新種の猫「ジェネッタ」が東京の猫カフェに登場!とっても可愛いんですが・・・

こんにちは。

みっちで――す 😛

 

ジェネッタという新種の猫さんご存知ですか??

可愛いですよね^^

 

最近、人気の

マンチカン

マンチカンとこの

ベンガル

ベンガルを掛け合わせたそうです。

 

足が短いマンチカンの可愛らしさと、ベンガルの野生っぽい斑点模様を同居させるのが目的で、2006年にTICAにエクスペリメンタルブリードと呼ばれる実験種として認められたばかりです。

 

アフリカンジェネット

このアフリカンジェネットに似せたかったそうです。

 

はい、可愛い!!

 

性格は温厚、社交的で、遊ぶのも大好きだそうです。

日本ではマンチカンもベンガルも人気があるので、今はまだ希少種ですけど、ジェネッタもそのうちブームになるんじゃないでしょうか?

 

 

 

と、ここまでは前置きで。

マンチカンとベンガルを交配させても、マンチカンのような短足が生まれるのは20%ほどだそうです。

その他はベンガルと見分けがつかないほどです。

 

もともと、マンチカンの短足は奇形です。

マンチカンが短足なのは、骨軟骨形成異常という遺伝的疾患のためであるとも言われています。

ですから、短足同士の交配は禁止されています。

それは生まれた短足の子猫の突然死の割合が非常に高いためです。

 

猫の登録団体によって見解の相違はありますが、マンチカンは椎間板ヘルニアや変形性関節症になりやすいとも言われています。

足が短いため腰に負担が掛かりやすいということと、骨軟骨形成異常のためです。

 

ですが、しっかりとした交配で生まれたマンチカンは基本的には健康だという意見もあります。

ブームに乗っかって、悪質なブリーダーが危険な交配をさせたため、体の弱いマンチカンが増えてしまい、そういう印象を持たれるようになったと。

 

話しは変わってスコティッシュフォールド。

スコティッシュフォールド

1961年にスコットランドの農家に生まれた一匹の白雌猫、スージーから始まりました。

スージーは耳が折れたまま成長し、複数の子猫を産みます。

その中にも、耳が折れた子猫がいました。

特有の折れ耳が遺伝形質と確認され、「折れ耳猫」の計画的な繁殖の歴史が始まり、1994年に「スコティッシュフォールド」の名称を受けて一猫種として公認を獲得することになりました。

 

このスコティッシュフォールドの場合も折れ耳同士の交配は骨格に特有の障害:骨瘤(遺伝性骨形成異常症)を持つことがあります。

足や尾の骨や軟骨の形成異常により、骨が変形したり、軟骨が増殖しコブのようなものができたりしてしまいます。

もともとがマンチカンと同じように奇形ですし、遺伝子の異常なんですよね。

健康なスコティッシュフォールドを生むためには、真っ直ぐな耳を持った猫と交配させなければなりません。

 

ペットショップなどでは、耳折れと立ち耳では値段が違いますよね。

 

また、先ほどジェネッタが短足で生まれてくる割合は20%ほどと書きましたが、実はその片親であるマンチカンも短足で生まれてくる確率は20%ほどなんです。

ほとんどのマンチカンは短足じゃないんです。

 

マンチカンやジェネッタ、スコティッシュフォールドなど、人間が好む見た目を追求した猫のことをデザイナーズキャットと揶揄して呼ぶことがあります。

これって人間のエゴじゃないですか??

思った通りに生まれてくれなかった子たちはどうなってしまうんでしょう。

 

私は保護猫カフェには行きますけど、営利目的の猫カフェには行きません。

また、ペットショップへ行くと、可愛い猫たちを見ても可哀想に思えてしまいます。売れ残ったらどうなるか分かっているので。

猫たちにはなんの罪もないんですけどね。

 

競馬の場合、競走馬は経済動物なので、競馬が無かったら存在しないんです。

ですから、大きな故障をしたら予後不良といって安楽死させられ、可哀想だとは思っても、それはしょうがないことだと受け止められます。

昔、付き合っていた男性が競馬が好きで、何度か連れて行ってもらったんですけど、サラブレッドって本当に美しいです。大好きになりました。馬券は買いませんけどね。

 

競走馬と違って猫は愛玩動物ですから、人間が都合よく交配させたりするのは嫌ですし、命の売買をしているってことにも抵抗があります。

飼ってみれば分かると思いますけど、種類に関係なくどんな猫も可愛いです。

ブームなんかに乗る必要もありません。

「猫を飼いたい」という方は是非里親さんになってください。

 

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