おとといからTBS系列の金曜ドラマ『100万回言えばよかった』が始まりましたね。
井上真央さん、佐藤健さん、松山ケンイチさんは好きな俳優なので楽しみにして観ました。
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』などで知られる脚本家・安達奈緒子氏が完全オリジナルで描くファンタジーラブストーリーです。
ネタバレありのあらすじ
2023年1月13日。34歳の誕生日を迎えた悠依(井上真央さん)は、幼馴染で恋人の鳥野直木(佐藤健さん)の帰りを待っていました。
偶然寄った洋食店で食べたハンバーグの味が、かつて里親施設で共に暮らしていた直木のものだと気付いたことをきっかけに再会した2人。
元々気の合う2人は職場が近いという理由で毎日のように会うようになります。
そして、2022年1月13日の悠依の33歳のバースデーディナーでも直木がハンバーグをふるまうが、「おいしい」と笑顔の悠依を前に、直木は「まあこういうときはバカの一つ覚えが最強だから」とうそぶくが、実は告白しようとする緊張のあまり、デザートのプリンの砂糖と塩を間違えてしまうのでした。
悠依は「このまま仲のいい友だちとか、幼なじみじゃ嫌だよ」と告白。すると直木は「あと5秒待ってよ。俺が思ってることいっつも先に言うから。なんで分かんの?」と応じるのだった。
しかし、2023年1月13日。34歳の誕生日を迎えた悠依の元へプロポーズすることを決めた直木は来ません。
連絡がつかないことにも腹を立てる悠依。
実は直木は悠依のすぐそばにいるのだが悠依は全く気付きません。
何日も帰宅しない直木を心配し、警察に相談する悠依。そこで刑事の魚住譲(松山ケンイチさん)に出会います。
その時、譲はある女性の殺害事件を調べていた。
すると街中で直木に気が付く。
しかし、人ともぶつからずに通り抜けるし、周りの人も気付いていない。
譲の実家はお寺で、代々霊能力があって譲は生まれて初めて”霊”を見たのだった。
直木もそのことに気付いて何とかしてほしいと伝えるが、譲は怖くなって逃げ出してしまう。
ある日、体調の悪そうな悠依の直木が看病して、回復した悠依に手製のおかゆを食べせていた時、「なんで私のこと何でも分かるの?」という悠依に「そっちだって」と直木が答えると「うん、分かる」と直木を見つめる。
すると、直木が悠依にキスをする。
この直木の優しいキスの後、悠依が嬉しそうに直木の両頬を両手で挟みながら唇にチュッチュッとする仕草が可愛いです。
こちらのシーンです。
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譲が署で事件を捜査している時に姉・叶恵から電話がかかり、「あんた何かあったでしょ?」と問い詰められ、直木のことを話します。
叶恵は「力になってやりな」と伝えます。
振り返ると直木がいて、悠依の元へ連れていきます。
「どうお伝えすればいいか非常に迷うのですが…」と譲が言い、「今、鳥野直木は自分の横にいるのですがあなたには見えますか?」と。
すると悠依は「からかってるんですか!」と激怒し玄関を閉めます。
帰り道に譲が「力になれずすみません」と直木に言っていると、悠依が走ってきて「さっきはすみません。何か聞き間違えをしたのかな」と。
譲は「あ、いえ、私も鳥野直木さんを探す手がかりが欲しいなと思いまして」と答え、「それならもちろん」と3人でファミレスへ行きます。
悠依は里親の家で直木と出会ってから今までのいきさつを話します。
譲は「そこに直木さんがいます。私の家は寺で代々霊が見える家系で…」と言うと、悠依は「それって直木が亡くなったと言ってるのと同じですよね。私フラれたんです。いいですよ、それで。どこかで直木が生きていてくれるなら」と怒って席を立って店を出ようとする悠依に向かって、直木に「白い猫と言って」と頼まれた譲が「白い猫」と叫びます。
すると驚いた悠依が立ち止まります。
しかし、「何のことですか?」と言い残し店を出ます。
ある日の晩、譲と直木は洋食店の厨房にいます。
直木はハンバーグとプリンを作ればその味で気付いてくれると思ったのでしょう。
譲に指導しますが、プロでもないのでうまくいきません。
すると、不思議なことに直木が譲に乗り移ってしまいます。
手際よく料理を終えた頃、呼ばれた悠依が店に来ます。
ハンバーグを食べた悠依はその味に気づきます。
その後、「これも」といって出されたデザートのプリンを一口食べて「しょっぱい」と泣き始め「バカの一つ覚えは最強だね」とつぶやきます。
そして、今度こそ直木の存在を確信します。
翌日、譲が女性殺人事件の防犯カメラ映像をチェックしていたらエントランスに直木の姿が映っていたのでした!?
第2話の予告と考察
予告編を見ても分かりますが、第2話はインパルス板倉さんがきっとキーマンになります。
全編じゃないと思いますけど。
第1話で少しだけ出てるんですよね。セリフもなしで。
あと、譲たちが捜査している女性の殺人事件に直木は何らかの形で絡んでるんじゃないでしょうか?
公式サイトが直木のことを”幽霊”と呼んでいるので本当に死んでいるのでしょうか?
それとも生死の淵を彷徨ってて、まだ助かる可能性はあるのか?
個人的な予想ですがおそらく前者じゃないでしょうか。
幽霊となって恋人を見守る映画『ゴースト』のような感じかな。
直木は悠依を心から愛してた。
でも、言葉にはできなかった。
だからこのドラマのテーマは「言える時に本当の気持ちを伝えないと後悔する」ということじゃないか。
そんな気がします。
人間に戻れてハッピーエンドでもいいんですけどね。
どっちにしても今後が楽しみです。
まだ残ってる謎というか伏線
ファミレスで悠依を驚かせた”白い猫”の意味。
私は読んでいないけど絵本の『100万回生きたねこ』とのストーリーの関連性。
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