金曜ドラマ『100万回言えばよかった』第5話のネタバレあらすじと考察

『100万回言えばよかった』第5話のネタバレあらすじ

悠依(井上真央さん)が自分と莉桜(香里奈さん)、高原涼香(近藤千尋さん)が写る写真を手にする中、直木(佐藤健さん)は突然の胸の苦しみに襲われていた。

直木の死因は胸と腰を鋭利な刃物で刺された事だった。

遺体発見時、直木が握っていた花は広田勝(春風亭昇太さん)宅の花と一致したが、直木には掴んだ記憶がなかった。

さらに勝宅には血液反応があり、カーペットは庭のドラム缶で焼かれていた。

凶器も勝宅の剪定バサミと思われた。

直木は自分が預かっていた500万円はあったかと譲に聞くが無かったと言われる。

そもそもなぜ莉桜がそんな大金を持っていたのか?

直木が殺害された事件の真相が徐々に明らかとなる反面、身体がなくなったら直木は消えてしまうのではと不安に思う悠依。

 

そんな中、悠依が莉桜に襲われる事件が発生。

首を掴まれ「もう何も思い出さないで」と言われる。

幸い無事だったが、悠依は莉桜にかけられた「こっちに来ないで」という言葉が気になっていた。

 

直木宅で弁護士が「結婚を考えてらしたんでしょうね、購入に切り替えたということは」と悠依に言う。

「私が住みます、直木さんが支払った分はお返しします、これからは私が払います」と悠依。

「よく考えた方が良い、ところで直木さんの写真はありませんか?葬儀に使う写真がないとご両親が困ってまして」と言う弁護士に悠依が「選んでお送りします」と答える。

 

署で魚住譲(松山ケンイチさん)が1枚の写真を指差し、「この男は偽物でした、実際に出入りしていた配達員と格好が似ていて当初この時間に配達に行ったと言ってましたが、調べてみると客は時間帯を変更していました」と直木に告げる。

 

莉桜が直木の死体が発見されたというニュースを見ながら「こんなとこに来てていいの」と尋ねる。「勝手なことされたら困るから」と答えた男は譲が直木に見せた写真の男だった。

「私は何も話さない、だから安心してって伝えて」と莉桜。

 

一方、直木の葬儀が終わり落ち込んでいる悠依を励まそうと、直木は譲を通じてデートに誘う。

譲も一緒にと、3人で勝宅にあった写真の遊園地に行くが、悠依と直木はお互いの未来への考えの違いから険悪なムードに。

そんな時、譲に直木が乗り移ってしまう。

「悠依」。

「直木?」。

「また魚住さんに入っちゃったみたい」。

「ああ、えっと、じゃあ、話せるってことだよね」。

「あのね、直木、私は…」。

「ダメだよ、こんな不自然なの、いつか行き詰まる」。

「方法はある、実際直木はこうしてるんだし、何も変わらない、私たちはあの部屋でずっと暮らしていく」

「俺は望んでないんだよ、悠依はこんな俺と一緒にいるのか」

「こんな俺ってどんな?知りたい」

「え」

「私今日思った、直木のこと全然知らない、これから知るはずだったんだよ、案外素直に喜んだり怒ったりする直木と私は生きていきたい、私たちにはこの先がある」。

「それは違う、俺たちにこの先はない、俺はもういないんだよ、俺はもういない」

「やっと話せるのに言うことはそれ?」

「悠依」。

「ごめん、ごめんね、でも私が聞きたかったのはそんな言葉じゃない」と言い悠依はその場を離れる。

 

離れたベンチに悠依と直木は別々に座っている。

帰ろうと悠依が言い、すたすたと歩き始めて立ち止まる。

譲と直木が悠依のところに行き譲が「どうしましたか?」と尋ねる。

「私たちケンカした、ケンカした、あの時、ここだった」。

「尾崎莉桜とですか?」と譲。

悠依がスマホを取り出し、莉桜たちと写っている写真と見比べる。

写真と全く同じ場所にいた。

「ここで莉桜ちゃんが急に悠依は帰れって」と悠依。

続けて「なんか変だったんだ、あの日」。

 

19年前。

悠依と莉桜と涼香が仲良く喋っている。

そこで莉桜のケータイが鳴る。

「大丈夫、ちゃんと連れてきてるから、はい、了解」と莉桜。

「迎えに来てるって?」と涼香が莉桜に聞く。

「うん、なんかそこら辺にいるみたい、でも場所が分かんないって言ってる」と莉桜。

じゃあ、ちょっと見てくるわと言って涼香は走り出す。

悠依は「誰か来るの?」と莉桜に尋ねる。

莉桜は舌打ちし、「やっぱなんか違う、悠依はもう帰りな」と。

「え、なんで?」と言う悠依に「ここからはあんたが邪魔なの」と莉桜。

「ちょっと」と追いかけたら莉桜が鋭い目つきで「あんたはこっちくんな」と。

悠依が遊園地を出て歩道に建てられた地図を見ていると、その先に車が停車していた。

運転手の顔は見えなかったが、莉桜と涼香が乗っていた。

莉桜が悠依に気付くと微笑み、車は走り去った。

 

現在。

「誰か迎えに来たんですか?男?」と譲が問うと「ええ、男の人、でもよく覚えてない」と悠依が答える。

すると直木が「それって莉桜が悠依を逃がしたんじゃないの」と。

譲が伝えると「ああ、そういうことかあ、この間も言われたんです、こっち来ないでと」と悠依。

続けて「それって何か自分でどうしようもできない、自分は抜け出せないって意味で、莉桜ちゃんは私にこっち来ちゃいけないって言ってくれてたのかも」。

「あの金は”こっち”と絡んでいる?」と直木が言うと「500万はそうとうな額ですからねえ」と譲。

「直木が返そうとしてたお金のこと?」と悠依。

「あんな大金、17歳の莉桜が持ってること自体がおかしい」と直木。

譲が言う「10代の少女たち、金、車の男、ここから考えられる線は1つです」。

「そんな過去と俺らの事件は繋がってるのか、それを暴くとか残酷なことをしようとしてる?」と直木。

「どんなにひどい過去があったとしても、あなたや高原涼香の命を奪う理由にはなりません、それにあなたたちが、あなたたちが生きるはずだった未来を奪う権利は誰にもない」と力強く譲は答える。

 

悠依が洋食屋ハチドリの整理をしていると厨房から何かが見つかる。

それはYというイニシャルが入った直木から悠依へのプレゼントだった。

涙ぐみながら悠依は言う。

「私やっぱりだめだ、私には直木しかいない、私は直木と生きていく、絶対諦めない」。

 

どこかの一室。

莉桜がパトロンに「しばらく地方に行きます」と電話で告げると「ああ、いつでも帰っておいで、荷物の中に君へ届いた手紙を入れといたから」と。

莉桜が慌てて手紙の封筒を見ると、差出人は相馬悠依だった。

『100万回言えばよかった』第5話の考察

真犯人が混沌としてきましたね。

謎の男も登場しましたし。

彼や莉桜ではないような気がするなあ。

私が怪しいと思ってるのがハチドリのオーナー池澤英介。

店を閉めるのも早いし、直木の遺体が見つかる前からもう死んでいるかのような言動もありましたし。

 

「10代の少女たち、金、車の男、ここから考えられる線は1つです」ってのは売春ということでしょうね。

莉桜や涼香はなんらかの組織と繋がりがあって、直木の言う通り悠依を莉桜が引き入れなかったんじゃないでしょうか。

 

宋医師の存在もまだ展開が読めませんね。

重要な役だと思うんですが。

ただ、夫にちゃんとサヨナラを言えなかったということなので霊の存在を信じるようになるかな?

 

魚住譲は悠依に恋してますね。

三角関係もどうなるのか?

『100万回言えばよかった』第6話の予告

また怒涛の展開っぽいですね。

いよいよ涼香の生前の姿が見られます。

ちなみに、

菊地凛子さんが登場するようです。しかも幽霊役で!

次回も楽しみ♪

 

佐藤健さんが松山ケンイチさんに嫉妬するシーン、めっちゃ可愛かったなあ♡

 

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