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地震が頻発している今こそ見直したい!家庭でできる防災チェックリスト2025

地震が頻発している今こそ見直したい!家庭でできる防災チェックリスト2025

はじめに:最近の地震、他人事じゃない

2025年に入ってから、日本各地で地震が頻発しています。

気象庁の観測によると、震度1以上の地震はすでに200回以上を記録。

5月下旬〜6月初旬にかけては、熊本・北海道・茨城・福島など、広い範囲で揺れが観測されました。

夜中に緊急地震速報のアラートで目が覚めたり、電車が一時運転見合わせになったりした経験を持つ方も多いのではないでしょうか?

SNSでも「震源はどこ?」「津波は?」と不安の声が広がっています。

 

災害は、いつ・どこで・どの程度起こるか予測できません。

だからこそ、事前の備えが“命を守る行動”につながります。

この記事では、2025年の今だからこそ改めてチェックしておきたい防災対策について、家庭でできることに絞ってまとめました。

第1章:最近の地震発生状況と傾向(2025年版)

発生日 地域 マグニチュード 最大震度
6月5日 熊本県天草灘 M3.3 震度1
6月5日 北海道釧路沖 M4.5 震度2
6月2日 茨城県北部 M4.0 震度3
5月31日 福島県沖 M5.2 震度4
5月28日 石川県能登地方 M4.3 震度3

※震源地の浅さや活断層との関係から、「小さな地震が続くことで大きな地震の前兆になるのでは?」といった専門家の見解も一部で報道されています。

第2章:「防災の3つの備え」とは?

  • 物の備え: 食料・水・トイレ・電源などライフライン代替手段
  • 行動の備え: 家族間の連絡方法、避難場所の確認
  • 心の備え: パニックを起こさないための心構え、高齢者・子どもへの説明

第3章:家庭でできる防災チェックリスト10項目

項目 チェック内容
✅ 1 家族で避難場所・避難経路を共有しているか?
✅ 2 連絡手段(伝言ダイヤル・LINE)を決めているか?
✅ 3 最低3日分の水・非常食を備蓄しているか?
✅ 4 懐中電灯・乾電池・ラジオを手の届く場所に置いているか?
✅ 5 家具の固定(L字金具、耐震マット)をしているか?
✅ 6 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っているか?
✅ 7 非常用トイレや消臭アイテムの用意があるか?
✅ 8 スマホのモバイルバッテリーを常に充電しているか?
✅ 9 大事な書類をひとまとめにしてあるか?
✅10 ペットの避難方法や餌・トイレの準備ができているか?

🔧補足:3ステップ防災

ステップ やること 所要時間
STEP 1 家族で避難所の場所を確認する 約5分
STEP 2 水・カップ麺を1つだけ買い足す ついで買いOK
STEP 3 スマホに「Yahoo!防災速報」を入れる 3分で完了

第4章:非常用グッズの準備リスト(必須&あると便利なもの)

■ 実体験から学ぶ「助かった備え」

2024年の能登地震で、在宅避難を選んだ家庭が多くありました。

その中でも「これは助かった」と話されていたのが以下の3つです

  • ガスボンベ式コンロ(温かい汁物が心の支えに)
  • USB充電式ランタン(夜間トイレにも持ち運び可能)
  • 防臭タイプの簡易トイレ(特に女性や子どもに)

在宅避難は自宅が安全な場合に有効ですが、ライフラインが止まる可能性もあるため、事前準備が鍵となります。

■ 必須の非常用グッズ(最低限そろえたい10品)

アイテム 理由・使い方
飲料水(1人1日3L×3日分) 脱水やトイレの流し用にも使用
非常食(缶詰・レトルト) 調理不要・5年保存のものが安心
モバイルバッテリー 情報収集・連絡手段の命綱
懐中電灯・ランタン 夜間の行動・停電時に必須
手回しラジオ 電池不要で最新情報が得られる
簡易トイレ(15回分以上) トイレ難民を防ぐ必需品
救急セット 絆創膏・包帯など応急処置用
ブランケット・防寒具 冬場や避難所生活で役立つ
現金(小銭含む) 通信障害時にカードが使えないことも
ウェットティッシュ・マスク 衛生管理に必要不可欠

第5章:防災アプリ・情報収集ツールまとめ

災害発生時に、もっとも必要なのは“正確で早い情報”です。

SNSも便利ですが、デマや古い情報も混じりやすいため、信頼性の高い防災アプリを導入しておくのは必須。

ここでは、編集部おすすめの5つの無料アプリをご紹介します。インストール後は通知設定を「オン」にしておきましょう。

アプリ名 特徴
Yahoo!防災速報 地震・津波・台風・豪雨・火山情報までカバー。地域を複数登録できる。
NHKニュース・防災 信頼性抜群のNHK発。映像配信もあり、高齢者にもわかりやすい。
特務機関NERV防災 デザイン性と即時性に優れた注目アプリ。地震速報が1秒早いことも。
ライフラインマップ 停電・断水・ガス停止などのインフラ情報を地図表示。自治体と連携。
防災ログノート(MyMemo) 家族の連絡先・服薬リスト・避難所マップなどを記録できるメモアプリ。

特にスマホのバッテリーが心配なときは、アプリのバックグラウンド通信をオフにするなど節電モードも活用を。

災害時の「情報格差」が命を分けることもあります。

第6章:子ども・高齢者・ペットがいる家庭の対策

■ 子どもがいる家庭

  • 避難袋にぬいぐるみやおやつを入れておくと、安心感が生まれる
  • ミルク・おむつ・離乳食は1週間分を目安に備蓄
  • 避難所で迷子にならないよう「保護者情報カード」を首から下げる

■ 高齢者がいる家庭

  • 普段飲んでいる薬の名前・量・服用時間をまとめておく
  • 杖・補聴器・義歯などの予備も一緒にまとめる
  • 避難所までの移動が難しい場合は、福祉避難所や事前避難を検討

■ ペットと暮らす家庭

  • フード・水・トイレ砂・ペットシーツを7日分備蓄
  • 同行避難が可能な避難所を事前に調べておく
  • 避難袋にはキャリーケースとリードも忘れずに

災害時は“いつも通りの生活ができない”ことが当たり前になります。

だからこそ、弱者や動物の視点で「備え」を見直すことがとても大切です。

第7章:被災者の声に学ぶ“備えのリアル”

■ 石川県・30代女性(在宅避難)

家が倒壊しなかったので在宅避難を選びましたが、水も電気も止まり、想像以上に大変でした。

冷たい床で眠ることになり、毛布とランタンのありがたみを痛感。

家族3人で1週間を乗り切るには、水とトイレ用品が一番大事でした。

非常食は買っていたのに、缶切りを忘れていて開けられなかったことも…。

缶切りの必要がない「プルトップ式缶詰」をおすすめします。

■ 宮城県・60代男性(避難所生活)

震災直後、妻と2人で避難所に移動しました。

暖房も毛布も足りず、寒さが本当に辛かったです。

また、周囲の物音で眠れず耳栓があればと思いました。

おにぎりは配給されましたが、胃が弱くて非常食のレトルトお粥がありがたかったです。

高齢者には「食べ慣れた非常食」「耳栓」「使い捨てカイロ」が心の支えになります。

第8章:在宅避難 vs 避難所避難、どう決める?

災害発生後、「避難所に行くべきか? 自宅で待機すべきか?」という判断は、命に関わる重大な選択です。

■ 在宅避難のメリット

  • プライバシーが守られ、ペットと一緒に過ごせる
  • 食料や水を管理しやすい
  • トイレ・寝具なども自分仕様

■ 避難所避難のメリット

  • 電源や毛布の支援、情報が集まりやすい
  • 医療や介護支援が届きやすい
  • 余震や火災など“二次災害”への対応が早い

■ 判断フローチャート

自宅が安全かつ生活可能か?
→ Yes → 在宅避難OK
→ No → 避難所へ

特に「電気+水道+トイレ」の3つが同時にダウンすると、在宅避難は厳しくなります。

どちらにするかは“事前の想定”がカギになります。

第9章:今日からできる「ながら防災」7選

「防災グッズを買う時間がない」「忙しくて後回しになる」――そんな人でも大丈夫。防災は、特別なことをするのではなく、日常に組み込めばいいのです。

  • 日用品を1個多く買っておく ローリングストック法で備蓄OK
  • 災害ニュースを見たら 防災袋やバッテリー残量をチェックする癖を
  • Googleマップの「避難所」保存 家族のスマホにもマークしておく
  • 休日の家族会議 避難所まで歩く&連絡先リストを共有
  • 懐中電灯の動作確認 月に1度はつくか確認&電池交換
  • 防災訓練に子どもと参加 地域イベントとして楽しむ視点で
  • マイタイムライン作成 自宅のハザードマップと照らし合わせて行動計画を作成

「ながら防災」は、習慣にしてしまえばこっちのもの。

毎月1日は「備えの日」と決めて、スマホの通知に登録しておくのもおすすめです。

第10章:防災Q&A よくある7つの疑問

Q1:非常食はどれくらいあればいいの?
A:最低3日分、できれば7日分。1日2000kcal目安で計算を。

Q2:トイレ問題って本当に困るの?
A:断水中は深刻です。1日あたり1人5回前後を想定して簡易トイレを準備。

Q3:懐中電灯とランタン、どっちが必要?
A:両方。移動用に懐中電灯、部屋照明用にランタンがベスト。

Q4:カセットコンロは何本ボンベが必要?
A:1日2本×家族人数で、3日なら6本以上が目安。

Q5:ペットの避難はどこに確認すれば?
A:自治体のHPに「同行避難対応避難所」情報がある場合が多いです。

Q6:電源がないとアプリも意味ないのでは?
A:モバイルバッテリー(10000mAh以上)やソーラー充電器で対策を。

Q7:災害時、まずやることは?
A:①自分の安全確認 ②家族・周囲の安否確認 ③火元の確認 ④情報収集

第11章:【無料DL】家庭用チェックリストで“見える備え”を

記事内のチェックリストや非常用グッズの一覧は、印刷できるページとして無料で配布しています。

下記リンクからチェックシートを確認しコピーして自宅の冷蔵庫や玄関などに貼っておくと、いざというときにも役立ちます。

▶ チェックリストを確認
※ご家庭で使いやすいチェック形式にまとめています。

第12章:今週末にやる「防災TODOリスト」

タスク 所要時間 補足
非常食を3食分そろえる 30分(買い物) レトルト+カップ麺+菓子類でOK
避難所マップを印刷 10分 自治体HPまたはGoogleマップ活用
防災アプリを家族で共有 15分 「Yahoo!防災速報」が入門向け
スマホのバッテリー確認 2分 モバイルバッテリーの充電も忘れずに
非常袋をチェック・メモ更新 20分 期限切れの食品・薬がないか確認

「すぐできる小さな行動」が未来の安心につながります。週末に家族で取り組めば、防災意識も自然に高まります。

まとめ:備えは「未来の安心」につながる

「地震なんていつも来てるし、大したことない」と思ってしまうのが、人間の習性。でも本当に備えが必要なのは、“その油断”が起こしたときかもしれません。

水を1本多く買う、カップ麺を少し多めに買う、懐中電灯のスイッチを押してみる…。

そんな小さな行動の積み重ねが、いざというときにあなたと家族を守ります。

ぜひ今日から、「あなたなりの防災」を始めてみてください。

 

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