日曜劇場『Get Ready!』第5話のネタバレあらすじと感想

『Get Ready!』第5話のネタバレあらすじ

町工場「石川精機工業」の職人・石川智明は、通称クローバー(小林勝也さん)。

エース(妻夫木聡さん)との付き合いも長い、闇医者チームの特殊機械担当だ。

仮面のメンテナンスを頼みに行ったスペード(日向亘さん)は、クローバーからエースとの出会いや、エースとジョーカー(藤原竜也さん)の関係を聞く。

そんな折、若年性アルツハイマーを患う佐々木渚(小島藤子さん)とその夫・健二(高橋光臣さん)と出会ったエースは、手術の交渉をジョーカーに依頼する。

夫婦は資産家ではないためジョーカーは乗り気ではなかったが、2人に会い、思ってもいなかった事実を知ることになる。

患者は渚ではなく健二だったのだ。

戻ったジョーカーにエースは「急性壊死性膵炎、昔お前が死にかけた病気だ、交渉を続けてくれ」と告げる。

「どういうつもりだ」。

「命を救いたくないのか?」。

「この際だから言っておくが、俺たちはチームだ、お前の思い通りにすべて動くわけじゃない、振り回すような真似はやめてくれ」。

 

石川の元へ仮面を取りに行ったスペードは、エースとジョーカーの関係を尋ねると「私にはベストパートナーに思える。下山田さんは羽佐間さんの哲学を1番よく分かってるんじゃないかなあ」と聞かされる。

2人がなぜ仲間になったのかと聞くと「下山田さんが波佐間さんの最初の患者だったということは知ってますよね?その頃の下山田さんは腕利きの弁護士で順風満帆だったそうです。躊躇なく何事も的確に処理する弁護士でした」。

当時、下山田は妻と子供とともにニューヨークに移住する予定だった。

だが、急性壊死性膵炎で余命1ヶ月と医師に告げられる。

下山田は誰にも言わなかったが、バーで波佐間と出会う。

生気のない波佐間が下山田には死神に見えたのだった。

スペードは石川にエースには何があったか聞くが、いずれその気になったら本人から話すでしょうとはぐらかされる。

 

ジョーカーは再び佐々木夫婦の元に現れる。

健二は妻を助けてください、お金なら一生かけて払いますと言う。

ジョーカーは「残念ながら奥様の若年性アルツハイマーは現代医療では進行を遅らせることしかできません。私の誤りで間違った希望を持たせてしまいました。すみません」と。

だったらなんでここにと声を荒げる健二に「ただあなたの急性壊死性膵炎なら治すことができます。ご存じですよね、自分に残された時間を」とジョーカーが告げる。

しかし、健二は自分の病気を治す必要はないと言う。

「では、このまま死を待つというんですか」とジョーカー。

「生きていても仕方がないので。もし本当に病気が治ったとしても渚は俺のことを忘れてしまいます」と健二。

 

バーの場面へ。

金を置いて店を出ようとする波佐間にもう一杯付き合ってくれと下山田が引き留める。

「あなたも何か思い悩んでいるんでしょうが命があるだけマシです」と下山田。

「生きていればそれでいいのか」と波佐間。

その時、下山田が腹部に痛みを感じる。

その様子を見て波佐間は急性壊死性膵炎だと見抜き「酒はやめたほうがいい」と言ってバーを去る。

その後を追いかけた下山田は「金はいくらでも出すから治してくれないか、あんた医者なんだろ」と懇願する。

波佐間は「俺は医者じゃない」と断る。

その時、息子が下山田のせいで自殺したという恨みを持つ女性が下山田を包丁で刺す。

それを見た波佐間は応急処置をし、下山田は一命をとりとめる。

どう生きるかだな、あんたに貰った残りの時間を全うするよ、ありがとなと下山田。

波佐間が言う。「その覚悟、俺に預けてみないか?」。

 

舞台は、佐々木家。

エースも現れる。

「あんたがいなくなったら奥さんを絶望の淵に置いていくことになるな、それでもいいのか」。

 

場所はどこかの地下室のようなところ。

下山田が、あんたに言われたものはこれでいいのかと手術ができるような設備を整えていた。

「ああ、十分だ」と波佐間。

 

佐々木家。

「例え生き永らえたとしてもきっとあんたも絶望の淵に立つことになる。だが、それが終わりじゃない。俺たちは生きようとする人間にしか執刀しない」。

健二は執刀を受ける決心をする。

 

地下室のようなところで、下山田の執刀が始まろうとしていた。

下山田が「何かあったら妻に届けてくれ」と遺書と書かれた封筒を渡そうとするが「必要ない」と波佐間は床に投げる。

 

下山田と健二の手術は無事に成功する。

 

ある並木道に健二が立っている。

向こうからは渚が歩いてくる。

しかし、渚は健二に気付かずにすれ違ってしまう。

その直後、渚は転んでしまい健二が駆けつける。

落としたものを拾っていると渚が満面の笑みで健二を見つめる。

 

手術が終わった下山田が目を覚まし「助かったのか?」と聞く。

波佐間は「お前の人生はまだ続くようだ」と答える。

外へ出た波佐間に「なあこれを仕事にしないか」と提案する。

「せっかく助かったのに犯罪者になりたいのか」と波佐間。

「絶望の淵に居る人を救いたい、あんたのその腕を活かすことが俺の生きる意味だ」と下山田。

 

数日後、地下に最先端の医療機器を備えた場所へ下山田が波佐間を連れていく。

波佐間が言う「もう後戻りはできないぞ」。

「ああ、分かってる」と下山田。

 

マスクドクターズのことを調べている刑事のもとへ千代田医科大学付属病院の染谷医師(一ノ瀬颯さん)から電話が入る。

「刑事さん千代田医大の医師のこと調べてますよね。ちょっとお話したいことがあるんですが…」。

 

『Get Ready!』第5話の感想

闇医者チームの誕生が描かれていて興味深かったです。

物語もだいぶ進んできました。

今のところ波佐間の過去が最大の謎になりますね。

町工場の職人・石川が「いつか彼ら(チームメンバー)にも話したらいいんじゃないですか。あなたが失った命のことを」と波佐間に意味深なことを言ってましたし。

みんなの反応

そうだ!ハッカー役の日向亘さんの過去も楽しみですね。

 

『Get Ready!』第6話の予告

波佐間永介に憧れる嶋崎水面(當真あみさん)にスポットが当たりそうですね。

お父さんが病気っぽいので、彼女が難病を患っているかもしれないという私の予想は外れましたけど。

 

>>見逃し配信はTVerで

 

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