こんにちは。
みっちで――す♪
京都などで、舞妓さんや芸妓さんを見かけると、ついつい見入ってしまいませんか??
私は子供の頃に両親に旅行で連れて行ってもらって、舞妓さんか芸妓さんか分かりませんでしたが、路上で見かけて「わあ!綺麗!」と感激したことを覚えています。
そして、映画村で白粉(おしろい)をして着物を着させてもらって写真も撮りました。すごく嬉しかったですね^^
舞妓さんや芸妓さんと言えば、祇園。
その祇園甲部で売花賞というお座敷への指名が多い舞芸妓に贈られる賞を6年連続で一等賞を獲っているのが紗月(さつき)さんです。
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💓💗💖 …… このお写真…実は… お気に入りなんです🙈 #satsuki #kimono#geiko #京都きもの市場#紗月#kyoto #恋舞妓#着物#祇園 #myfavoritepic
- 1994年7月25日生まれ
- 大阪府出身
- 血液型:O型
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皆様! 嬉しく今年も迎えれました😁🎊お花やプレゼントや素敵なコメントやらほんまにおおきに🍉🍉 #紗月#愛され人#みんな大好き #おおきに#ありがとう #24歳#年女#戌年
めっちゃ可愛い!!綺麗!!
紗月さんが芸妓を目指すようになったのは、沖縄県出身で初めて芸妓になった女性を特集したドキュメンタリー番組を観たのがきっかけだそうです。
一見、華やかですけど、裏では相当な苦労をしているのを知り、その奥深さに惹かれました。
そして図書館中の祇園に関する本を読み漁り、またご両親にも読んでもらって、実際に母親と祇園を訪れて舞妓さんを見て、「もう、絶対なる!」と決意。
一週間後には置屋(舞妓さんが身を預ける場所)のおかみさんと面接したそうです。
そして中学卒業後にこの世界に飛び込みます。
【芸妓さんになるまで】
まず、10代半ばで置屋さんに入ります。
置屋さんのおかあさん(おかみさん)と面接をしたら、約1ヶ月お試しで住み込み生活をします。
※上が紗月さんのおかあさんです
この期間におかあさんに認められたら、中学卒業後「仕込みさん」として正式に置屋に入り、京ことば、礼儀作法、舞の稽古をします。
他にも掃除や先輩の芸舞妓が着たものの洗濯などをします。
仕込みさんとして約1年を終えると、舞妓デビューとなる「お店出し」。ここで初めて髪を結い、白塗りをしてお座敷に上がります。芸名も決まります。
紗月さんの場合は、舞のお師匠さんの助言の元で置屋のおかあさんが、先輩の紗矢佳さんの1文字を与えてもらったそうです。
この「1文字もらう」というのは実の姉妹よりも堅い絆を結ぶということを意味していて、杯(さかずき)も交わすそうですよ!
また、置屋のルールで携帯電話も20歳までは持てないそうです。
その後、数年舞妓としてお座敷に上がりながらも修行をして、だいたい20歳前後に芸妓となります。
芸妓になり数年経つと置屋を出て独立し、一人暮らしをすることになります。
こう書くと意外と簡単そうに芸妓になれると思われそうですが、実際は舞妓になって1週間以内に辞めていく女性も多いそうです。恋愛・ケータイ禁止、給料なし、休みも月に2日だけですから。
また、芸妓になって独立したら着物などの工面にもお金がかかりますから、独立する前に辞めていく方も。
紗月さんが働く祇園甲部では全盛期は100人の舞妓がいましたが今では30人。
こういう現状をなんとかしようと、紗月さんはインスタで情報発信したり、テレビや雑誌にも出ています。
テレビの企画でタイのプーケットでハーフマラソンに挑戦したりしています。
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雪女も可愛い^^
伝統文化は守っていきたいけど、敷居を高くはしたくない。正しい祇園の姿を発信することがうちにできること。
と紗月さんは語ります。
まだ、24歳と若いですけど素敵な女性ですね!