日曜劇場『Get Ready!』第7話のネタバレあらすじと感想

『Get Ready!』第7話のネタバレあらすじ

スペード(日向亘さん)の初恋の相手・望月遙(畑芽育さん)が、高校の校舎から飛び降りて意識不明の重体となった。

その頃刑事たちはエースの本名・天野真一を調べ始める。

次の患者探しとスペードはパソコンで掲示板を見ていた。

すると、岡田夏美(池間夏海さん)の書き込みに気付く。

夏美のことをスペードは知っていた。

遙の友人だったのだ。

遥の病室をスペードが訪れると、夏美がやってくる。

夏美は、自殺の原因がクラスメイトからのいじめだったとスペードに伝える。

おばさんがいろんな病院を探してるけど、治せないと断られていた。

スペードが「知ってる、遥を治せる医者」と言うと「仮面ドクターズ?」と夏美が聞く。

スペードは頷く。

 

夜の神社で待っている夏美の元へ仮面を着けたジョーカーが現れる。

夏美は1枚の紙を差し出す。

遥が夏美に書き残していたものだと言う。

西島利佳にイジメられていて、私が死んだら西島さんのせいだという内容だった。

さらに「西島利佳は学園理事長の娘なんです。娘のイジメが原因で生徒が自殺未遂したなんて公表したら学校のイメージは最悪ですよね。このイジメの証拠を持っていけば理事長はお金を出すと思うんです」と。

 

メンバーが集まる場所で「自ら死を選んだ人間を救う必要はない」とエース(妻夫木聡さん)は無慈悲にもオペを断る。

 

遥の病室へスペードは来ていた。

そこへ夏美が現れ外のベンチで語る。

「手術断られた。ジョーカーって人にイジメを本気で訴えるのなら手紙だけじゃ足りないって、もっと証拠を集めろって言われた」と夏美。

「証拠があればいいんだな」とスペードはノートパソコンを取り出し、学校内の防犯カメラの映像をチェックし始める。

 

翌日、夏美の下駄箱にはたくさんのごみが詰められていた。

それを見た教師の林真利奈は「あなたイジメられてるの?望月さんもあんなことになるまで気付いてあげられなくて」と。

夏美は「遥はひとりで戦ってました。だから私、学校に戻ってきたんです。今度は私が遥を助ける番だって」と林に言う。

林が「どういうこと?」と尋ねると「失礼します」と夏美は走り出す。

 

エースたちと揉めたスペードはネットカフェで防犯カメラのチェックを続けていた。

そして、夏美が西島利佳に殴られている映像を発見する。

 

その日の夜、スペードは学園に侵入すると、そこにはジョーカーがいた。

「ひとりで理事長に会いに行くつもりか?俺たちはチームだろ」と言って仮面を渡される。

2人は仮面をかぶり理事長に会う。

そして、遥が書き残したという手紙を見せる。

「あなたに手術費用の1億を出して欲しいんです」とジョーカー。

理事長は「なんだと、馬鹿なことを。そもそもこんな手紙ひとつで信じられるか」と憤怒する。

するとスペードがパソコンを出し、あんたの娘が他の生徒をイジメてる様子だよと西島利佳が夏美を殴っている動画を見せる。

愕然とする理事長。

「学園理事長の娘のイジメが自殺未遂の原因、これは学園の存続にも関わるかもしれませんね」とジョーカー。

理事長が娘を呼び、真相を聞く。

利佳は素直に認める。

理事長が払いますと決心する。

では、一筆書いてもらえますか?とジョーカーが言い、理事長が書こうとすると、いや、あなたではなく娘さんにと。

 

学園から出るジョーカーとスペード。

「手術費は用意できた。あとはエースだな。心配すんな、俺が説得してやるよ」とジョーカー。

「表じゃ生きられない闇医者って言っちゃったし」とスペード。

「あれはキツい一言だったな、でも闇医者だからこそ生きる理由が欲しいんだ」。

 

翌日、遥の病室には利佳の姿があった。

スペードが病院のロビーへ入ると利佳が歩いてくる。

スペードに気付いた利佳は逃げ、スペードは後を追う。それを見ていた夏美も追う。

追いつめてスペードが「何しに来たんだよ、お前のせいで遥は…」と言うのを遮って「もういい、そこまでだ」と仮面を被ったエースが現れる。

「怒りの矛先が違うようだ」と言われ驚くスペード。

夏美もやって来て、「そろそろ本当のことを話してもらおうか」とエースが言う。

夏美がスペードの元へ行き「ごめん」と謝る。

エースが遥が残した手紙を出し、利佳へ「これを書いたのはお前だな?」と問う。

理事長ではなく利佳に一筆書かせたのは筆跡を鑑定するためだったのだ。

夏美が言う「そうです、西島さんは遥をイジメたりしてません」。

「どういうことだよ」と言うスペードに「ごめん、私が頼んだんだ。私をイジメてる映像があれば証拠になるって」と夏生。

「俺たちをだまそうとしてたんだな」とエースに夏生が「それしか方法が無くて」と。

「じゃあ、遥は誰にイジメられてたんだよ?」とスペード。

利佳が「担任の林です。父にも責任があるんです」と。

夏生がしゃべり始める。「初めは私が林のターゲットにされてたんだ、遥は助けようとしてくれてたけど私は学校に行かなくなった。そしたら今度は遥が私をかばったせいで目を付けられて。林のやり方は陰湿で生徒指導室に呼んでは汚い言葉を浴びせて追い込んでいくんです。それで、少しでも逆らうと…。遥、お母さんにも心配かけたくなくて1人で抱え過ぎたんだと思う」。

利佳が言う。「暴力行為じゃないイジメは証明できません。あいつが好き勝手できるのは父のせいなんです。父も許せない」。

利佳の父は林と不倫関係にあったのだ。

「だから手術費を出させようと」とエース。

「はい」と答える利佳。

夏生がエースに近寄り「お願いです、遥の手術をしてください」と頼む。

利佳もお願いしますと言う。

スペードも深く頭を下げてお願いしますと言う。

「救ったとして生きられるのか?」とエース。

スペードが答える。「遥にはこんな馬鹿なことする仲間がいるんだ」。

夏生が再び「助けてください」と乞う。

利佳も「お願いします」と深くお辞儀をする。

「遥はちゃんと生きられるから、俺が守るから」とスペード。

エースは考え込み、「ゲットレディ」と言ってスペードの肩を叩く。

 

病室から遥を運び出し手術が始まる。

 

手術が成功したのをモニターで見ていたスペードが「良かったな」と呟く。

 

どこかの病院のベッドで遥は目を覚ます。

夏生と利佳、白瀬がそこにいた。

 

数日後、遥は松葉杖をつきながら学校へ行く。

校舎に入ったところへ林がいた。

遥は「先生」と声をかける。

林は「望月さん、もう大丈夫なの?」と言いながら近づくと、遥が体ごとぶつかってくる。

林の腹にはカッターナイフが突き刺さっていた。

林は倒れ、人が集まってくる。

 

モニターではその様子をエースとスペードが見ていた。

スペードはエースへ「ごめん、助けてもらったのに」と。

続けて「こんなことになるなんて、遥を助けたかったのに」。

エースが言う。「それはこれからもできる、ちゃんと生きられると言ったのはお前だろ」。

そして出ていく。

 

エースはバーにいた。

ジョーカーが隣の席に来て「刺された教師は軽傷で済んだってさ」。

エースは「そうか」と一言。

「白瀬の初恋か、あいつにもいろいろあんだな」とジョーカー。

無言のエース。

「なあ、そろそろお前にも過去に何があったのか聞かせてくれないか?」とジョーカー。

考え込むエース。

『Get Ready!』第7話の感想

前回の家庭内暴力に続き、今回もイジメを取り扱っていてシリアスな展開でした。

おふざけ演出もなくて良かったです。

すぐに転ぶ女性刑事にはクレームが多かったりしたんでしょうか?

無くなりましたよね。

ま、あんな演出必用ないですけど。

『Get Ready!』第8話の予告

とうとうエースの過去が明らかになりますね。

千葉医大で一体何があったんでしょう。

気になります。

 

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