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実は“寿司の日”は年に3回ある!?
「寿司の日」といえば、もっとも有名なのは11月1日。
これは、全日本寿司商環境衛生同業組合連合会が1988年(昭和63年)に制定したもので、新米の時期に寿司を楽しんでほしいという願いが込められています。
ところが、実は「寿司の日」と呼ばれている日はもう2つ存在します。
日付 | 由来・意味 | 備考 |
---|---|---|
6月18日 | 語呂合わせ(6=酢、18=米)で“酢+米=寿司”の日とされる | 業界団体の正式制定ではないが、SNSやスーパーの販促で普及 |
5月26日 | 回転寿司チェーン「スシロー」の独自プロモーション | 家庭で楽しむ“おうち寿司レシピ”を紹介した記事はこちら |
このように、「寿司の日」は由来や制定団体によって複数存在します。
どれも“お寿司を楽しむきっかけ”としてはぴったりの日。
お店で味わうのも、自宅で手作りするのも、楽しみ方は自由です!
はじめに
6月18日はあまり知られていませんが、実は「寿司の日」のひとつ。5月26日のスシロー発「寿司の日」に続き、この日は“酢(6)と米(18)”の語呂合わせから来ており、SNSやスーパーでもじわじわと浸透しています。
今回は、そんな6月18日をきっかけに、家族みんなで楽しめる「おうち寿司レシピ」を5つご紹介します。
気軽に作れてちょっと特別感のあるメニューで、記念日を楽しんでみませんか?
6/18にぴったり!おうち寿司レシピ5選
① 手巻き寿司セット|定番&みんなで楽しめる
手巻き寿司は、おうち寿司の定番スタイル。
ごはんと海苔、好きな具材を準備すれば、あとは自由に巻くだけなので子どもから大人まで楽しめます。
刺身、ツナマヨ、きゅうり、卵焼きなどを彩りよく並べるだけでパーティー感も◎。
自分の“推しネタ”を主役にできるのが最大の魅力です。
② サーモンとアボカドの洋風ちらし寿司
洋風アレンジが楽しいちらし寿司。酢飯に白ごまを混ぜて、上にサーモン、アボカド、クリームチーズをトッピング。
お好みでディルやバジルをのせれば、まるでカフェごはんのような仕上がりに。
ガラスの器に盛り付けると、見た目も涼やかで初夏にぴったりです。
③ 市販の刺身で握り寿司風プレート
「握り寿司は難しそう」と思われがちですが、市販の刺身と酢飯を使えば意外と簡単。
ごはんを小さめに握り、刺身をのせてわさびや大葉をアクセントにすれば、それっぽく仕上がります。
盛り付けを工夫すれば、おもてなしにも使える華やかさに。
④ スイーツ風・フルーツ寿司
すし飯の代わりにほんのり甘いミルクライスを使い、フルーツをネタにした“デザート寿司”。
いちご・キウイ・ブルーベリーなどカラフルな果物で仕上げれば、お子さんも大喜びしてくれるでしょう。
シャリ部分を桜でんぶや黒ゴマで色付けしてもかわいい!
⑤ アレンジいなり寿司|具だくさん&彩りアップ
油揚げに詰めるだけで完成するいなり寿司も、ひと工夫でごちそうに。
酢飯に刻んだ枝豆・にんじん・ツナ・ごまを混ぜて、カラフルで栄養バランスの良い一品に。
トッピングにうずらの卵や桜エビを添えると、見た目にも季節感が出ます。
寿司の日をもっと楽しむ3つのアイデア
和食器やランチョンマットで雰囲気UP
寿司桶や和風の小鉢、竹のランチョンマットなどを使えば、おうちにいながら本格的な雰囲気を楽しめます。
「今日は寿司の日」POPを飾ってイベント感
子どもが楽しめるように手書きPOPやのぼり風の装飾をして“今日は特別な日”を演出。
SNSに「#寿司の日」で投稿して拡散
実際におうち寿司を作った写真や家族の楽しそうな様子を、#寿司の日 や #おうち寿司 でシェア。
気軽に参加できる「おうちイベント」として話題化も期待できます。
寿司ネタ別・家庭で人気のランキング
- サーモン:脂がのっていて子どもにも大人気
- マグロ:赤身派に根強い支持。コスパも◎
- エビ:ゆでエビ・甘エビどちらも人気
- たまご:甘めの味で子どもウケ抜群
- アボカド:ヘルシー系&洋風アレンジに最適
お店と違って家庭では、コストや手間、子ども向けの工夫が人気の決め手。ランキングを参考にネタ選びしてみましょう!
寿司に合う!簡単サイドメニュー&汁物
- あおさの味噌汁:磯の香りが寿司と好相性
- 茶碗蒸し:市販品でも一品加えると満足感アップ
- きゅうりとわかめの酢の物:さっぱり感で口直しに
- 枝豆:手軽で食卓が明るくなる一品
ワンプレートに添えたり、小鉢で出したりするだけで“ごちそう感”が倍増します。
寿司の日Q&A|よくある疑問に答えます
Q. 6月18日って誰が決めたの?
A. 正式な制定団体はありませんが、「6=酢」「18=米」で寿司の日とする語呂合わせがSNSや業界で広まったとされています。
Q. お店で買った寿司でもOK?
A. もちろんOK!少し盛り付けや器にこだわるだけで“おうち寿司イベント”として十分楽しめます。
Q. ネタが余ったらどうすればいい?
A. 翌日に海鮮丼にしたり、アボカドと和えてユッケ風にしたり。
酢飯を使ってサラダ寿司にしても美味しいですよ。
寿司の歴史と文化的背景
日本の国民食とも言われる寿司には、実は長い歴史があります。
もともとは東南アジア発祥の「発酵保存食」である“なれずし”が原型とされ、日本では平安時代にその存在が確認されています。
江戸時代に入ると、握り寿司(江戸前寿司)が誕生し、忙しい江戸の町人の間で人気を集めました。
現在の寿司のスタイルはこの時代に確立されたといわれています。
また、地域によってもさまざまな寿司文化が根付いており、大阪の「箱寿司」や、関西の「ばら寿司」、地方の祭りに出される「押し寿司」など、バリエーション豊富。
寿司は単なるグルメではなく、日本の風土・文化・季節行事と深く結びついている食文化なのです。
子どもと楽しむ!初めての寿司作りアドバイス
おうち寿司は、子どもと一緒に作ることで“食育”としても大きな価値があります。
ただし、包丁や生魚の扱いなど、安全面には注意が必要です。
小さなお子さんと楽しむ場合は、ツナマヨ・卵焼き・カニカマ・きゅうりなど火を通した具材を使った「手巻き寿司」や「いなり寿司」がおすすめです。
また、型抜きでごはんを押し寿司風にしたり、顔のパーツをのせて「キャラ寿司」にしてみたりと、見た目でも楽しませてあげましょう。
“自分で作った寿司”という達成感が、食への関心や好き嫌い克服にもつながります。
家庭でできる創意工夫を取り入れて、思い出に残る寿司体験にしてあげてください。
回らない寿司屋さんでの基本マナー
おうち寿司で寿司に親しんだら、いつか“回らないお寿司屋さん”にも挑戦したいもの。
敷居が高く感じるかもしれませんが、基本的なマナーを押さえれば、誰でも楽しめます。
- 注文の順番に気を配る
味の薄いネタ(白身魚)→味の濃いネタ(中トロ・ウニ)という順番が一般的。 - 醤油のつけ方
シャリではなくネタ側につけるのが基本。軍艦巻きにはガリを使って少量のせるとスマート。 - 箸・手どちらでもOK
清潔な手であれば手づかみもOK。おしぼりで手を拭いてからがマナー。 - 会話・礼儀も大切
「おまかせ」などで板前さんとの会話を楽しむのも醍醐味。感謝の一言を忘れずに。
お寿司屋さんのマナーを少し知っておくだけで、自信を持って楽しめるようになります。
SNSでも「おうち寿司」を楽しむ投稿が増えています
「#寿司の日」では主に11月1日の投稿が圧倒的に多いですが、最近では「おうち寿司」というキーワードで家族やカップルが自宅で寿司を楽しむ様子をシェアする投稿も見られます。
おうちでやる手巻き寿司パーティーすき pic.twitter.com/YfqKFCuOQc
— こはね (@nanaren_coha) June 14, 2025
おうちに 鬼滅の刃 超ニギニギ おうちで回転寿し 無限列車編 があるので、スリコで買ったシャリメーカー使って刺身買っておうちでお寿司握って回転寿司したよ🍣🍵たまごがんばった pic.twitter.com/tGxpaArGTz
— うきうきステップ (@UKIUKI_step) May 18, 2025
家族でおうち寿司パ🍣✨️✨️
今回はマグロ、イサキ、鯵🐟 pic.twitter.com/ntJmE8i0Dw— もわもわ (@mowamowa48) June 3, 2025
おうちご飯 🐠🩵
ばらちらし寿司。大好きなもの尽くしな日♡ pic.twitter.com/tv3pvkjhBg— れぴら (@Lalumiere__s2) April 26, 2025
みなさん楽しんでらっしゃいますね^^
ぜひあなたも「おうち寿司」を楽しんだら、SNSで共有してみてはいかがでしょうか?
こんな時にも“おうち寿司”がおすすめ!
6月18日の寿司の日に限らず、“おうち寿司”はさまざまなシーンで活躍します。
たとえば、子どもの誕生日や進級祝い、敬老の日、母の日・父の日のごちそうにもぴったり。
火を使わずに作れる手巻き寿司や、準備が楽なちらし寿司は、親子での休日ランチや、友人とのホームパーティーにも好相性です。
ネタや具材の組み合わせを変えるだけで、季節感を出すこともできます。
夏はきゅうりや大葉、秋はきのこやサンマ、冬はカニやあん肝など、旬の食材を活かしたアレンジも楽しみのひとつです。
まとめ
6月18日の「寿司の日」は、家庭でも十分楽しめます。手作りにこだわらなくても、買ってきた刺身や寿司パックを少しアレンジするだけで特別な食卓に早変わり。
また、今回紹介したような「寿司に合うサイドメニュー」や「イベント感を出す工夫」を取り入れることで、より楽しく思い出に残るひとときになります。
11月1日以外にも「寿司の日」とされる日は複数あり、6月18日は“酢と米”の語呂合わせから生まれたユニークな記念日です。
記念日をきっかけに、日々の食卓にほんの少しの特別感をプラスしてみましょう。
年に何度もある“寿司の日”をきっかけに、家族で食卓を囲む時間を大切にしてみてください。
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