、今から準備しても間に合う?」
身内に不幸があった年は、年賀状を控えることを知らせるために喪中はがきを送ります。
しかし、初めて準備する方にとっては、送る時期や書き方、誰に出すべきかなど、分からないことも多いでしょう。
喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前に届くよう、11月中旬から12月初旬を目安に送るのが一般的です。
すでに12月が近づいていても、状況に合わせた対応方法があります。
この記事では、喪中はがきを出す時期から、間に合わないときの対処法、送り先の考え方、書き方まで分かりやすく解説します。
さらに、自宅で印刷する方法と印刷サービスを利用する方法も比較します。
これから喪中はがきを準備する方が、何から始めればよいのか順番に分かる内容にしました。
1.喪中はがきはいつまでに出す?送る時期の目安を知っておこう
喪中はがきは、身内に不幸があったことを知らせ、新年の挨拶を控える旨を伝えるためのものです。
正式には「年賀欠礼状」と呼ばれ、相手が年賀状を準備する時期を考えて送ります。
一般的には、11月中旬から12月初旬までに相手へ届くようにするのが目安です。
法律で決められた期限ではありませんが、年賀状の準備が本格化する前に知らせることで、相手にも配慮できます。
喪中はがきを出す時期は11月中旬~12月初旬が目安
喪中はがきを準備する時期と、相手に届く時期を整理してみましょう。
| 時期 | 準備・発送の目安 |
|---|---|
| 10月中 | 送り先を整理し、文面や印刷方法を決める |
| 11月中旬~下旬 | 喪中はがきを発送するのに適した時期 |
| 12月初旬 | できるだけ早く相手へ届けたい時期 |
| 12月中旬以降 | 相手が年賀状を準備・投函している可能性もある |
この表は、喪中はがきを送る際の一般的な目安をまとめたものです。
11月中に発送できれば、相手が年賀状を用意する前に知らせやすくなります。
喪中はがきは「投函日」より「届く日」を意識
喪中はがきは、年賀状のように特定の日から受け付ける郵便ではありません。
相手に届くまでの日数も考え、余裕を持って投函しましょう。
なぜ12月初旬までに届けるのがよいの?
喪中はがきには、相手に年賀状を送らないよう強制する意味はありません。
あくまでも、こちらが新年の挨拶を控えることを伝えるための通知です。
それでも早めに送ることが勧められるのは、年賀状の準備と重なるためです。
年賀状を毎年まとめて印刷する方や、印刷業者へ注文する方もいます。
すでに宛名を書き終えていることもあるでしょう。
相手の準備が進む前に届けば、余計な手間をかけずに済みます。
12月初旬を過ぎたら送ってはいけない?
12月初旬は、あくまでも一般的な目安です。
その日を過ぎたからといって、喪中はがきを出せなくなるわけではありません。
年末が近いときは、相手との関係や発送時期を踏まえて対応を考えましょう。
2026年11月から準備しても間に合う?
2027年の新年に向けて喪中はがきを送るなら、2026年11月は準備を進めるのに適した時期です。
これから送り先を整理し、文面を決めても、一般的な発送時期に合わせやすいでしょう。
まずは、次の3つから始めると作業が進めやすくなります。
- 送り先を整理する:毎年年賀状を交換している相手を中心に考える
- 文面を決める:故人との続柄や亡くなった月などを整理する
- 印刷方法を選ぶ:手書き・自宅印刷・印刷サービスから選択する
送る枚数が少なければ、手書きや自宅での印刷も選択肢になります。
枚数が多い方や、レイアウトを整える手間を減らしたい方は、印刷サービスを利用する方法もあるでしょう。
なお、印刷サービスを利用する際は、注文してから手元に届くまでの日数も考えておきましょう。
デザイン選びだけでなく、宛名の準備にも時間がかかることがあります。
11月に入った今からでも準備を始められる
喪中はがきは、11月中旬から下旬に発送するのが一つの目安です。
まず送り先と枚数を決めれば、印刷方法も選びやすくなります。
とはいえ、仕事や家庭の事情で準備が遅れることもあるでしょう。
次の章では、11月に入ってから喪中はがきを作るときの手順を、順番にご紹介します。
2.11月に入ってからでも間に合う?喪中はがきの準備を進める手順
11月になってから喪中はがきの準備を始めても、決して遅くはありません。
2027年の新年に向けた喪中はがきなら、2026年11月中に発送することを目標に進めるとよいでしょう。
大切なのは、最初からデザインや文章を細かく考えすぎないことです。
送り先を決める → 文面を用意する → 印刷する → 投函するという順番なら、作業を整理しやすくなります。

まずは喪中はがきを送る相手と枚数を決めよう
最初に取りかかりたいのが、送り先の整理です。
毎年年賀状を交換している相手を中心に、住所録や過去に届いた年賀状を見直してみましょう。
送り先が決まれば、何枚用意するかも見えてきます。
印刷サービスを利用する方にとっては、注文枚数を決めるための大切な作業です。
| 準備すること | 進め方 |
|---|---|
| 送り先の整理 | 年賀状を交換している相手を中心に一覧を作る |
| 住所の見直し | 引っ越しや名字の変更がないか調べる |
| 枚数の決定 | 送り先の人数を数え、予備も考えて用意する |
喪中はがきは、すべての知人へ一律に送るものではありません。
年賀状のやり取りがない相手には、あえて送らないこともあります。
誰に知らせるべきかについては、第5章で詳しく解説します。
文面は基本の形を使えば短時間で作れる
喪中はがきの文章を一から考えるのは、意外と時間がかかります。
もっとも、一般的な文面には基本の形があるため、難しく考えすぎなくても大丈夫です。
主に盛り込む内容は、次の4つです。
- 喪中につき新年の挨拶を控えること
- 亡くなった方の続柄や名前、逝去した月など
- 生前のお付き合いに対する感謝
- 相手の健康や幸せを願う言葉
基本的な喪中はがきの文例
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます
本年○月に父 ○○が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
皆様には健やかに新年を迎えられますようお祈り申し上げます
令和八年十一月
これは一般的な文例の一つです。
故人との関係や伝えたい内容に合わせて調整できます。
喪中はがきでは、慣例として句読点を使わない書き方が広く用いられています。
また、亡くなった方の名前や詳しい事情をどこまで記載するかは、家族の意向を踏まえて決めても構いません。
文例や続柄の書き方は、第6章で紹介します。
印刷方法は枚数と作業時間で選ぼう
送り先と文章が決まったら、はがきを作成します。
喪中はがきは手書きでも作れますが、自宅のプリンターや印刷サービスを使う方法も選べます。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 作成方法 | 向いている方 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 手書き | 送る枚数が少ない方 | 枚数が増えると時間がかかる |
| 自宅印刷 | プリンターを持っている方 | インクや印刷位置の調整が発生する |
| 印刷サービス | 仕上がりを整えたい方や枚数が多い方 | 注文から受け取りまでの日数を見込む |
自宅にプリンターがなくても、喪中はがきを作ることはできます。
印刷サービスなら、用意されたデザインや文例を選んで注文する方法もあるためです。
印刷サービスは発送までの日数も考えて選ぶ
注文した日に完成品が届くわけではありません。
印刷や配送にかかる日数は、サービスや注文内容によって異なります。
11月中の投函を目指すなら、受け取り予定日から逆算して注文しましょう。
具体的な印刷サービスの選び方や費用については、第7章で比較します。
11月中に発送するためのスケジュール例
これから準備する方に向けて、11月上旬から作業を始めるスケジュールを考えてみました。
あくまでも一例なので、家庭の状況に合わせて調整してください。
| 時期 | 進める作業 |
|---|---|
| 11月1日~7日 | 送り先の整理・枚数の決定 |
| 11月8日~14日 | 文面作成・デザイン選び・印刷の手配 |
| 11月15日~21日 | 完成品の受け取り・宛名の仕上げ |
| 11月22日~30日 | 準備ができたものから順次投函 |
このスケジュールなら、一度にすべてを終わらせようとせず、少しずつ進められます。
早めに完成したら、月末まで待たずに発送しても問題ありません。
11月の準備は、まず送り先と枚数から
誰に何枚送るかが決まれば、文面作成や印刷の手配も進めやすくなります。
最初の作業を終えるだけでも、全体の見通しが立つでしょう。
11月中に発送できれば理想的ですが、予定どおりに進まないこともあるかもしれません。
次の章では、12月になってから喪中はがきを準備するときの対応を解説します。
3.12月になってしまったら?喪中はがきを出す時期と対応方法
「喪中はがきを用意しようと思っていたら、もう12月になってしまった」
「今から送っても、相手に失礼にならない?」
年末が近づくと、こうした疑問を持つ方もいるでしょう。
喪中はがきは11月中旬から12月初旬に届けるのが一般的ですが、12月に入ったからといって、すぐに送れなくなるわけではありません。
大切なのは、相手が年賀状を準備する時期と、喪中はがきが届く日を考えることです。
12月上旬なら、できるだけ早く発送しよう
12月上旬は、まだ年賀状を準備している方も多い時期です。
喪中はがきが完成しているなら、月末まで待たずに投函しましょう。
これから印刷する方は、作成にかかる時間も考えて方法を選ぶと進めやすくなります。
手元にプリンターがあれば自宅で印刷する方法もありますし、印刷サービスを利用する選択肢もあります。
後者を選ぶなら、注文から受け取りまでの日数を見ておきましょう。
12月上旬に準備を始めたら
- 送り先と枚数を先に決める
- 文面は基本的な定型文を活用する
- 印刷方法を決め、完成予定日を把握する
- 仕上がったものから順次投函する
なお、喪中はがきには年賀状のような特別な引受開始日がありません。
通常の郵便として送れるため、完成したら発送できます。
12月中旬以降は相手の年賀状準備も考えよう
12月中旬になると、年賀状の印刷や宛名書きを終えている方もいるでしょう。
すでに年賀状を差し出している可能性も考えられます。
とはいえ、相手が準備を終えているかどうかを、こちらから知ることは難しいものです。
送る時期によって、対応の考え方を整理してみましょう。
| 時期 | 対応の目安 |
|---|---|
| 12月上旬 | 準備ができ次第、早めに喪中はがきを送る |
| 12月中旬 | 年賀状の準備が進んでいることも考え、速やかに対応する |
| 12月下旬 | 年内に届けるか、年明けに寒中見舞いで伝えるか検討する |
この表は、発送時期に応じた一般的な考え方です。
12月中旬以降でも喪中はがきを送ること自体はできますが、相手が年賀状を出している可能性は高まります。
年賀状と喪中はがきが行き違いになっても大丈夫
相手が喪中を知らずに年賀状を送ってきても、失礼にあたるわけではありません。
喪中はがきは、こちらが年始の挨拶を控えることを伝えるものです。
年賀状を受け取ること自体に問題はないので、相手を責めたり、慌てて返送したりすることはありません。
2027年の年賀状受付開始日にも注意しよう
2027年の新年に向けた年賀状は、例年と異なる日程が案内されています。
日本郵便の発表によると、2027年用年賀状の引受開始日は2026年12月20日(日)です。
これまでの12月15日から変更されています。
もっとも、年賀状を印刷したり宛名を書いたりする作業は、受付開始前から進められます。
「12月20日までは年賀状を出せないから、喪中はがきもそれまでに送ればよい」と考えるのは避けたいところです。
相手への配慮を考えるなら、年賀状の受付日ではなく、準備が始まる時期を意識しましょう。
年賀状の受付開始日と喪中はがきの期限は別
年賀状の引受開始日が変更されても、喪中はがきを送る時期の基本的な考え方は変わりません。
相手が年賀状を準備する前に届くよう、早めの発送を心がけましょう。
12月下旬になったら寒中見舞いも選択肢に
年末が迫ってから身内に不幸があったときは、喪中はがきの準備が間に合わないこともあります。
そのようなときは、年明けに寒中見舞いを送る方法があります。
寒中見舞いは、寒い時期に相手の健康を気遣う季節の挨拶状です。
喪中のため年賀状を控えたことや、年賀状へのお礼を伝える用途にも使われています。
ただし、喪中はがきと寒中見舞いは、送る目的や時期が異なります。
| 項目 | 喪中はがき | 寒中見舞い |
|---|---|---|
| 主な目的 | 年賀欠礼を事前に知らせる | 寒中の挨拶や年賀状への返礼など |
| 送る時期 | 11月中旬~12月初旬が目安 | 松の内が明けてから立春の前日までが一般的 |
| 伝える内容 | 喪中につき新年の挨拶を控える旨 | 相手への気遣いや年始の挨拶を控えた事情など |
寒中見舞いは、一般的に1月7日までの松の内が明けた1月8日から送ります。
地域によっては松の内を1月15日までとするため、送る時期にも違いがあります。
2027年の立春は2月4日なので、立春の前日である2月3日までが一つの目安です。
年末に亡くなったときは無理に急がなくてもよい
12月下旬に不幸があったときは、年内に喪中はがきを届けることが難しくなります。
慌てて印刷や発送を進めるより、年明けに寒中見舞いで事情を伝える方法も考えられます。
喪中はがきが間に合わないとき、寒中見舞いにはどのような文章を書けばよいのでしょうか。
次の章では、年末に準備が遅れたときの具体的な対処法と、寒中見舞いの文例をご紹介します。
4.喪中はがきが間に合わないときは?寒中見舞いで伝える方法
「喪中はがきを出す前に年末になってしまった」
「12月に身内が亡くなり、年賀状の時期に間に合わない」
このようなときは、無理に喪中はがきを発送しようとせず、年明けに寒中見舞いを送る方法があります。
寒中見舞いなら、年賀状を控えた事情を伝えながら、相手への気遣いや感謝の言葉を添えることができます。
また、喪中を知らずに年賀状を送ってくれた方への返礼にも使えます。

ここでは、状況に応じた対応と、実際に使える文例をご紹介します。
喪中はがきが間に合わなかったらどうすればいい?
年末に喪中はがきを準備できなかったときは、相手がすでに年賀状を投函している可能性も考えられます。
年内に知らせることが難しければ、年明けに寒中見舞いを送る方法が一般的です。
どのような状況で使えるのか、整理してみましょう。
| 状況 | 対応方法 |
|---|---|
| 喪中はがきを出せないまま年末になった | 年明けに寒中見舞いで年賀欠礼の事情を伝える |
| 12月下旬に身内が亡くなった | 落ち着いてから寒中見舞いを用意する |
| 喪中を知らない相手から年賀状が届いた | 年賀状へのお礼と喪中の事情を伝える |
| 親しい相手へ早く知らせたい | 電話などで先に伝え、後日あらためて挨拶する |
喪中はがきを送れなかったからといって、必ず失礼になるわけではありません。
年末は家庭の事情も重なりやすく、予定どおりに準備できないこともあるでしょう。
年末に間に合わなくても、伝える方法はある
喪中はがきは、年賀欠礼を事前に知らせるための挨拶状です。
年内に送れなかったときは、寒中見舞いで事情を伝えることもできます。
無理のない方法を選びましょう。
2027年の寒中見舞いはいつからいつまでに出す?
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前日までに送るのが一般的です。
2027年の立春は2月4日なので、立春の前日は2月3日になります。
松の内を1月7日までとする地域では、2027年1月8日(金)から2月3日(水)までが目安です。
関西など、松の内を1月15日までとする地域では、1月16日から送る考え方もあります。
| 時期 | 寒中見舞いの扱い |
|---|---|
| 2027年1月1日~7日 | 一般的には松の内のため、発送を待つ |
| 1月8日~2月3日 | 松の内が1月7日までの地域における寒中見舞いの目安 |
| 2月4日以降 | 寒中見舞いではなく、余寒見舞いを用いる時期 |
なお、寒中見舞いは元日に届くように送る年賀状とは異なります。
年明けすぐに投函するのではなく、松の内が明けてから相手へ届くようにしましょう。
寒中見舞いは年賀はがきではなく通常のはがきで
寒中見舞いには、年賀はがきを使わないのが一般的です。
通常の郵便はがきや、切手を貼る私製はがきなどを利用しましょう。
喪中はがきを出せなかったときの寒中見舞い文例
年内に喪中を知らせられなかったときは、寒中見舞いの中で年賀欠礼の事情を伝えられます。
文章は長くするよりも、相手への気遣いと伝えたい内容を簡潔にまとめると読みやすくなります。
文例①|喪中はがきが間に合わなかったとき
寒中お見舞い申し上げます
昨年○月に父 ○○が永眠いたしましたため
年頭のご挨拶を控えさせていただきました
ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げます
寒さ厳しき折
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和九年一月
故人との続柄や亡くなった月は、実際の内容に合わせて書き換えてください。
年賀状を受け取っていない相手にも使いやすい文面です。
喪中を知らずに年賀状を送ってくれた相手への文例
喪中はがきが届く前に、相手が年賀状を出していることもあります。
このときは、年賀状をいただいたことへのお礼を伝えましょう。
文例②|年賀状をいただいたとき
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました
昨年○月に母 ○○が永眠いたしましたため
年始のご挨拶を控えさせていただきました
ご連絡が行き届かず失礼いたしました
本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます
令和九年一月
相手は喪中を知らずに年賀状を送っているため、責めるような表現は避けます。
「年賀状をいただきありがとうございました」と感謝を伝えれば、自然な挨拶になります。
12月下旬に身内が亡くなったときの文例
年末に不幸があったときは、喪中はがきを用意する時間がほとんど取れないこともあります。
葬儀や各種手続きで慌ただしい時期なので、年賀欠礼の連絡を急ぎすぎることはありません。
年明けに落ち着いてから寒中見舞いを作成するなら、次のような文章も使えます。
文例③|年末に不幸があったとき
寒中お見舞い申し上げます
昨年十二月に父 ○○が永眠いたしました
年末のことでしたので
ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げます
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
寒さ厳しい日が続きますが
皆様どうぞお健やかにお過ごしください
令和九年一月
故人の名前や亡くなった月を詳しく書かず、簡潔な挨拶にまとめる方法もあります。
家族の意向や相手との関係に合わせて、文面を整えましょう。
寒中見舞いを作るときに気をつけたいこと
寒中見舞いを作成するときは、喪中はがきと同じ感覚で年賀はがきを使わないようにしましょう。
また、年賀状への返礼として送るときも、「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」といった新年を祝う表現は避けます。
作成前に、次の項目を見直しておくと安心です。
- 年賀はがきではなく、通常のはがきを使用しているか
- 「寒中お見舞い申し上げます」などの挨拶が入っているか
- 年賀欠礼の事情が自然に伝わる文章になっているか
- 年賀状をいただいた相手には、お礼の言葉を添えているか
- 松の内が明けてから届く時期に発送できるか
喪中はがきと寒中見舞いを同じものとして扱わない
喪中はがきは、年賀欠礼を事前に知らせる挨拶状です。
寒中見舞いは、寒い時期の挨拶や年賀状への返礼などに用います。
送る時期だけでなく、文章の目的も変わることを覚えておきましょう。
喪中はがきが間に合わなかったときも、寒中見舞いを利用すれば、相手に事情を伝えることができます。
大切なのは、形式を整えることだけでなく、相手への気遣いが伝わる文章にすることです。
では、そもそも喪中はがきは誰に送るものなのでしょうか。
次の章では、友人・親戚・仕事関係など、送り先を決めるときの考え方をご紹介します。
5.喪中はがきは誰に出す?友人・親戚・仕事関係の送り先を整理しよう
喪中はがきを準備するとき、意外と判断に困るのが送り先です。
「毎年年賀状を交換している友人には送る?」
「親戚はすでに亡くなったことを知っているけれど、送った方がいい?」
こうした疑問を持つ方も多いでしょう。
喪中はがきは、身内に不幸があったことをすべての知人へ知らせるものではありません。
基本的には、普段から年賀状をやり取りしている相手を中心に考えます。
相手との関係や、すでに訃報を伝えているかどうかも踏まえて送り先を決めましょう。
喪中はがきを送る相手は年賀状のやり取りを基準にする
まずは、毎年年賀状を送っている相手を一覧にしてみましょう。
友人や知人、親戚、仕事でお世話になっている方など、関係はさまざまです。
送り先を考える際の一般的な目安をまとめました。
| 相手 | 喪中はがきの考え方 |
|---|---|
| 毎年年賀状を交換する友人・知人 | 基本的な送り先として考える |
| 年賀状を交換する親戚 | 訃報を知っているか、年賀状の習慣があるかで判断する |
| 仕事関係の知人 | 個人的な年賀状のやり取りがあるかを基準にする |
| 年賀状を交換していない相手 | 一般的には無理に送らなくてもよい |
| 同じ喪中の親族 | 事情を共有していれば省略することが多い |
この表は、送り先を整理するための目安です。
喪中はがきを出す相手について、法律で決められた範囲があるわけではありません。
送り先を決める基本の考え方
「普段なら新年の挨拶を交わす相手かどうか」を基準にすると整理しやすくなります。
年賀状を交換していない知人にまで、一律に送る必要はありません。
親戚にも喪中はがきを出す?葬儀に来た人はどうする?
親戚については、亡くなった方との関係や訃報を共有しているかによって対応が変わります。
同じ故人を悼む立場で、すでに事情を知っている親族には、喪中はがきを省略することも珍しくありません。
葬儀に参列した親戚も同様です。
亡くなったことを知らせる目的はすでに果たしているため、改めて送らない選択もできます。
もっとも、毎年年賀状を交換している相手なら、年賀欠礼の挨拶として送っても差し支えありません。
葬儀に参列した人全員へ送るものではない
喪中はがきは、葬儀のお礼状とは役割が異なります。
葬儀に来てくれたという理由だけで、全員を送り先に加えることはありません。
普段の年賀状のやり取りを踏まえて判断しましょう。
また、親戚同士で送り方についての習慣がある家庭もあります。
判断が分かれそうなら、家族と相談して方針をそろえておくとよいでしょう。
友人や知人にはどこまで送ればいい?
友人や知人については、普段の付き合い方を基準に考えます。
毎年年賀状を交換している友人には、喪中はがきを送るのが自然です。
年賀状だけで近況を伝え合っている相手なら、年賀欠礼を知らせる意味も大きいでしょう。
最近は、年賀状をやめてSNSやメッセージアプリで新年の挨拶を交わす方も増えています。
そうした相手には、必ずしも紙の喪中はがきを用意しなくても構いません。
親しい間柄なら、事情に応じて直接伝える方法も選べます。
| 普段の付き合い方 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 毎年年賀状を交換している | 喪中はがきを送る |
| 年始はLINEなどで挨拶している | 関係性に応じてメッセージなどで伝える |
| 普段から交流がほとんどない | 無理に知らせなくてもよい |
紙のはがきにこだわらなくてもよい相手もいる
日頃からメッセージで連絡を取り合っている友人なら、その方法で喪中を伝えることもできます。
相手との関係に合った伝え方を選びましょう。
会社の上司や取引先にも喪中はがきを送る?
仕事関係では、個人的な付き合いと会社としての付き合いを分けて考えます。
毎年、個人名で年賀状を交換している上司や同僚なら、喪中はがきを送ることが考えられます。
取引先については、会社として年賀状を送っているのか、個人的な挨拶なのかによって判断が変わります。
個人の喪中が、そのまま会社全体の年賀欠礼につながるわけではありません。
| 仕事上の関係 | 対応の考え方 |
|---|---|
| 個人的に年賀状を交換する上司・同僚 | 喪中はがきを送ることができる |
| 会社名義で年賀状を交換する取引先 | 会社の方針に従って対応する |
| 年賀状のやり取りがない仕事相手 | 通常は喪中はがきを送らなくてもよい |
仕事上の年始の挨拶をどう扱うかは、職場の慣習も関係します。
取引先とのやり取りがある方は、会社の担当者や上司に相談しておくと対応をそろえやすくなります。
夫婦連名の年賀状を送っているときはどうする?
夫婦連名で年賀状を出している家庭では、どちらか一方の親族が亡くなったときに悩むこともあるでしょう。
一般的には、夫婦のどちらかが喪中にあたるとき、世帯として年賀状を控える方法がよく選ばれます。
もっとも、必ず夫婦そろって年賀欠礼にしなければならないという決まりはありません。
亡くなった方との関係や、それぞれの交友関係を踏まえて考えられます。
夫婦連名で送るときの考え方
夫婦共通の知人には連名で喪中はがきを送り、それぞれの個人的な付き合いについては別に考える方法もあります。
家族で方針を決めておくと、送り先の整理が進めやすくなるでしょう。
なお、故人との続柄は、誰を基準にした表記なのかが伝わるように書きます。
夫婦連名で「父」と記載すると関係が分かりにくいときは、「夫の父」「妻の母」などの表現を用いることもできます。
送り先を決める前にチェックしておきたいこと
喪中はがきの送り先は、人数を増やすことよりも、年賀欠礼を伝えたい相手を整理することが大切です。
住所録を見ながら、次の項目をチェックしてみましょう。
- 毎年年賀状を交換している相手を一覧にしたか
- すでに訃報を伝えた親戚を整理したか
- 夫婦共通の知人と個別の知人を分けたか
- 仕事関係の年賀状を個人用と会社用に分けたか
- 引っ越しなどで住所が変わった相手はいないか
- 印刷する枚数に不足がないか
喪中はがきを送る範囲に絶対的な正解はない
同じ親戚でも、喪中はがきを送る家庭と省略する家庭があります。
形式だけで判断せず、これまでの付き合いや家族の考え方を大切にしましょう。
送り先が決まれば、次は喪中はがきに記載する文章を整えます。
特に、故人との続柄や名前の書き方は、初めて作成する方が悩みやすい部分です。
次の章では、父・母・祖父母などの続柄別の文例を交えながら、喪中はがきの書き方を詳しく解説します。
6.喪中はがきの書き方と文例|父・母・祖父母など続柄別に紹介
喪中はがきには、一般的に使われる文章の形があります。
初めて作る方でも、基本の構成を知っておけば、故人との関係に合わせて文面を整えられます。
大切なのは、新年の挨拶を控えること、誰が亡くなったのか、これまでのお付き合いへの感謝を簡潔に伝えることです。
ここでは、基本的な書き方から続柄別の文例、よくある疑問まで紹介します。
喪中はがきに書く内容は?基本の構成を知っておこう
喪中はがきには、決まった文章をそのまま使わなければならないという規則はありません。
もっとも、一般的な文面には共通する構成があります。
| 記載する内容 | 書き方の例 |
|---|---|
| 年賀欠礼の挨拶 | 喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます |
| 故人について | 本年○月に父 ○○が永眠いたしました |
| 感謝の言葉 | 生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます |
| 相手への気遣い | 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます |
| 日付・差出人 | 令和八年十一月・氏名・住所など |
すべての項目を長い文章で書く必要はありません。
はがきの限られたスペースでも読みやすいよう、内容を絞ってまとめましょう。
基本の文例を使えば文章を考えやすい
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます
本年○月に父 ○○が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和八年十一月
この文章を基本にして、故人との続柄や名前を変更すれば、さまざまな関係に対応できます。
父・母が亡くなったときの喪中はがき文例
父親や母親が亡くなったときは、故人との続柄を「父」「母」と記載するのが一般的です。
名前を添えると、誰が亡くなったのかも伝わりやすくなります。
文例①|父が亡くなったとき
喪中につき新年のご挨拶を控えさせていただきます
本年六月に父 ○○が永眠いたしました
生前のご厚情に心より御礼申し上げます
寒さ厳しき折
皆様どうぞお健やかにお過ごしください
令和八年十一月
文例②|母が亡くなったとき
喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます
本年九月に母 ○○が永眠いたしました
生前に賜りました温かいお心遣いに深く感謝申し上げます
皆様には穏やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます
令和八年十一月
文例の月は仮のものなので、実際に亡くなった月へ変更してください。
また、父母の名前を記載せず、続柄だけを伝える簡潔な文面も選べます。
祖父母・義父母が亡くなったときの文例
祖父母や配偶者の親が亡くなったときは、差出人との関係が分かるように書くと親切です。
夫婦連名で送る際は、どちらの親族なのかを明確にする方法もあります。
文例③|祖父が亡くなったとき
喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
本年四月に祖父 ○○が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
来年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます
令和八年十一月
文例④|妻の母が亡くなったとき
喪中につき年末年始のご挨拶を控えさせていただきます
本年八月に妻の母 ○○が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に厚く御礼申し上げます
皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます
令和八年十一月
続柄には、次のような表記が使われます。
| 亡くなった方 | 続柄の書き方 |
|---|---|
| 自分の祖父・祖母 | 祖父・祖母 |
| 夫の父・母 | 夫の父・夫の母 |
| 妻の父・母 | 妻の父・妻の母 |
| 夫の祖父・祖母 | 夫の祖父・夫の祖母 |
| 妻の祖父・祖母 | 妻の祖父・妻の祖母 |
「義父」「義母」という表現も使えますが、夫婦連名では誰との関係なのか分かりにくいことがあります。
そのようなときは、「夫の父」「妻の母」と書く方が伝わりやすいでしょう。
夫婦連名で出すときの書き方は?
夫婦で喪中はがきを送るなら、差出人欄に二人の名前を並べる方法があります。
住所を共通にし、氏名だけを連名にすれば、すっきりしたレイアウトにまとめられます。
故人との続柄は、文面の中で明らかにしておきましょう。
夫婦連名の文例
喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
本年五月に夫の父 ○○が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に心より感謝申し上げます
皆様には健やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます
令和八年十一月
住所
山田 太郎
花子
夫婦それぞれの知人に送るなら、続柄の表記を相手に合わせて調整しても構いません。
2人亡くなったときはどう書く?
同じ年に家族が2人亡くなったときも、喪中はがき1枚で知らせることができます。
その際は、亡くなった方それぞれの続柄や名前、逝去した月などを記載すると分かりやすくなります。
文例⑤|同じ年に2人亡くなったとき
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます
本年三月に父 ○○が
また九月に母 ○○が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和八年十一月
人数が増えると文章も長くなるため、全体のバランスを見ながら整えましょう。
名前や享年を省略し、簡潔にまとめる方法もあります。
喪中はがきに句読点や「享年」は入れる?
喪中はがきでは、句読点を使わない書き方が広く用いられています。
これは改まった挨拶状に見られる慣習で、句読点を入れたからといって無効になるものではありません。
また、故人の年齢を「享年○歳」と記載することもありますが、必須ではありません。
年齢の数え方や表記には違いがあるため、家族の意向に合わせて決めるとよいでしょう。
| 項目 | 一般的な考え方 |
|---|---|
| 句読点 | 使わずに改行や余白で区切ることが多い |
| 故人の名前 | 記載するのが一般的だが、省略もできる |
| 亡くなった月 | 記載することが多い |
| 享年 | 省略しても差し支えない |
| 日付 | 発送する年月を記載するのが一般的 |
「享年」と「満年齢」は同じとは限らない
享年は数え年で表す慣習がありますが、現在は満年齢で記載する例も見られます。
年齢を載せるときは、葬儀で使用した表記や家族の考え方に合わせると統一しやすくなります。
喪中はがきの文面を仕上げる前にチェックしよう
文章が完成したら、印刷する前に内容を読み直しましょう。
名前や続柄の誤りは、印刷後に気づくと修正の手間が増えてしまいます。
- 故人との続柄は正しく書かれているか
- 故人の名前や亡くなった月に誤りはないか
- 年賀欠礼の挨拶が入っているか
- 新年を祝う言葉を使っていないか
- 差出人の氏名や住所は正しいか
- 文字が小さすぎず、読みやすい配置になっているか
文面は基本形を使い、続柄と名前を丁寧に整える
喪中はがきは、文章を長く書くほど丁寧になるわけではありません。
年賀欠礼の挨拶と感謝の気持ちが伝われば、簡潔な文面でも十分です。
文面が決まったら、いよいよ印刷の準備です。
次の章では、自宅で印刷する方法と印刷サービスを利用する方法を比較します。
費用や作業の手間、11月から注文するときの選び方も詳しくご紹介します。
7.喪中はがきは自分で印刷する?印刷サービスを利用する?費用と手間を比較
喪中はがきの送り先と文面が決まったら、次は作成方法を選びましょう。
「自宅のプリンターで印刷した方が安い?」
「印刷サービスを頼むと、11月中の発送に間に合う?」
こうした疑問を持つ方もいるでしょう。
喪中はがきは、手書き・自宅印刷・印刷サービスのいずれでも作れます。
少ない枚数なら手書きや自宅印刷、枚数が多いときや作業を減らしたいときは印刷サービスが選択肢になります。

費用だけでなく、宛名書きや発送までの時間も含めて考えてみましょう。
手書き・自宅印刷・印刷サービスは何が違う?
まずは、3つの方法を比較します。
| 比較項目 | 手書き | 自宅印刷 | 印刷サービス |
|---|---|---|---|
| 向いている枚数 | 少量 | 少量~中程度 | 少量~大量 |
| 作業の手間 | 1枚ずつ書く | データ作成・印刷調整 | デザイン選択・注文 |
| 費用 | はがき代・筆記具代など | はがき代・インク代など | はがき代・印刷料金など |
| 仕上がり | 手書きならではの印象 | プリンターの性能による | デザインを選んで整えられる |
| 発送までの時間 | 書き終われば投函できる | 印刷後すぐに投函できる | 完成品の配送を待つ |
印刷サービスは、注文して完成品を受け取るまでに時間がかかります。
自宅印刷なら配送を待つことはありませんが、インク切れや印刷位置の調整に手間取ることも考えられます。
選ぶときは「枚数・費用・作業時間」の3つを比較
はがきの枚数が少なくても、プリンターを持っていなければ自宅印刷は難しくなります。
印刷サービスも少量から注文できるため、料金と作業の手間を合わせて判断しましょう。
自宅で喪中はがきを印刷するときの費用は?
自宅印刷では、主にはがき代とインク代がかかります。
すでにプリンターを持っている方なら、新たに機器を購入せずに作成できるでしょう。
2026年11月時点の通常はがきの郵便料金は、1枚85円です。
はがき代だけで計算すると、次の金額になります。
| 印刷枚数 | はがき代 |
|---|---|
| 10枚 | 850円 |
| 30枚 | 2,550円 |
| 50枚 | 4,250円 |
| 100枚 | 8,500円 |
この金額には、インク代や印刷に失敗した分の費用は含まれていません。
また、私製はがきを使うなら、用紙代と切手代を分けて考えます。
印刷サービスと比較するときは、はがき代だけでなく、完成までにかかる総額を見ることが大切です。
プリンターを新しく購入するなら費用も変わる
喪中はがきのためだけにプリンターを購入すると、本体代が加わります。
普段ほとんど印刷しない方は、印刷サービスを利用した方が手軽なこともあるでしょう。
印刷サービスならデザイン選びから注文まで進められる
喪中はがきの印刷サービスでは、用意されたデザインや定型文を使って注文できます。
文章の配置を一から考える手間が減るため、初めて作る方にも利用しやすい方法です。
印刷サービスを選ぶときは、次の点を見比べてみましょう。
- 落ち着いた雰囲気のデザインが用意されているか
- 故人の続柄や名前を変更できるか
- 宛名印刷に対応しているか
- はがき代を含めた料金が分かりやすいか
- 注文から出荷までの日数が案内されているか
11月から準備する方なら、納期も重要な判断材料です。
注文が完了しても、印刷や配送に時間がかかるため、投函したい日から逆算して選びましょう。
年賀状スクエアなら喪中はがきのデザインと宛名印刷をまとめて準備できる
印刷サービスを利用するなら、年賀状スクエアも候補の一つです。
年賀状スクエアには喪中はがき専用ページがあり、デザインを選んで注文できます。
白黒やカラーなどの印刷タイプが用意されており、好みに合わせた仕上がりを選べます。
公式サイトで案内されている主な特徴は、次のとおりです。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 喪中はがきのデザイン | 用意されたデザインから選択できる |
| 定型文 | 故人名を載せない文章も選べる |
| 宛名印刷 | 会員向けに無料で提供 |
| 送料 | 無料 |
| 出荷予定 | 喪中はがきは1~2日での出荷が目安 |
※サービス内容や出荷予定は変更されることがあります。注文時点の案内をご覧ください。
宛名印刷が無料なのは、会員向けのサービスです。
送り先が多い方なら、宛名を1枚ずつ書く作業を減らせる点も魅力でしょう。
また、出荷予定が短くても、手元に届くまでには配送日数が加わります。
年賀状スクエアが向いている方
- 喪中はがきのデザインを選んで作りたい方
- 文章や差出人情報を入力して注文したい方
- 宛名印刷もまとめて依頼したい方
- 11月中の発送を目指して準備を進めている方
印刷料金は、枚数や印刷タイプ、注文時の割引などによって変わります。
購入を決める前に、希望する枚数で見積もってみると比較しやすくなります。
注文前に見ておきたいのは料金よりも完成予定日?
11月中の発送を目指している方は、料金だけで印刷サービスを決めないようにしましょう。
印刷料金が安くても、完成品の到着が遅ければ、希望する時期に投函できなくなります。
年賀状スクエアでは、喪中はがきの出荷予定を1~2日と案内しています。
もっとも、これは手元に届く日数ではありません。
配送地域や注文状況によって、受け取りまでの時間は変わります。
また、注文後に印刷内容や枚数を変更できないため、入力内容を慎重に見直すことも大切です。
注文前に見直しておきたい4つの項目
- 故人の名前や続柄に誤りがないか
- 差出人の住所や氏名が正しいか
- 注文枚数は足りているか
- 完成品が届く時期に余裕があるか
注文を確定する前にプレビューを見ておけば、文字の配置や誤字にも気づきやすくなります。
結局どの方法を選べばいい?枚数と準備状況で判断しよう
喪中はがきの作成方法は、枚数だけで決めるものではありません。
自宅にプリンターがあるか、宛名を手書きする時間が取れるかによっても、使いやすい方法は変わります。
迷ったときは、次のように考えてみましょう。
あなたに合う喪中はがきの作り方は?
数枚だけ送りたい
→ 手書きなら、印刷の準備をせずに作れます。
自宅にプリンターがある
→ 自宅印刷なら、完成後すぐに投函できます。
枚数が多く、宛名書きの手間も減らしたい
→ 宛名印刷に対応したサービスが便利です。
デザインや文字の配置を整えたい
→ 喪中はがき専用の印刷サービスが候補になります。
どの方法を選んでも、最終的には相手に届く時期が大切です。
11月中に準備を始められるなら、送り先と枚数を整理したうえで、無理なく進められる方法を選びましょう。
次の章では、喪中はがきについてよくある質問をまとめます。
薄墨で書くべきか、切手はどうするのか、12月に亡くなったときはどう対応するのかなど、細かな疑問を解消していきます。
8.喪中はがきのよくある質問|薄墨・切手・12月の不幸などを解説
喪中はがきを準備していると、送る時期や文面以外にも細かな疑問が出てきます。
「文字は薄墨で印刷するべき?」
「切手は普通のものでもいい?」
「12月に身内が亡くなったらどうする?」
ここでは、喪中はがきを作成する際によくある質問をまとめました。
印刷や投函の前に気になる点を解消しておきましょう。
Q1.喪中はがきは薄墨で書かないと失礼になる?
喪中はがきは、必ずしも薄墨で書くものではありません。
薄墨は、主に通夜や葬儀で使用する香典袋などに見られる慣習です。
喪中はがきは年賀欠礼を知らせる挨拶状なので、通常の黒い文字で作成しても失礼にはあたりません。
印刷サービスでも、黒やグレーなどの落ち着いた色が使われています。
文字が薄すぎると読みづらくなるため、見やすさを優先して選びましょう。
薄墨でなくても問題ない
喪中はがきの文字は、通常の黒色でも構いません。
薄墨にこだわるより、相手が読みやすい濃さと文字サイズを選ぶことが大切です。
Q2.喪中はがきの切手は普通の切手でもいい?
喪中はがきには、通常の切手を使っても問題ありません。
ただし、落ち着いた雰囲気に整えたい方には、弔事用の普通切手という選択肢もあります。
日本郵便では、弔事用の85円普通切手が用意されています。
私製はがきを使うときは、郵便料金に合った切手を貼りましょう。
また、郵便局で販売されている通常の郵便はがきも利用できます。
切手選びで気をつけたいこと
弔事用切手は、喪中はがきに必ず使わなければならないものではありません。
私製はがきに貼る切手を選ぶ際は、料金不足にならないようにしましょう。
Q3.喪中はがきに「。」や「、」を使ってもいい?
喪中はがきでは、句読点を使わない書き方が一般的です。
これは改まった挨拶状に見られる慣習で、文章の区切りを改行や空白で表します。
例えば、次のように書きます。
句読点を使わない文例
喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
本年七月に祖母 ○○が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
令和八年十一月
句読点を入れたからといって、郵便として送れなくなるわけではありません。
ただ、従来の形式に合わせたいなら、使わずにまとめるとよいでしょう。
Q4.喪中はがきは12月に亡くなったときも出す?
12月に身内が亡くなったときは、亡くなった日と年賀状の準備状況によって対応が変わります。
12月上旬であれば、喪中はがきを用意して早めに発送する方法も考えられます。
年末が迫っているときは、無理に年内の発送を目指さず、年明けに寒中見舞いで事情を伝えても構いません。
| 亡くなった時期 | 対応の目安 |
|---|---|
| 12月上旬 | 準備できるなら喪中はがきを早めに送る |
| 12月中旬 | 年内の発送と寒中見舞いのどちらが適切か考える |
| 12月下旬 | 年明けに寒中見舞いで知らせる方法もある |
12月の不幸については、第3章と第4章でも詳しく解説しています。
Q5.喪中はがきを1枚だけ送りたいときはどうする?
喪中はがきを1枚だけ送りたいなら、手書きや自宅印刷が手軽です。
市販の喪中はがき用紙や通常の郵便はがきを利用する方法もあります。
印刷サービスの中には少量注文に対応しているところもありますが、最低注文枚数や基本料金はサービスごとに異なります。
1枚だけなら、印刷料金と送料を含めて比較するとよいでしょう。
少ない枚数なら作業の手軽さを優先
1枚から数枚程度なら、手書きでも十分に対応できます。
デザインを整えたい方は、少量注文に対応した印刷サービスも候補になります。
Q6.喪中はがきに写真やイラストを入れてもいい?
喪中はがきには、控えめな花や植物などのイラストが使われることがあります。
菊や桔梗、蓮などのモチーフを取り入れたデザインも見られます。
写真を入れること自体に絶対的な禁止事項はありません。
もっとも、喪中はがきは年賀欠礼を伝える挨拶状です。
華やかな写真やお祝いを連想させる装飾は避け、落ち着いた印象にまとめるのが無難でしょう。
Q7.喪中はがきを出した相手から年賀状が届いたら?
喪中はがきを送った相手から年賀状が届いても、慌てることはありません。
相手が喪中はがきを受け取る前に投函していた可能性もあります。
また、喪中はがきは年賀状を受け取ることまで断るものではありません。
返事を出すなら、松の内が明けてから寒中見舞いを送る方法があります。
年賀状へのお礼と相手への気遣いを添えると、自然な挨拶になります。
年賀状が届いても失礼ではない
喪中はがきは、自分が新年の挨拶を控えることを伝えるものです。
相手から年賀状をいただくこと自体は問題ありません。
Q8.喪中はがきを出し忘れたら、年賀状で返事をしてもいい?
喪中のため年賀状を控えているなら、年賀状で返事をするのではなく、寒中見舞いを利用するのが一般的です。
年賀状をいただいたことへの感謝と、喪中で年始の挨拶を控えた事情を伝えられます。
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前日までに送るのが目安です。
2027年なら、松の内を1月7日までとする地域では1月8日から2月3日までが一般的な時期となります。
Q9.祖父母が亡くなったときも喪中はがきを出す?
祖父母が亡くなったときは、喪中として年賀状を控えることが一般的ですが、同居の有無や故人との関係によって考え方が分かれます。
喪に服す範囲や期間には、家庭や地域による違いもあります。
祖父母と別居していたからといって、必ず年賀状を出さなければならないわけではありません。
家族の考え方やこれまでの慣習を踏まえて判断しましょう。
Q10.喪中はがきは郵便局の窓口に出すべき?
喪中はがきは、通常の郵便はがきと同じようにポストへ投函できます。
郵便局の窓口へ持参しなければならないという決まりはありません。
もっとも、郵便料金やはがきの種類が分からないときは、窓口で尋ねる方法もあります。
私製はがきを使用する際は、切手の貼り忘れにも気をつけましょう。
喪中はがきは年賀状の受付開始日を待たなくてよい
喪中はがきは通常の郵便として発送できます。
年賀状の引受開始日とは関係なく、準備ができたら投函しましょう。
喪中はがきの疑問を解消したら、発送前にもう一度見直そう
喪中はがきには昔からの慣習がありますが、すべてが厳格な決まりというわけではありません。
大切なのは、相手に年賀欠礼の事情が伝わることです。
最後に、発送前のチェック項目をまとめました。
- 相手に届く時期を考えて発送する
- 故人との続柄や名前を正しく記載する
- 文面には原則として句読点を使わない
- 読みやすい文字の濃さと大きさを選ぶ
- はがきの郵便料金に不足がないか調べる
- 差出人と宛先の住所に誤りがないか見直す
準備が整ったら、できるだけ早めに投函しましょう。
次の章では、喪中はがきを送る時期や準備の手順、間に合わなかったときの対応を振り返ります。
9.まとめ|喪中はがきは11月中の発送を目指して準備しよう
喪中はがきは、身内に不幸があった年に、新年の挨拶を控えることを伝えるための挨拶状です。
一般的には、11月中旬から12月初旬までに相手へ届くように送るのが目安とされています。
法律で定められた期限はありませんが、相手が年賀状を準備する前に知らせることが大切です。
この記事で紹介した内容を振り返ってみましょう。
喪中はがきを準備するときのポイント
| 項目 | 覚えておきたいポイント |
|---|---|
| 送る時期 | 11月中旬~12月初旬に届くようにする |
| 11月からの準備 | 送り先・文面・印刷方法の順に決める |
| 12月に遅れたとき | 年末の状況に応じて発送や寒中見舞いを考える |
| 送り先 | 普段から年賀状を交換している相手が中心 |
| 文面 | 年賀欠礼の挨拶・故人との続柄・感謝を簡潔に記載する |
| 印刷方法 | 枚数・費用・作業時間を比較して選ぶ |
これから準備するなら、まず3つの作業から
喪中はがきの準備を一度に終わらせようとすると、何から始めればよいのか分からなくなることもあるでしょう。
最初は、次の3つに絞って進めると取りかかりやすくなります。
喪中はがきの準備チェックリスト
① 送り先と枚数を決める
過去の年賀状や住所録を見ながら、送る相手を整理します。
② 文面を整える
基本の文例を使い、故人との続柄や名前を正しく記載します。
③ 作成方法を選んで発送する
手書き・自宅印刷・印刷サービスから、自分に合う方法を選びましょう。
11月中に準備を始められるなら、余裕を持って発送できる可能性が高まります。
印刷サービスを利用する方は、注文から受け取りまでの日数も考えて進めてください。
間に合わなかったときも、落ち着いて対応しよう
12月下旬に身内が亡くなったり、家庭の事情で準備が遅れたりすることもあります。
そのようなときは、年明けに寒中見舞いを送る方法も選べます。
寒中見舞いなら、年賀状を控えた事情や、年賀状をいただいたことへの感謝を伝えられます。
2027年は、松の内を1月7日までとする地域では、1月8日から2月3日までが一般的な発送時期の目安です。
喪中はがきで大切なのは、相手への気遣い
喪中はがきには昔からの慣習がありますが、形式だけにとらわれることはありません。
相手に年賀欠礼の事情が伝わるよう、丁寧に準備することが大切です。
身内に不幸があった年は、さまざまな手続きや日々の生活に追われることもあるでしょう。
喪中はがきの準備も、無理のない範囲で進めてください。
まずは送り先を整理することから始め、相手への思いが伝わる一枚を用意しましょう。
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