『Get Ready!』第10話のネタバレあらすじ
ジョーカー(藤原竜也さん)不在の中、幼い娘を救ってほしいという母親(徳永えりさん)から仮面ドクターズに依頼が来る。
しかし、それは警察の罠かもしれないとクイーン(松下奈緒さん)とスペード(日向亘さん)は疑うが、エース(妻夫木聡さん)は引き受けると決断する。
交渉に向かうエースだったが、13年前に救えなかった少女・青葉と患者・寺内結衣を重ねてしまう。
一方、高城(沢村一樹さん)が指揮する警察の捜査は、仮面ドクターズの目前まで迫っていた。
寺内結衣の家の周りにも警察が張り込んでいた。
危険を察知したジョーカーは、取り調べに応じて高城に“ある取引”を持ちかける。
結衣と母親をクイーンとスペードが公園から連れ出す。
置いていかれたエースは青葉の母親と出会う。
エースは13年前の詫びをされる。
青葉の母親は赤ちゃんを連れていた。
青葉の妹だと言い、「天野先生、抱っこしてください」と。
エースは赤ちゃんを抱きながら涙が溢れる。
結衣と母親、クイーン、スペードがオペの準備をして待っているところへエースが駆けつける。
そして手術を開始するが、警察が迫っていた。
エースは難しい手術を終える。
警察は違う場所へ乗り込んでいた。
エースがクイーンとスペードへ食事を奢ると言い外へ出ると石川が「皆さん、お疲れさまでした」と現れる。
エースが呼んでいたのだ。
4人が高級レストランで食事を終えて店を出るとエースが「今日でこのチームは解散する」と3人へ告げる。
結衣は千代田医大に運ばれ、症状は安定していた。
染田医師らが喜ぶ。
取調室で高城が「少女は無事だ」とジョーカーへ伝える。
さらに、「君は確かに切り札だよ、取引も成立です、ただし、君は逮捕する」と。
ジョーカーは「あんたは見込んだ通りの交渉人だ」と笑う。
エースが外を歩いていると1台の車が停まり数名の男に囲まれる。
連れていかれたのは米国大使館だった。
そこでエースは封筒を渡される。
ジョーカーからだった。
「お前がこの手紙を読んでいるなら俺は警察に捕まっているはずだ」と始まっていた。
ジョーカーは高城と取引をしていたのだった。
米国の要人が手術を必要としていて、仮面ドクターズに依頼があったのだ。
そこで日本政府が認めればと交渉していた。
そして、オペをするには、仲間たちの罪を免責することが絶対条件だと高城に言う。
手紙は「俺からの最後の頼みだ、この依頼を引き受けてくれ」で終っていた。
エースが呟く「ジョーカーお前は俺たちの切り札だ」と。
1年後、とある料亭に高城と総理大臣がいた。
君のおかげでアメリカとの交渉がうまくいった、これからもよろしく頼むよ、高城警視総監と総理が徳利を差し出す。
いつものバーにエースはいた。
そこへ、「俺の出所に合わせて来てくれたのか」とジョーカーが隣に座る。
「ありがとうな」とエース。
エースをビルの屋上へ誘ったジョーカーが「あの明かりのひとつひとつに命がある、その中にはお前でしか救えない命があるはずだ」と。
「この手が動く限り命を救いたい、それが俺の生きる価値だ」とエース。
そこへクイーンとスペードが現れる。
笑みを浮かべながらエースが言う「一緒にやってくれるか」。
『Get Ready!』第10話の感想
堤監督がおふざけ演出を封印してシリアスなムードで面白かったです。
警察と仮面ドクターズとの対決も見ごたえがありました。
妻夫木聡さんは泣く演技がさすがに上手いですね。
妻夫木さんと青葉のお母さんとのやり取りは涙ぐんでしまいました。
仮面ドクターズも復活するようなので、続編か映画化がありそうですね。