こんにちは。
みっちです。
みなさん、この事件はご存知だと思います。
今月9日夜、神奈川県内を走行中だった東海道新幹線の車内で乗客が相次いで刃物で切りつけられ、男性1人が死亡し女性2人が怪我をした事件です。
逮捕されたのは小島一朗容疑者22歳。
「むしゃくしゃしてやった」
「誰でもよかった」
と彼は言ってますが、そうではないですね。
絶対に自分より弱い者を狙ってます。
はい、今回は女性です。
残念なことに命を落としたのは、その行為を止めようとした勇敢な男性でしたが。
そして、この勇敢な男性、梅田耕太郎さんを報道番組Mr.サンデーでは、警察の捜査の見立てとして、「梅田さんが立ち向かったおかげで多くの乗客が助かった」という見方と、「梅田さんが立ち向かって容疑者を刺激して、最悪の事態を招いてしまった」という見解を報じました。
「梅田さんが立ち向かって容疑者を刺激して、最悪の事態を招いてしまった」
はあ??
何言ってんだ!!!
梅田耕太郎さんの遺族や知人・友人・同僚の方々の気持ちを考えてますか!
そんなことを公共の電波で流す必要がありますか!
バカじゃないの??
原稿を実際に読むまで、誰も気付かなかったの??
明らかに不要でしょ!!
また、日本のマスコミには、このような事件が起きた時に必要以上に被害者の情報を流すという悪しき慣例があります。
まだ犯人が捕まってない場合などは特に。
顔写真やフェイスブック、ツイッター、LINE、家族や友人へのインタビューなど被害者のプライバシーを平気で晒します。
ひどい時は、まるで被害者にも非があったかのように報道します。
テレビでは、どのチャンネルでも同じニュースを取り上げてたりね。
その上、正義を振りかざす。
何が正義だ。クズマスコミめ!
電通に支配されてるくせに!!
お前らが退陣に追い込もうとしているクソ安倍政権と構造が一緒なんだよ!!
そして、私が個人的に怒っていることもあります。
この事件の一報が出た時に、小島一朗容疑者を「発達障害」だと断定して報じてました。
※実際はそういう事実はなかったので、今は一切言いません
※母親が発言したそうです
私が世界一愛している小学生の姪っ子も発達障害と診断されました。
ですけど、私は他の子と比べても何も劣ってないと思っています。
むしろ、あらゆる面で優れていると思います。
感性が豊かで、好奇心旺盛、記憶力も良くて、勉強もできて、そして何よりも他人に優しいんです。
ほんっとに優しい。
姪っ子に会うたびに私は癒されます。
姪っ子も慕ってくれてます。
保育園の時の先生で、結婚して他県に引っ越してしまった女性がいるんですが、その方も姪っ子の良さを理解して下さってて、今でも電話やお手紙をくださります。
こんなに愛らしい子はいないし、癒されるとおっしゃってました。
今、このことを書いているだけでも、その先生の気持ちが嬉しくて涙が出てきます。
なのに、報道番組はこぞって小島一朗容疑者を「発達障害」だと報じた!!
ふざけんな!!
偏見を助長するだろ!!
詫びろよ!!
なんなんだよ!クズが!!
大体、お笑い芸人やつまんないタレントなんかが報道番組に出るなよ!
出るなら出るで、カンニング竹山さんみたいに新聞を何誌も読んで社会情勢をしっかり勉強しろ!
キャスターにしたって、個人的に大っ嫌いな宮根誠司なんかに顕著なんですが、決まってる進行をするだけ。専門家に話を振っておいて、その答えには全く応じずにまた進行を続ける。
頭が悪いんだなあと思いますね。言われたことをすぐに咀嚼できないんですもん。
そういう対応が出来るのは坂上忍さんや恵俊彰さんくらいしか思いつきません。
それくらい馬鹿な連中が偉そうに報道してるってことですよ!
ADHDなんかも日本で浸透してきたのはここ数年であって、決してけなすつもりはありませんし、失礼かもしれませんが、個人的には長嶋茂雄さんや坂本龍馬などもADHDなんじゃないかと思っています。
もちろん人として立派な方だと思います。
何年も前にドキュメンタリー番組を観たんですが、ある既婚女性が子供に給食費を渡すのを忘れたり、振り込みをしなければならないのに期限を過ぎてしまったり、部屋を片付けられなかったりしてました。
夫にも「だらしがない」と言われたりして、情けないと自分を責めてました。
ところが、病院で検査をした際にADHDと診断されたんです。
それで、彼女は安堵したんですよね。自分がだらしないわけじゃなく、病気のせいだったんだと。
何が言いたいかというと、今は病気として認知されてない症状でも、何年か経てばそれは病気と診断される可能性があるということです。
そんな時に、私たちは診断された人に対して偏見を抱いたり、差別してはならないということです。
東京オリンピックが迫ってきてるというのに、こんな事件が簡単に起こせてしまうというのも問題ですよね。
世界は憎しみで溢れていて、いつどこでテロが起こるか分からないという状況なのに。
ちょっと感情的になってしまいましたが、最後に。
フライデーの今週号にこんな一文が。
彼が中学3年生の夏休みの頃、新学期のために水筒が欲しいと言ってきたことがあったんです。
妻が中古の水筒を用意したんですが、「何で中古なんだ!」と激昂された。
寝室に金づちと包丁まで持って入ってきました。
これはいかんと警察を呼び、大騒ぎになった。
あの時、彼には言葉では通じないと痛感しました。
それがきっかけで、彼は家を出た。
僕としても、一朗くんと暮らすのは限界でした。
小島一朗容疑者の父親の言葉です。
「一朗くん」
違和感を感じませんか?
先日、『万引き家族』でパルムドールを獲得した是枝裕和監督が、あるインタビューで「事件は社会が作る」とおっしゃってましたが、果たしてそうでしょうか?
私はそうは思いません。そういう場合も有り得るとは思いますが。
今日はちょっと個人的な記事になってしまいましたm(_ _)m