靴が乾かない！？“濡れた靴の乾かし方・便利グッズ・対策”完全ガイド【2025年梅雨対策】

この記事の目次です

1 靴が乾かない！“濡れた靴”を早く乾かす方法＆便利グッズ7選【2025年梅雨対策】
2 まとめ
- 2.1 関連リンク
- 2.2 こちらもどうぞ

靴が乾かない！“濡れた靴”を早く乾かす方法＆便利グッズ7選【2025年梅雨対策】

はじめに

梅雨やゲリラ豪雨が続く季節、外出中に靴がびしょ濡れになってしまった経験、誰しもあるのではないでしょうか？

帰宅後に靴を干してもなかなか乾かず、次の日も湿ったまま……

そんな「靴が乾かない問題」は、放置するとニオイやカビ、素材の劣化にもつながるやっかいなトラブルです。

この記事では、濡れた靴を短時間で効率よく乾かす方法や、自宅でも使える便利グッズを紹介します。

梅雨の時期を快適に乗り切るために、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ濡れた靴はすぐ乾かすべき？

雑菌の繁殖が早い！臭いの元になる

靴の中は暗く湿った空間。そこに汗や雨水が染み込むと、雑菌が一気に繁殖してしまいます。

この雑菌が悪臭の元になり、乾いた後もイヤなニオイが残る原因に。

素材によっては型崩れや変色も

特に革靴やスエード素材は水分に弱く、濡れたまま放置すると型崩れや色ムラが発生しやすくなります。

乾燥中のケアが仕上がりを大きく左右します。

梅雨〜夏の湿気は乾きづらく危険

梅雨時は気温が高くても湿度が80〜90％に達する日も多く、自然乾燥では時間がかかりすぎることも。

短時間での乾燥が重要です。

濡れた靴を早く乾かす！効果的な方法5つ

① 新聞紙を詰めて吸水 → こまめに交換

手軽で効果的な方法が新聞紙を丸めて靴の中に詰めるやり方。

30〜60分ごとに交換すると、しっかり水分を吸収してくれます。

特に一晩放置するだけでは乾ききらないことが多いため、1〜2時間ごとの交換が理想です。

② 送風機 or ドライヤーの冷風を活用

ドライヤーの温風を当てるのはNG。素材を傷めるリスクがあります。

代わりに冷風モードで、靴の中に風を送り込むと効率的です。

靴の口を広げて風の通り道をつくるとより効果的です。

③ シューズ専用乾燥機を使う（電気式）

靴の中に差し込むタイプの乾燥機は、温度調整やタイマー機能もついていて便利。

家族全員分の靴を乾かす場合にも活躍します。

モデルによってはUV殺菌機能が搭載されたものもあり、衛生面のケアにも◎。

④ 中敷きと靴紐は外して別々に乾かす

濡れた部分を細かく分解することで乾きやすさが段違いにアップ。

中敷きや靴紐も一緒に干すことを忘れずに。

特に中敷きは厚みがあり、水分がこもりやすいので注意しましょう。

⑤ 洗濯ネット＋脱水機にかける裏ワザ（布靴限定）

布製スニーカーなら、タオルで包んで洗濯ネットに入れ、洗濯機の脱水モードで1分ほど回すと水分がかなり飛ばせます。

完全に乾くわけではないので、その後は風通しの良い場所で陰干しが必要です。

子どもの上履き・運動靴の乾かし方

子ども用の上履きや運動靴は、布素材が多いため濡れやすく乾きにくいのが特徴です。

特に毎日のように使う学校用の靴は、早く清潔に乾かすことが大切です。

洗濯ネット＋脱水機
布靴ならタオルでくるんで脱水1分。形が崩れないように注意。
シューズ用ハンガーを使用
風通しのよい場所で逆さに吊るすことで、乾燥効率アップ。
シリカゲル乾燥剤をセット
靴の中に入れて一晩置くだけでもかなりの吸湿効果。
新聞紙との併用
乾燥剤と新聞紙を組み合わせて使うと吸水スピードが早まります。

忙しい朝に靴が濡れている！という事態を防ぐためにも、夜のうちに対策しておくのが理想です。

職場・学校でできる応急処置アイデア

突然の雨や水たまりで靴が濡れたとき、出先でもできる簡単な応急処置を紹介します。

トイレットペーパーや紙ナプキンを詰める：靴の中に丸めて入れ、水分を吸収。
ビニール袋＋靴下の重ね履き：応急防水用。足が濡れるのを最小限に。
ドライヤーを借りる（可能なら）：弱冷風で靴の内側を乾燥させる。
靴下を替えるだけでも快適度UP：替えの靴下を持ち歩くのも有効です。

ビルや学校のトイレ、ロッカー室などでこっそり対処できるので覚えておくと便利です。

洗濯しても臭う靴への対処法【重曹・酢・酸素系漂白剤】

洗ったのにまだ臭う……そんな頑固なニオイには、以下の方法が効果的です。

いずれも素材との相性や使用後のケアに注意しながら実践してみましょう。

重曹を振りかけて一晩置く

靴の中にまんべんなく重曹をふりかけ、6〜8時間ほど放置します。

重曹は湿気と臭いを吸収してくれるため、自然な乾燥と消臭効果が期待できます。

翌朝、重曹はしっかり払い落とし、必要なら掃除機などで吸い取りましょう。

お酢水に15分浸す（お酢：1 に対して水：3／例：お酢100mlなら水300ml）

スプレーボトルで靴の中を満遍なく湿らせるか、靴全体を浸けるのも可。

お酢に含まれる酢酸が雑菌の繁殖を抑える作用があり、臭いの原因菌に効果的です。

浸けたあとは必ず水ですすいで、お酢のニオイを残さないようにしましょう。

酸素系漂白剤でつけ置き洗い（布靴限定）

スニーカーや上履きなどの布靴に向いています。

ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分〜1時間ほど浸け置きします。

黄ばみや臭いの元をしっかり分解してくれるため、かなり頑固な汚れやニオイにも対応可能。

その後は水でよくすすぎ、風通しの良い場所で陰干しします。

靴を乾かす時に注意したいNG行動

ドライヤーの熱風を至近距離で当てる → 革靴・合成皮革の劣化の原因に
直射日光に長時間さらす → 色落ち・変形の恐れあり
濡れたまま玄関に放置 → 湿気がこもり、カビや悪臭が発生しやすくなる
片足だけ乾燥しないまま履く → バランスが崩れ、足への負担にもつながる
急激に乾かそうと電子レンジに入れる → 火災・爆発の危険性あり（絶対NG）

外出時に備えておきたい！雨対策アイテム3選

靴用レインカバー
突然の雨でも靴全体をガード。コンパクトに折りたためて持ち運びやすい。アウトドアイベントや通勤にも活躍。
あ
撥水スプレー
事前に使えば水滴を弾いて靴を守る。防汚効果のあるタイプもおすすめ。スエード用、革靴用など素材に応じて選びましょう。
あ
替えの靴・靴下セット
職場や学校に常備しておけば安心。濡れたら履き替えて快適に過ごせます。コンパクト収納タイプならバッグに常備も可能。

Q&Aで解決！靴の乾燥にまつわる素朴な疑問

Q. ドライヤーは本当にNG？使い方の工夫はある？

A. 熱風を近距離で当てるのはNGですが、靴から20〜30cmほど離して“冷風”モードで使用すれば乾燥をサポートできます。

革や合皮の場合は、熱による変形・劣化のリスクがあるため特に注意しましょう。

Q. 一晩で完全に乾かすベストな方法は？

A. 靴用乾燥機＋新聞紙の組み合わせが最速です。

乾燥機がない場合は、新聞紙をこまめに交換＋扇風機＋靴紐や中敷きの分解も併用しましょう。

Q. 革靴やブーツも同じ方法でいいの？

A. 革靴は自然乾燥が基本で、風通しの良い日陰に置くのがベスト。

シューキーパーを入れて型崩れを防ぎ、乾燥後は保湿クリームでケアを。

素材別！靴の乾かし方と注意点まとめ

布製（スニーカー・上履きなど）

洗濯可能で乾かしやすい素材。

脱水＋新聞紙＋風通しの良い場所での陰干しが効果的。

革靴（天然皮革）

水濡れは厳禁。

濡れてしまった場合はすぐに水分を拭き取り、シューキーパーを入れて陰干し。

革専用の保湿クリームでアフターケアも忘れずに。

合皮・人工皮革

乾きやすいが熱に弱いので、ドライヤーの熱風や直射日光はNG。

基本は自然乾燥でOK。

スエード

ブラッシングや専用スプレーが必要。

濡れたら柔らかい布で水分を吸い取り、陰干し＋保湿ケア。

長靴・レインブーツ

逆さにして干すのが基本。内部に新聞紙や乾燥剤を入れ、吊るせる専用ハンガーがあると便利。

濡らさない！事前の靴対策ガイド

防水スプレーの活用法

靴を履く前日に全体に吹きかけておくと、水をはじきやすくなります。

布・革・スエード用など素材ごとに適した製品を使い分けましょう。

雨の日コーデの工夫

革靴や白スニーカーなど水に弱い靴は避け、撥水加工のあるシューズや長靴を選ぶのがおすすめ。

足元に暗い色を取り入れることで、泥はねや濡れも目立ちにくくなります。

常備しておきたい雨対策セット

レインカバー、替えの靴下、防水ポーチ、ミニタオル、防水スプレーなどをバッグに入れておけば突然の雨でも安心です。

ちょっとした工夫で差が出る！+αテクニック集

ここまで紹介した方法に加えて、さらに快適に靴を乾かすための“+αテクニック”をいくつか紹介します。

靴の中に割り箸を入れて隙間を作る
風の通り道を確保することで、自然乾燥がより早くなります。
あ
新聞紙＋重曹を組み合わせる
吸水と同時に消臭もできて一石二鳥。特に運動靴に効果的。
あ
風通しの良い高所に吊るす
地面より高い場所の方が空気が乾いているので、乾きが早まります。
あ
扇風機を靴の下からあてる
下からの風は湿気を押し上げてくれるため、全体を効率よく乾かせます。

梅雨の季節こそ、こうした小さな工夫が快適な足元づくりのカギになります。

まとめ

雨に濡れた靴をそのままにしておくのは、見た目だけでなく健康面や衛生面でも悪影響があります。

新聞紙や冷風乾燥といった簡単な方法から、専用グッズの活用まで、対策は意外と多く存在します。

靴の素材や使用頻度に合わせてベストな乾かし方を選び、ジメジメした季節でも快適に過ごせる足元環境を整えましょう。

今日から実践できる内容ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください！