金曜ドラマ『100万回言えばよかった』第6話のネタバレあらすじと考察

『100万回言えばよかった』第6話のネタバレあらすじ

莉桜(香里奈さん)が悠依(井上真央さん)からの手紙を受け取り、自分の鞄の中から数百万円の札束を出し何かを考えていた。

2023年1月11日。涼香(近藤千尋さん)の部屋に莉桜はいた。

「あの人をゆすってお金なんかもらったらダメ!ヤバいことになるから」と莉桜。

「ゆするなんてやめてよ、向こうがくれたの、お小遣いだって」と涼香。

「お小遣いなんて柄じゃないでしょ、100万?」莉桜が聞くと、涼香は指を3本立てる。

「はあ」と驚く莉桜。

「大丈夫だよ、相変わらずお金持ってそうだったし」と答える涼香。

莉桜が言う「ダメ、とにかくもう絶対に関わらないように約束して」。

「なんでそんなに嫌うの?私たちを助けてくれたのちーちゃんだけだった」と涼香。

「助けてくれたんじゃないんだよ、分かってるでしょ?」と莉桜が問う。

「分かってるよ、だからお金なんていくら貰ったっていいんだよ」と答える涼香。

 

その頃、直木(佐藤健さん)は樋口昌通(インパルス板倉さん)と共に、成仏する方法を知る自分たち以外の幽霊を探していた。

「いやあ、しかし、いないね幽霊」と言う樋口に「幽霊の友達いないんすか?」と直木。

「前はいたよ、1人や2人、でも、みんな急にいなくなっちゃったんだもん、結局さあ成仏する時も現世と同じようになんの前触れもなく消えちゃうんじゃないの」と樋口。

直木と樋口のことが見えない人々が通り過ぎる中、2人を見つめる女性の姿があった。

 

そんな中、悠依の引っ越しを知った直木は急いで止めようと譲(松山ケンイチさん)の元へ行くが、譲の足を引っ張ってしまう。

 

悠依は宋医師(シム・ウンギョンさん)に引っ越しを手伝ってもらっていた。

死んだ夫・ウジンのことを誇らしげに語る宋。

そこへ引っ越し業者が搬入が終わったのでサインを下さいと悠依を呼ぶ。すると、下の階で天井から水漏れがあって、ちょと水回りを見させてもらっていいですかと工具を持った作業服の男が尋ねる、悠依は「ああ、どうぞ」と部屋に入れる。

引っ越し業者へのサインが終わると、作業服の男が「こちらは大丈夫でした」と言い部屋を出ていく。

その男は涼香が殺害された日に宅配業者を名乗ってた男だった!

 

しばらくして、譲と直木が悠依の部屋へ行くと、宋が出てきて、驚く譲に直木が「この間、悠依を助けてくれた人」と教える。

部屋に入ると悠依が4人分のお茶(コーヒー?)を出す。

宋が驚くと、いるの、直木、多分ここにと悠依が説明すると、「どうも」と直木が言い、譲が「どうもと言ってます」と伝える。

会話をしていると直木が譲に「連れてって欲しいところがある」と告げる。

 

その後、直木は譲の姉・叶恵(平岩紙さん)に自分が成仏するためのヒントをもらうために会いに行く。

叶恵には直木のことが見えるのだった。もちろん着いてきた樋口のことも。

コタツを囲んで話が始まる。

直木が叶恵に「そもそもなんで俺は消えずにいるんですか?」と問うと「思い残しがあるからかなあ」と答える。

「じゃあ、事件が解決したら直木さんは…」と聞く譲に「消えるんじゃないかなあ」と叶恵。

樋口が「俺は?」と尋ねると「あなたは思い残しを探してるのかもね」と叶恵は答える。

 

悠依が学習塾を訪ねる。

池澤(荒川良々さん)に会うためだ。

直木が幽霊になって、居るということを伝えると池澤は驚く。

「ごめんなさい、びっくりさせて、信じてもらえないのは分かってます」と悠依。

池澤は、「信じるよ、うーん、いったん信じるとして、その直木と普通に話したりできるの?」と聞く。

「私には姿も見えないし声も聞こえない、でもYESとNOは通じます、それと直木と普通に喋れる人がいてたまたま警察の人で、その人を通じて…」と言う悠依を遮って「警察?じゃあ事件のこと分かるじゃない、直木を殺した奴のこととか」と池澤。

「それが、事件の記憶は残ってないらしくって」と悠依。

「そうなんだ」と池澤。

 

「そろそろ仕事に戻ります」と言う悠依に「今度、直木も連れてきてよ、俺も会いたい」と池澤。

 

直木が叶恵の家を出ようとしてる時、「まだ何か気になる?」と叶恵が声をかける。

直木は「俺の思い残しって何だろうなと、事件のことはもちろん気になるけど、一番の思い残しは違う気がする」と答える。

「なんだと思う?」と叶恵が聞く。

「お姉さんも子供達には危ない目に遭って欲しくないと思うでしょ?大事なんです、凄く、だから俺の思い残しは、ただ悠依が心配なだけなのかも」と直木。

「うん」と叶恵。

「だって俺ちゃんと伝えてなかったなって、それが何か心残りかもしれないっす」と直木。

直木をじっと見つめる譲。

「じゃあ」と言って直木が帰ろうとすると、「また何かあったらいらっしゃい」と言う叶恵に「ありがとうございます」と礼をする直木。

続いて譲が叶恵に「ありがとね」と言い靴を履こうとしていると「あんたもだいぶ分かるようになったんじゃない?」と聞く叶恵に「どうかな」と譲は苦笑する。

「だって霊とかは…」と続ける譲に「そっちじゃなくて、誰かのこと、すごく大事に思うとか、あんた優しいけど自分のそういうのには鈍感だから」と叶恵。

 

悠依と直木、譲が部屋に集まる。

「お姉さんの話はだいたい分かった、ひとつ確認してもいい?思い残しがなくなったら直木は自分から消えるの?」と悠依。

直木は「俺は自分が納得いったら消えたい」と答える。

険しい表情で見つめる譲。

「伝えてよ」と言う直木に譲は「あなたそれ言うんですか?」と。

悠依が「なんですか?」と聞く。

直木は「伝えてください」と再度言う。

「自分が納得したら消えたい」と譲は伝える。

しばらく無言が続き、悠依が口を開く。

「直木の気持ちは分かった、でも私の返事はもう少し保留にさせて」

 

その後重い空気が流れる中「一息入れましょ」と悠依がキッチンに立つと譲が姉から貰った土産を持っていく。

その時、ドアをすり抜けて女性が入ってくるのを直木が目撃する。

逃げた幽霊を追いかけるために部屋を飛び出す直木。

道路沿いにはあの怪しい男が載った車が停まっていた。

 

その後、直木がいないことに気付いた譲は「帰ります」と言って部屋を出る。

屋上に行くと直木がいて「幽霊見なかった?」と聞く。

直木に気付いた譲は「こんなところで何やってるんですか?」と強い口調で言う。

続けて「すぐに戻って撤回してください、消えたいって何なんですか?そばにいる人の気持ちも考えてください、嘘でも一緒にいるって言ってあげてよ」。

「魚住さんさ、悠依のこと好きなんだろ」と直木。

口ごもる譲。

「言われてたでしょ、お姉さんにも、先輩の刑事さんにも」と直木。

何も答えられない譲。

直木が続けて言う「気付いてるのにごまかすなよ」。

「ごまかすのに必死なんだよ、なんとかごまかして、うやむやにしてやり過ごそうとしてるのに、なんでわざわざ自覚させようとするんですか、しかもあなたが」と譲。

「むかついてるからだよ!この関係性分かっといてピュアに好き、だだもれさせてんじゃねーよ」と直木は語気を強める。

譲が答える「もし仮にそうだとして、もし仮にそうだとすると、複雑でしょ、鳥野直木のことだけをただひたすら愛していることが、すごい素敵だって思っちゃったんだよ、あなたのことを好きな彼女が僕は好きなんだ」。

微笑みながら「だから好きなんじゃん」と直木。

そして「でも、俺は消える」と。

譲は「簡単に言うんじゃないよ、消えるとか、悠依さんが、あ、すいません、相馬さんが…」。

「いいよ、悠依さんで、しかし、呼び捨ては無しな」と直木。

「悠依さんが悲しむ」。

「だってどうしようもないだろ、お姉さんも言ってたじゃん、死は理不尽だけど平等だって」。

「怖くないの?」と譲。

「怖いよ、なんだよ、自分が消えるって、でも怖いからって悠依を巻き込んでしがみついてあいつの人生までぐちゃぐちゃにするなんて無い、あり得ない、でも、だからって悠依が他の男とかって死んでも嫌だし、そんなこと言う自分も嫌だし、ぐちゃぐちゃなんだよ俺も、でも、でも、でもばっか言ってっけど、とにかく悠依には笑ってて欲しい、それだけ」。

それを聞いてた譲は泣き出す。

「どうしたの?」と聞く直木に「どうしても悠依さんに伝えたいことがあったらいつでも僕の体使って、見てるのは僕の目だし、聞こえてるのは僕の声だから非常に申し訳ないけど、直接言いたいこと話したいこと、いっぱいあるだろうし、そんな時は遠慮せず、僕の体使ってください」と。

「ありがと、大丈夫?」と直木。

「あなたたちは最高だ」と涙をぬぐいながら譲。

 

2023年1月11日。

涼香の部屋。

「助けてくれたんじゃないんだよ、分かってるでしょ?」と莉桜が問う。

「分かってるよ、だからお金なんていくら貰ったっていいんだよ」と答える涼香。

「まさかまた貰うつもりでいるの?」と莉桜。

「気前いいよね、今度はいくらいるのって」と涼香。

何かを決心した莉桜は立ち上がる。

「何?」と涼香。

「すずがそのつもりなら私はもうすずとは会わない、ごめんね」ときっぱりと言い帰ろうとする莉桜。

「待って、それは嫌」と莉桜にすがりつく涼香。そして、「じゃ、こうしよ、鳥野直木って人、絶対500万持ってくるよね、それをくれたらもうちーちゃんとは関わらない」。

「ほんと」と聞く莉桜。

「見捨てないで」と懇願する涼香に分かったと答える莉桜。

 

翌日、莉桜が涼香の部屋へ行くと、涼香は殺されていた。

莉桜のケータイに「こうなりたくなかったら黙ってなさい」というメッセージが届く。

 

譲は署で監視カメラの映像を見ていた。

そこへ直木が現れ手伝うよ、ちょっと休みなよと言う。

譲が休もうとすると、直木が声を上げる。

「この男、宅配便の男じゃね?」。

服装が違うから分からなかったが同一人物だった。

男の身元が分かる。

田中希也(たなかきなり)37歳、15年前に傷害罪で実刑になっていた。

現在は住所不定。

田中希也のDNAと涼香の爪に付いた血痕のDNAが一致。

逮捕状を取ることに。

 

その日の夜。

家にいた悠依のケータイが鳴る。

取っても、相手は無言のまま。

悠依は「莉桜ちゃん?莉桜ちゃんでしょ?」と聞いてみる。

「ごめんなさい」と莉桜が答える。

「大丈夫?」と悠依。

「直木のこと…」。

「莉桜ちゃんがとかじゃないでしょ?」。

「違う、違う、私じゃない、でも多分私のせい」と莉桜。

「今どこにいるの?会って話そう」と悠依。

「ダメ、危ないよ」と答える莉桜。

悠依「莉桜ちゃんは私を助けてくれたんでしょ?もしもこのまま私だけ何もせず無事でいられるとしたら、私は私を許せない、お願い、何があったか知りたい」。

「会ってもいいの?」と尋ねる莉桜。

「今から行く」と悠依。

「でも、誰にも話さないで、警察にも」と莉桜。

「分かった」と悠依。

 

その頃、譲の元へ莉桜らしき人物を発見したと連絡があり、現場へ向かう。

現場で莉桜だと確認した時に、反対側の歩道へ悠依が現れる。

悠依に気付いて微笑む莉桜。

お互いが近づこうとした時に、莉桜の前に車が停まる。

後部ドアが開き、年配の女性が久しぶりと莉桜へ言う。

莉桜が「ちーちゃん」と呟く。

「何してるの?乗りなさい」と女性が言い、莉桜が車に近づいていくと、悠依が来て「莉桜ちゃん」と呼びかけるが放心状態のような莉桜はそのまま車に乗ってしまう。

その車は直木が部屋に入ってきた幽霊を探しに外へ飛びだした時に道路に停まっていた車だった。

そして車は走り去る。

刑事たちが無線で連絡を取る中、譲が苦しみ始める。

必死に声をかける悠依。

 

田中希也が運転し走り去った車の中には直木の姿もあった。

 

『100万回言えばよかった』第6話の考察

今回も急展開だらけで見入ってしまいました。

 

高原涼香を殺したのは田中希也なんでしょうね。

DNAが一致しましたし。

理由ははっきりしませんがお金をたかってましたからね。

 

だけど、直木を殺した犯人はまだ分かりませんね。

莉桜は何かを知っているような感じでしたけど。

また、おそらく殺された直木が持っていたはずの500万円を莉桜が持ってましたし。

 

私は直木の件は相変わらずハチドリのオーナー・池澤が怪しいと思ってるんですけどね。

悠依が「警察」と言った時にめっちゃ動揺してましたし。

でも、それだったら池澤と莉桜との接点が分からないです。

 

ちーちゃんの正体は何なんでしょう?

高原涼香を殺したのは田中希也だったら手下に簡単に人を殺させるという凶悪な人物となります。

なのに涼香はちーちゃんに助けられたって言ってましたし。

いいように使われただけで本当は助けてもらったんじゃないらしいですけどね。

売春組織かなにかの上層部の人間なんでしょうか。

 

譲が急に苦しみ始めたのは、直木の憑依のせいなんでしょうね。

マンションの屋上で直木に泣きながら「いつでも僕の体を使ってください」と言ったシーンは感動的だったのになあ。

それまでは真剣な時に目が合うと、目を閉じて顔をそむけてたのに。

あの松山ケンイチさんの演技、可愛かったなあ。

 

あとは三角関係の行方も気になりますね。

直木に一途の悠依の心が譲に向かうのか!?

どうだろう?予想ができません。

 

そういえば幽霊役の菊地凛子さんが譲を何とも言えない表情で見つめてましたね。

きっと伏線でしょう。

 

ラストも想像できないなあ。

まさか直木が生き返るわけないし。

単純に悠依が譲に恋心を抱かないだろうし。

みんなが幸せになれる結末ってなんだ!?

んー、悩ましい。

『100万回言えばよかった』第6話のみんなの感想

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また、いろんな展開がありそうですね。

ちーちゃんが悠依の写真を持ってたの怖すぎるでしょ。

あ、そうそう!引っ越し業者が来た日に水道業者に成りすました田中希也は悠依の部屋に何か仕掛けたんでしょうか?盗聴器とか。

いろいろと想像しながら楽しみにします。

 

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