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金曜ドラマ『100万回言えばよかった』第7話のネタバレあらすじと考察

『100万回言えばよかった』第7話のネタバレあらすじ

莉桜(香里奈さん)を車に乗せた人物が直木(佐藤健さん)を殺した犯人なのではと、悠依(井上真央さん)は憤りをあらわにしていた。

そんな悠依は翌日署内の部屋に刑事2人とともにいた。

刑事が田中希也の写真を出して言う「先ほど発見された盗聴器ですが引っ越しの時じゃないかと」。

悠依は田中希也の顔を覚えていた。

「尾崎莉桜との会話を聞かれてたんでしょう、この田中希也という男と車に乗っていた女性に心当たりは?」と刑事が尋ねる。

「すいません、分かりません、あの時尾崎莉桜さんは事件のことを話すつもりでいてくれてたと思います、なのに何で自分から車に乗ったんでしょう」と悠依。

「脅されていたか、洗脳されていたか」と刑事。

「私がいろいろ思い出せば莉桜さんの居場所も分かるかもしれない」と言う悠依に刑事が「これ以上事件に関わるのは危険です」ときっぱりと言う。

「あの人たちが直木を殺したかもしれないんですよね?」と悠依。

 

一方、突然倒れた譲(松山ケンイチさん)は病院で受けた検査の結果、偽性脳腫瘍の可能性があると告げられていた。

ただの頭痛だと楽観視していた譲だが、叶恵(平岩紙さん)から、幽霊である直木とこれ以上一緒にいるなと忠告される。

譲は共感力が高いので幽霊に命を削られて最後には死ぬと。

 

そんな中、莉桜の行方を追っていた直木は、莉桜が連れ去られた場所やそこで見聞きしたことを譲に伝える。

夜、悠依の部屋に集まる3人。

悠依が「私が言います」と言うと譲が「今日直木さんが見てきたことをあなたが証言するのはさすがに無理です」と。

「どうにかしてとにかく踏み込めよ、殺人犯の潜伏先が分かっててなにもしないなんてありえないだろ」と直木が強い口調で言う。

「警察は法律に従って手順を踏んで動くものなんです、知り合いの幽霊が見てきましたって簡単にガサ入れ出来るもんじゃないでしょ、ねえ」と譲は悠依に同意を求める。

「だから私が電話で莉桜ちゃんから聞いていたとか」と悠依。

直木が言う「悠依の写真持ってたんだ、あの家にいた女が」。

「えっ」と驚く譲。

そして「主犯格と思われる女があなたの写真を持っていたようです」と悠依に伝える。

直木が言う「とにかく悠依が今動くのは危険すぎる」。

譲が「あなたが動くのは危険だと言ってます、とても心配しています」と悠依に伝える。

「でも前に魚住さんが言っていた通りならその女の子たちは犯罪に巻き込まれている可能性が高いということですよね」と悠依。

「おそらく」と譲。

「だとしたらこのままにしちゃいけない、分かってるのに何もしない、それは絶対ダメ」と悠依。

続けて「直木も知ったんじゃない?それで何とかしようとして誰かに…」。

 

翌日、池澤が経営している学習塾へ悠依と直木が向かう。

「いるの?直木」と悠依に池澤が尋ねる。

頷く悠依に「どこ?」と聞く池澤。

「聞いててもらえますか」と悠依。

口笛を吹く直木。

「え、怖っ」と驚く池澤。

「あ、ごめん、今の直木が吹いてるの?」と池澤。

悠依がはいと答え、直木はまた口笛を吹く。

池澤が言う「いるね、いるね、これ直木いるね」。

続けて「直木、お前、俺葬式まで行っちゃったよ、何やってんだよ」。

 

3人が机を囲む。

「20年前、そんな昔のことが事件に関わってるの?」と池澤。

「何か当時のことで思い出せることありませんか?」と問う悠依。

「思い当たることばっかだなあ」と池澤。

おどろく悠依と直木。

池澤が続ける「僕かなり悪かったから、それで僕みたいなのを手なずけて悪いことする大人がいっぱいいた、その莉桜さんもそういう連中に絡まれていたのかもしれない」。

「莉桜ちゃん500万持ってたんです、あの頃に」と悠依。

「そう、子供が持てる額じゃないね、そういうのって1度関わると切れない、僕もそっち側にいたと思うよ、でも僕には勝さんがいたから、僕はラッキーだった」と池澤。

悠依が「多分、私もです」と答える。

池澤が言う「なあ直木、お前ずっといろよ、直木は悠依ちゃんのそばにいなきゃダメだ、店だってあのままにしておくよ、2人でやればいいじゃん、勝さんと美貴子さんみたいに、なあ」。

 

その頃、譲は直木に教えてもらったちーちゃん宅を訪ねていた。

最近この辺で空き巣が頻発していて戸締りを確認したいと家の中へ入れてもらった。

 

悠依と直木が歩いていると譲から悠依のケータイへ電話がかかる。

直木さんにも聞かせてくださいと言うので、スピーカーをONにして悠依と直木が聞く。

「竹原台の家に来てる、中も確認した、でも完全に女性の一人暮らしで尾崎莉桜も田中希也もいない、少女たちも」と譲。

 

譲が署に戻ると上司の刑事から竹原署からクレームがきたと怒られる。

しかも、相手が悪いよ、武藤千代は地元の名士だと。

しばらくおとなしくしてろと言い上司は部屋を出ていく。

直木が「じゃあ、俺が見たのは何なんだ」と言うと「幻?」と言う声が。

直木と譲が驚いて振り返るとそこには菊地凛子さん扮する幽霊がいた。

「ほんとキツいですよねー、確かなことは何もできない、この目で見たことさえも信じてもらえない」。

幽霊なの?と言う譲に「まあまあ視界に入ってたよね」と幽霊。

 

悠依の部屋に悠依と直木と譲、謎の幽霊が集まる。

幽霊が口を開く。「原田弥生です、みなさまいろいろと大変な時にすみません、どうしてもお願いしたいことがあって、私、悠依さんのお友達のハヨンさんに伝えたいことがあります」。

譲が悠依に「原田さんがハヨンさんに伝えたいことがあるそうです」と告げる。

原田が喋る。「私仕事でずっとソウルに行っていて1年くらい前に車で事故を起こして死にました、運転中の脳出血で対向車に突っ込んだみたいです、それがハヨンさんの旦那さんの車で、ウジンさんも亡くなりました」。

悠依が譲に「大体でいいです」と言う。

「あの、原田さんが交通事故を起こしてハヨンさんの旦那さんが亡くなったそうです」と譲。

「え」と驚く悠依。

「状況が分かってからとにかく謝りたいと思ったけど、ウジンさんはちゃんと成仏しちゃってて、それでご家族にあなたみたいな人(譲のこと)を通じて謝罪しました、でもハヨンさんには会えなかった、留学していた日本へ行ったと聞いて、それで私も戻って来て、あなた(譲のこと)ウジンさんによく似てるんです、びっくりしちゃった」と原田。

「え、僕がですか?ハヨンさんの旦那さんと」と譲が悠依に聞く。

「そう聞いてます」と悠依。

「それであんなに驚いてたのか」と直木。

「自分の家族ともさよならできたし、もう心残りはハヨンさんに謝りたいってだけで、これが出来れば、多分私向こうに行ける」と原田。

譲が「ハヨンさんに謝れば多分向こうに行けると」と悠依に伝える。

「原田さんも思い残しが無くなったら向こうに行くって言うんですね」と悠依。

原田が「分からないけど、幽霊の本能って感じかな」と言う。

「幽霊の本能みたいなんじゃないかって」と譲が悠依に伝える。

皆が静まり返る。

 

叶恵は樋口に譲と直木を引き離してくれと頼む。

 

譲と直木は署で前歴のある少女のデータベースを調べていた。

そこに樋口が現れ譲を説得する。

その時、別の職員がパソコンを使っていると直木が「いた」と言い、譲が駆け寄る。

そこには1人の少女が映っていた。

 

ハチドリの店内。

原田が「本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げる。

譲が「本当に申し訳ありませんでしたと頭を下げられています」と椅子に座っている宋に言う。

「自分が死ぬのは仕方ないとして、誰かを巻き添えにするなんて思ってもみなかった、本当に、本当にごめんなさい」と原田は再び頭を下げる。

譲が宋に伝える。

悩む宋に同席している悠依が大丈夫か尋ねる。

「私は許さなきゃいけないの?事故の原因は病気だし、原田さんも亡くなっています、許してあげなきゃいけないって思う、うん、でも、でも、あの日に、あの時間に、どうしてあの道を選んだの?どうしてウジンの車に?」と泣きながら宋が聞く。

原田は「すみません」と言う他ない。

「謝られてどうとかじゃない、許すとかじゃない、そんな、ごめんなさい、あなたのことは許せない」と宋。

「そうですよね、謝って許してもらおうなんて都合がいいですよね」と涙を浮かべながら原田。

「すみません、これから勤務なので」と言い席を立つ宋が譲に「魚住さん、ちゃんと検査へ来てください」と声をかける。

 

場所はファミレス。

叶恵が言う。

「譲から離れてください、こんな言い方してすみません、でも、あの子は優しいから、ほんとに死んじゃうかもしれない」。

「すみません、知らなくって」と悠依。

「いいえ、近くにいるのも危ないって分かったけど乗り移りはもっと危ないって分かってどうしても心配で」と叶恵。

「すいませんでした、もう近づきません」と頭を下げる直木。

「ありがとう、お二人にこんなこと言うのはひどい、勝手だと思います」と叶恵。

悠依が答える「それはみんな同じです、大事な人がいるってよく考えたら残酷ですよね」。

「他の人よりこの人って順番を付けることだもんね、ごめんなさいね、私は譲が大事」と叶恵。

 

翌朝、悠依は譲に会うために署へ行く。

「昨日、お姉さんにお話を伺いました。それで散々お世話になっておきながら、ほんと申し訳ないんですけど、直木とは会わないでください、うちにももう来ないでください、すみません、失礼な言い方して、でも取り返しのつかないことになるといけないから、私たち魚住さんにほんとに感謝しています、なんか楽しかったから、今までありがとうございました」と悠依。

譲は険しい表情をしていた。

「失礼します」と言い悠依は部屋を出ていく。

立ちすくむ譲。

 

悠依の務める美容室。

窓から店内を覗く少女に直木が気付く。

武藤千代の家で見かけ、データベースに乗っていた少女だった。

悠依に気付いてもらえるように口笛を吹く直木。

すると何かを察した悠依は店の外にいた少女に声をかける。

「すみません、今日は定休日で」。

「ここに相馬悠依さんという方はいますか?」と少女が聞く。

悠依が「私です」と答えると「尾崎莉桜さんに言われて来ました、助けて」と少女。

「大丈夫」と言ってとりあえず美容室の中へ入れる。

 

「警察には行けない、行けば殺すって言われてる」と少女。

「昼も誰かいてくれて、ここなら大丈夫ってところないかなあ」と悠依が少女に尋ねる。

すると「おばあちゃん家、おばあちゃん家に行きたい」と答える。

「分かった、一緒に行こ、警察には私が行く」と悠依。

 

少女をおばあちゃんの元へ連れていき、悠依は警察に電話を掛ける。

そして、言われた警察署へ向かう。

その時、鉄パイプを持った男が現れ悠依を襲う。

幽霊である直木には何もできない。

そこへ譲が駆けつけ暴漢を捕まえ殺人未遂で逮捕する。

譲が倒れた悠依を大丈夫です、大丈夫ですと気遣う様子を直木は寂しげな表情で見ていた。

 

日が暮れ、数台のパトカーが停まっている。

直木が譲に「ありがとう」と言うと「いえ」と答えベンチに座っている悠依の元へ行く。

「ありがとうございました」と言う悠依に「無事でよかったです」と譲は答える。

「ひとつ確認させてください、あなたは20年前彼女たちのような被害に遭われたことがありますか?」と譲。

長い間を置き、悠依は首を振り、「私は何も」と言う。

「だからって、そっちって何?私も行ってもおかしくなかった、あの子と莉桜ちゃんと私の違いは何?直木と私だってそう、何も違わない、でも、私だけが生きてる、いつも私はこっちにいる」。

直木が言う「無事でいることに何の罪があるんだよ、いいんだよ、堂々と幸せでいろよ」。

言ってと直木が譲に言うと「自分で言ってください」と返される。

「乗り移るでも何でもして自分で言ってください、そんな魂のこもった言葉は」と譲が語気を荒げる。

悠依は「大丈夫です、伝えてもらわなくても、直木の言うことは全部私分かります」と立ち上がり直木の方を向いて「ごめんね、ありがとう」と言う。

 

その頃、池澤は自分の運営する塾でグミを食べていた。

 

『100万回言えばよかった』第7話の考察

私の「池澤犯人説」はどうやら正しそうじゃないですか!

20年前莉桜と涼香が乗った車の運転手が食べていたグミと全く同じです。

「僕も昔は悪かった」と言ってましたし、また「そういうのって1度関わると切れない」とも。

もう認めてるようなものですね。

 

宋医師がどうやったら原田弥生を許すのか。

これは難しいですね。

多分、最終的には許すんでしょうけど、どういうシチュエーションになるのか分からないです。

 

あとラストも分かりません。

今の状態でどうなったらハッピーエンドになるのか?

事件が解決したら直木が成仏してしまうんでしょうか。

それで悠依は納得して前へ進んでいけるのか。

悠依と譲の関係は?

出演者も最終話の台本は渡されてないようです。

 

直木が悠依を助けることができなかった時の空しい表情は泣けますよね。

『100万回言えばよかった』第8話の予告

来週も面白そうですね!

どういう展開になるのか。

悠依の「直木、消えていいよ」とはどういう事か。

いやあ、面白そうですね。

楽しみ♪

 

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