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和製英語・勘違い英語まとめ|通じない英語50選【知らなきゃ恥ずかしい】

和製英語が通じず外国人が少し困惑している会話の様子

突然ですが以下の表の中に和製英語はいくつあるでしょうか?

サラリーマン マイペース テンション ナイーブ
コンセント クレーム マンション ベビーカー
バイキング ガッツポーズ ホッチキス オーダーメイド
シャーペン ワンピース フリーサイズ ペーパードライバー
アメリカンドッグ リストラ OL アポイント

 

 

 

 

答えは全てです。

※日本語として使う分には問題ありませんが、英語としては通じません。

カタカナ表記 読み・由来 日本での意味
サラリーマン salary + man 会社員
OL office lady 女性の事務職
マイペース my pace 自分のリズムを大切にする
テンション tension 気分の高低・盛り上がり
ナイーブ naive 繊細・傷つきやすい
コンセント consent(語形が似ている別語) 電源の差し込み口
クレーム claim 苦情・問い合わせ
マンション mansion 集合住宅
ベビーカー baby car 乳母車
バイキング Viking 食べ放題形式の食事
ガッツポーズ guts + pose 喜びを表す拳の動作
ホッチキス Hotchkiss(商品名) 紙を留める文房具
オーダーメイド order-made 特注品
シャーペン sharp pencil 芯が出る鉛筆
ワンピース one-piece 上下が一体の服
フリーサイズ free size サイズ共通
ペーパードライバー paper driver 免許はあるが運転しない人
アメリカンドッグ American + dog 衣付きソーセージ
リストラ restructuring 人員削減・解雇
アポイント appointment(英語では略さない) 予定・約束(ビジネス用法)

 

英語だと思って使っていた言葉が、海外ではまったく通じなかった。

そんな経験はありませんか?

 

日本では当たり前のように使われている言葉でも、実は英語圏では意味が通じない、あるいはまったく別の意味で受け取られてしまう表現が数多くあります。

それがいわゆる和製英語や勘違い英語です。

 

これらは決して「英語ができない人のミス」ではありません。

仕事、旅行、SNS、日常会話など、誰もが無意識に使ってしまいがちな言葉ばかりです。

 

この記事では、

海外では通じない・誤解されやすい和製英語・勘違い英語

を50個厳選し、日本での意味/海外での受け取られ方/正しい言い換えを分かりやすく整理しました。

この記事の目次です

第1章|和製英語と勘違い英語の違いとは

英語のつもりで使っていた言葉が、海外ではまったく通じなかった。

和製英語・勘違い英語は、仕事、旅行、SNS、日常会話など、誰もが無意識に使ってしまいがちな言葉ばかりです。

 

まずは、この2つの違いを整理しておきましょう。

混同されがちですが、意味合いと危険度が少し異なります。

分類 意味 注意点
和製英語 英語風だが、日本で独自に作られた言葉 英語圏では意味が通じない、または存在しない
勘違い英語 実在する英単語を、日本語的な意味で誤用している表現 意味がズレて伝わり、誤解や失礼になることも

和製英語は、日本語として定着している分、「英語でもそのまま通じる」と思い込んでしまうのが最大の落とし穴です。

一方、勘違い英語は、英語圏では意味が強すぎる/弱すぎる/まったく別物として受け取られることがあります。

 

どちらも、英語力の問題というより、日本語として慣れすぎていることが原因です。

 

次章からは、実際に「仕事で使うと危険なもの」「日常で誤解されやすいもの」など、シーン別に具体例を見ていきます。

第2章|仕事で使うと危険な和製英語・勘違い英語

ビジネスの場では、カタカナ英語がそのまま英語として通じると思い込むと、会話が止まったり、意図と違う意味で受け取られたりします。

特に「会議・連絡」「クレーム対応」「雇用・評価」あたりは誤解が起きやすいので、先に押さえておくと安心です。

 

ここが危険
英語圏では「単語自体は存在する」のに、日本での意味とズレているケースが多いです。
「通じない」より「誤解される」ほうがやっかいなので要注意です。

 

2-1. 会議・連絡でズレやすい言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
アポイント(取る) 面談・打ち合わせの約束を入れる appointment自体はあるが、動詞の使い方がズレやすい make an appointment / schedule a meeting
アジェンダ 会議の議題・進行項目 通じるが、文脈によっては「政治的主張」の意味もある agenda / meeting agenda(会議ならこの言い方が安全)
ミーティング(する) 打ち合わせする meetingは名詞が基本で、動詞化すると不自然になりやすい have a meeting / meet
シェアします 情報を共有する shareは通じるが「SNSで拡散」のニュアンスが強い場面もある share / share the information / send you the details
リマインド 念押しの連絡をする remindは通じるが、言い方次第で上から目線に聞こえる Just a quick reminder… / This is a gentle reminder…
コンセンサス 関係者の合意 consensusは通じるが、日本語の「根回し」まで含むとズレる reach a consensus / get everyone aligned

2-2. クレーム・トラブル対応で誤解されやすい言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
クレーム 苦情・問い合わせ claimは「主張・請求」の意味が強く、苦情のニュアンスとズレる complaint / customer complaint / issue
トラブル 不具合・問題 troubleは広く通じるが、状況により深刻さが伝わりにくい problem / issue / incident(深刻なら)
NG ダメ、不可 英語圏では一般会話でNGだけ言うと通じないことが多い not allowed / not acceptable / we can’t do that
リスクヘッジ 危険を避ける対策 hedgeは金融寄りの語感が強く、日常の「対策」とズレる場合がある risk mitigation / reduce risk / contingency plan

2-3. 雇用・評価で危険度が高い言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
サラリーマン 会社員 salarymanは英語圏では一般語ではなく、日本文化の文脈で理解されることが多い office worker / company employee
リストラ 人員削減・解雇 restructureは「組織再編」で、解雇を直接示さないことがある layoff / downsizing / job cuts
ノルマ 達成すべき目標・課される件数 normは「標準」で、ノルマの意味では通じにくい quota / target / sales target
モチベーションが高い やる気がある motivationは通じるが、評価文では具体性が求められやすい highly motivated / proactive / takes initiative

2-4. IT・資料作りでありがちな勘違い

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
パワポ PowerPoint資料 略し方が通じない PowerPoint deck / slides
データをエクスポートする 出力する exportは通じるが、状況によってはdownload / extractのほうが自然 export / download / extract
バージョンアップ 更新・機能追加 version upは和製感が強く、英語では言い方が変わる update / upgrade
アサイン 担当にする、割り当てる assignは通じるが、丁寧な場では言い回しが必要 assign / put someone in charge / allocate

 

覚え方のコツ
カタカナ英語は「単語が合っているか」より「使い方が自然か」が重要です。
迷ったら、短い単語で言い切らずに、動詞+目的語で説明すると誤解が減ります。

 

第3章|旅行で通じない和製英語・勘違い英語

海外旅行では、「英語っぽいから通じるはず」という思い込みが、そのまま誤解につながりやすくなります。

特に空港、ホテル、飲食店、観光地といった場面では、短い言葉で伝えようとする分、和製英語や勘違い英語がそのまま出てしまいがちです。

ここでは、旅行中によく使ってしまい、実際には意味がズレやすい言葉をシーン別に整理します。

3-1. 空港・移動でズレやすい言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
チェックインする 搭乗手続き・受付をする check in自体は通じるが、状況によっては何の手続きか不明確 check in for my flight / check in at the counter
トランジット 乗り継ぎ transitは通じるが、immigrationが必要かどうか誤解されやすい connecting flight / layover
バゲージ 荷物 baggageは通じるが、日常会話ではluggageの方が一般的 luggage / baggage
キャリーケース スーツケース carry caseは通じにくい suitcase / rolling suitcase
ホーム 駅の乗り場 homeは自宅の意味になる platform

3-2. ホテル・宿泊で誤解されやすい言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
フロント 受付 frontだけでは意味が通じにくい front desk / reception
ルームキー 部屋の鍵 通じるが、card keyのほうが具体的 room key / key card
ベッドメイク 清掃・整頓 bed makeは不自然 make the bed / housekeeping
モーニングコール 起床連絡 和製英語として理解されることもあるが限定的 wake-up call
アメニティ 備え付け用品 amenitiesは通じるが、具体的に言わないと伝わらない amenities / toiletries

3-3. 飲食店・買い物でズレる言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
オーダーする 注文する orderは通じるが、動詞として丁寧さが必要 order / I’d like to order
サービスです 無料・おまけ serviceは接客全般を指し、無料の意味にならない on the house / complimentary
テイクアウト 持ち帰り 国や地域で表現が異なる takeout / takeaway / to go
レジ 会計 registerは通じるが場面限定 checkout / cashier

3-4. 観光・日常行動でありがちな勘違い

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
スケジュール 予定 scheduleは通じるが、動詞の発音に注意 schedule / plan
フリータイム 自由時間 free timeは通じるが、文脈が必要 free time / time on your own
レンタカー 貸し出し車両 rent-a-carは通じるが、car rentalの方が一般的 car rental / rental car

旅行中の英語では、「単語が正しいか」よりも、「どう伝わるか」が重要です。

日本で定着しているカタカナ英語ほど、無意識に使ってしまいやすいため、簡単な言い換えだけでも知っておくと、誤解や戸惑いを大きく減らすことができます。

第4章|SNS・日常会話で誤解される和製英語・勘違い英語

SNSや日常会話では、仕事や旅行以上に「感覚的な英語」を使ってしまいがちです。

短い言葉、勢いのある表現、カタカナで定着したフレーズほど、英語としては意味がズレていることが少なくありません。

ここでは、SNS・会話・ちょっとした雑談の中で無意識に使われやすく、英語圏では誤解されやすい言葉をジャンル別に整理します。

4-1. 感情・性格を表すときにズレやすい言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
テンション高い 気分が上がっている tensionは「緊張・張り詰めた状態」の意味になる excited / energetic / in a good mood
ナイーブ 繊細・傷つきやすい naiveは「世間知らず・幼稚」の意味合いが強い sensitive / delicate
マイペース 自分のリズムを大切にする my paceは性格表現としては通じにくい go at one’s own pace / laid-back
クール 落ち着いていて格好いい coolは通じるが、文脈次第で軽い表現になる cool / calm / composed

4-2. SNS投稿・コメントでズレやすい言葉

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
フォローする SNSで登録する/気にかける followは通じるが、日常会話では「追跡」の意味に取られることも follow / keep an eye on
いいね 好意的な反応 likeは通じるが、恋愛的な意味に取られる文脈もある like / give it a like
リツイート 投稿を再共有する X以外では意味が通じない repost / share the post
炎上 批判が殺到する burn upでは意味が変わる go viral (negative) / face backlash

4-3. 日常会話で自然に使ってしまう和製英語

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
ガッツポーズ 喜びの拳を握る動作 英語としては通じない victory pose / fist pump
サインする 署名する signは通じるが、文脈が必要 sign / sign my name
クレジットカード 支払い手段 creditだけでは意味が不明確 credit card
チャレンジする 挑戦する・試す challengeは「異議を唱える」意味になることも try / attempt / give it a try

4-4. 便利そうで危険なカタカナ表現

日本でよく言う 日本での意味 英語圏での受け取られ方 言い換え(英語)
センスある おしゃれ・感覚が良い sense aloneでは伝わりにくい has good taste / stylish
スマート 洗練されている smartは「頭がいい」の意味が強い sleek / elegant
ハイテンション かなり盛り上がっている high tensionは緊迫状態を指す very excited / super energetic

 

SNSや日常会話では、言葉の正確さよりも勢いや雰囲気が優先されがちです。

だからこそ、英語として使う場面では、日本語で定着した意味をそのまま当てはめない意識が重要になります。

少し言い換えるだけで、意図しない誤解や気まずさを避けることができます。

第5章|なぜ和製英語・勘違い英語は生まれるのか

和製英語や勘違い英語は、単なる「英語の間違い」ではありません。

むしろ、日本語と英語が接触した結果として生まれた、非常に日本的な言語現象です。

 

「英語ができないから生まれるもの」と考えられがちですが、実際には、英語を学んでいない人だけでなく、英語をある程度理解している人でも、無意識に使ってしまいます。

 

では、なぜこれほど多くの和製英語・勘違い英語が定着してきたのでしょうか。

5-1. 日本語は「外来語を自国語に作り替える」言語

日本語は、古くから外来語を積極的に取り込み、自分たちの言語として再構築してきました。

中国語由来の漢語、ポルトガル語やオランダ語、そして近代以降の英語。

これらは単に「借りて使った」のではなく、発音、意味、使い方を日本語に最適化してきました。

 

和製英語も、その延長線上にあります。

たとえば、日本で使われるカタカナ英語は、

  • 「日本語の文法」
  • 「日本人の感覚」
  • 「日本の社会構造」

に合わせて意味が整理され、再定義されています。

 

その結果、日本語としては非常に便利で、短く、分かりやすく、使い勝手の良い言葉になっている一方、英語圏の感覚とはズレが生まれます。

これは失敗ではなく、日本語の適応力の高さとも言えます。

5-2. メディア・広告が生み出した「雰囲気英語」

和製英語が広く定着した背景には、テレビ、雑誌、広告、商品名などの影響も大きく関係しています。

英語は、日本社会において

「新しい」

「洗練されている」

「おしゃれ」

「先進的」

といったイメージを伴って使われてきました。

そのため、意味が正確かどうかよりも、響きや雰囲気が優先される場面が多くなります。

 

結果として、

・実際の英語とは意味が異なる
・文法的には不自然
・英語圏ではほとんど使われない

といった表現でも、日本語としては違和感なく広まり、定着します。

 

特に広告や商品名では、

「通じる英語」

よりも

「覚えやすい英語」

「印象に残る英語」

が重視されます。

 

こうして生まれた言葉が、日常会話やビジネスの場にまで入り込み、結果として勘違い英語が増えていくのです。

5-3. カタカナ表記が意味のズレを見えにくくする

日本語では、英語をそのままアルファベットで使うよりも、カタカナ表記に変換して使うことが一般的です。

このカタカナ化が、意味のズレを見えにくくする原因にもなっています。

 

アルファベットで見れば、

「これは英語として正しいのか?」

と一度立ち止まるきっかけになります。

 

しかし、カタカナになると、それはもう「日本語の単語」として認識されます。

 

結果として、英語本来の意味や使い方を意識しないまま、日本語として自然に使ってしまう。

これは、英語を知らないから起きる現象ではなく、日本語として完全に定着してしまったからこそ起きる現象です。

5-4. 「通じない=恥ずかしい」という誤解

和製英語や勘違い英語について語るとき、

「知らないと恥ずかしい」

「間違えると恥をかく」

という言い方がされがちです。

 

しかし、本質的な問題は、恥をかくかどうかではありません。

問題なのは、

「相手にどう伝わるか」、

そして

「意図しない誤解を生まないか」

です。

 

日本語として使っている分には、和製英語は何も問題ありません。

問題が生じるのは、

「英語として通じるはず」

と思い込んで使ってしまうときです。

 

つまり、和製英語そのものが悪いのではなく、使う場面を誤ることが問題なのです。

この視点を持つだけで、和製英語に対する見方は大きく変わります。

5-5. 勘違い英語は「英語学習の途中段階」ではない

勘違い英語は、英語学習の途中段階で自然に起きるミス、というよりも、日本語と英語の役割の違いから生まれています。

 

日本語では、曖昧さや空気を読むことが前提になる場面が多く、言葉の意味が多少ズレていても成立します。

一方、英語では、

「その単語が何を指しているのか」

「どんな文脈で使われるのか」

がより明確に求められます。

この感覚の違いが、勘違い英語を生みやすくしているのです。

 

だからこそ、英語力が高い人でも、うっかり日本的な感覚で英語を使い、誤解されることがあります。

5-6. 和製英語は悪ではないが、万能でもない

ここまで見てきたように、和製英語・勘違い英語は、日本語としては非常に合理的で便利な存在です。

しかし、それをそのまま英語として使えるとは限りません。

重要なのは、

「これは日本語なのか、英語なのか」

を自分の中で切り分けることです。

 

日本語として使う分には問題ない。

英語として使うなら、一度立ち止まる。

この意識を持つだけで、多くの誤解や戸惑いは防ぐことができます。

 

次章では、こうした和製英語・勘違い英語を「実際の会話や文章でどう避けるか」、具体的なコツを整理していきます。

第6章|恥をかかないための和製英語・勘違い英語の実践ポイント

和製英語や勘違い英語を完全に避けようとすると、かえって英語を話すこと自体が怖くなってしまいます。

重要なのは、すべてを正しい英語に直すことではなく、「どこで注意すればいいか」を知っておくことです。

 

この章では、英語が得意でない人でも、今日からすぐに実践できるポイントを整理します。

英語力よりも「意識の持ち方」を少し変えるだけで、恥をかく場面は大きく減らせますよ。

6-1. カタカナ英語は一度「日本語」として疑う

日本語は、古くから外来語を積極的に取り込み、自分たちの言語として再構築してきました。

その結果、カタカナで書かれた言葉は、見た目が英語でも、中身はすでに日本語として完成していることがほとんどです。

そのため、会話の中でカタカナ英語が出てきたときは、「これは英語として通じるだろうか」と一度立ち止まる意識が大切です。

英語らしく聞こえるかどうかではなく、「英語圏の人が同じ意味で使うか」を基準に考えます。

このワンクッションがあるだけで、和製英語を英語としてそのまま使ってしまう失敗はかなり防げます。

6-2. 単語で言い切らず、短い文にする

和製英語や勘違い英語が誤解を生みやすい理由のひとつが、「単語だけで伝えようとすること」です。

日本語では、単語ひとつで意味が通じる場面が多く、会話も成立します。

 

しかし英語では、その単語が「何をしているのか」「どういう状況なのか」を、ある程度説明する必要があります。

そこで有効なのが、単語を使う代わりに、短い文で言い換えることです。

 

たとえば、アポイント、クレーム、チャレンジといった言葉も、動詞と目的語を使って説明すれば、誤解される可能性は一気に下がります。

文は長くなくて構いません。主語+動詞+目的語、この形を意識するだけで十分です。

6-3. 「通じたかどうか」を基準に考える

英語を使ったあとに大切なのは、「正しい英語だったか」ではなく、「相手に意図が伝わったか」です。

多少不自然でも、相手が理解して反応してくれたなら、その表現は機能しています。

 

一方で、相手が戸惑ったり、聞き返してきたりした場合は、和製英語や意味のズレが起きている可能性があります。

そのときは、言い直したり、別の言い方に切り替えたりすれば問題ありません。

 

英語は試験ではなく、コミュニケーションの道具です。

一度で完璧に言おうとせず、通じる形を探す姿勢のほうが大切です。

6-4. SNSやネットの英語をそのまま信じない

SNSやネット上では、日本人同士で使われている英語表現が数多く見られます。

しかし、それらの多くは、日本語の感覚で使われている表現であり、必ずしも英語圏で一般的とは限りません。

 

特に、短いフレーズや決まり文句のように見える英語は、意味が省略されすぎていたり、文脈がズレていたりすることがあります。

「よく見かけるから正しい」と判断せず、実際にどう使われているかを確認する習慣が重要です。

少しでも不安を感じたら、辞書や例文で確認するだけでも、勘違いはかなり減らせます。

6-5. 恥をかかないために必要なのは「英語力」ではない

和製英語や勘違い英語で恥をかく原因は、英語ができないことではありません。

多くの場合、「通じると思い込んで使ってしまうこと」が原因です。

逆に言えば、

・これは日本語の表現かもしれない

・通じなかったら言い直せばいい

このくらいの気持ちでいれば、大きな失敗にはなりません。

 

完璧な英語を話そうとするよりも、誤解を恐れすぎない姿勢のほうが、結果的にスムーズなコミュニケーションにつながります。

6-6. 知っているだけで回避できるミスは多い

ここまで紹介してきた和製英語・勘違い英語の多くは、存在を知っているだけで避けられるものばかりです。

一度「これは注意が必要だ」と認識すれば、無意識に使ってしまう場面は減っていきます。

 

英語を話す機会が増えるほど、こうした知識は積み重なり、自然と使い分けができるようになります。

完璧を目指す必要はありません。

 

日本語として便利な言葉と、英語として通じる表現を、場面ごとに切り替える。

それだけで、和製英語や勘違い英語によるトラブルは、ほとんど防ぐことができます。

まとめ|和製英語・勘違い英語は「知っていれば防げる」

和製英語や勘違い英語は、英語が苦手だから生まれるものではありません。

日本語が外来語を柔軟に取り込み、自分たちの言語として再構築してきた結果、自然に定着した言葉です。

 

日本語として使う分には、和製英語は非常に便利で、問題になることはほとんどありません。

トラブルが起きるのは、それをそのまま「英語として通じるはず」と思い込んで使ってしまう場面です。

 

この記事で紹介した例の多くは、存在を知っているだけで回避できます。

単語で言い切らずに短い文にする、通じなければ言い直す、カタカナ英語はいったん疑ってみる。

 

こうした小さな意識の積み重ねが、誤解や気まずさを防いでくれます。

大切なのは、完璧な英語を話すことではなく、相手に意図が伝わることです。

 

和製英語を否定するのではなく、日本語としての役割と英語としての役割を切り分けて使う。

その感覚を持つだけで、英語でのコミュニケーションはずっと楽になります。

 

知らなきゃ恥ずかしい、ではなく、知っていれば困らない。

和製英語・勘違い英語は、そのくらいの距離感で向き合うのがちょうどいいと言えるでしょう。

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